1. インターン日程が被ってしまった…どうすればいい?
    1. なぜ日程が被るのか?最新の就活事情
    2. まずは落ち着いて状況整理!対応の優先順位
    3. 日程変更を依頼する際のマナーと心構え
  2. 日程変更・調整を依頼するメールの基本構成
    1. 相手に「伝わる」件名の作り方
    2. 丁寧な言葉遣いと自己紹介の重要性
    3. 理由の伝え方と代替日程の提示ポイント
  3. 【例文】インターン日程変更・調整依頼メール
    1. 基本フォーマットと構成例
    2. 実際のメール例文(汎用版)
    3. シーン別!調整依頼メールの応用例
  4. 日程変更の返信が来ない時の対処法
    1. 返信が遅れる理由と待つべき期間
    2. リマインドメールを送るタイミングと注意点
    3. 【例文】リマインドメール
  5. 満席の場合の問い合わせメールの書き方
    1. 満席でも諦めない!追加募集やキャンセル待ちの可能性
    2. 問い合わせメールで伝えるべきこと
    3. 【例文】満席時の問い合わせメール
  6. まとめ
  7. よくある質問
    1. Q: インターンシップの日程が被った場合、どのように対応するのがベストですか?
    2. Q: インターンシップ日程変更のメールで、相手に失礼にならないようにするにはどうすれば良いですか?
    3. Q: インターンシップ日程変更のメールを送ったのですが、返信がきません。どうすれば良いですか?
    4. Q: 希望するインターンシップが満席の場合でも、参加できる可能性はありますか?
    5. Q: インターンシップの日程調整について、相手から「日程調整します」という返信が来ましたが、具体的な日程がまだ決まっていません。どのように返信すれば良いですか?

インターン日程が被ってしまった…どうすればいい?

なぜ日程が被るのか?最新の就活事情

近年、インターンシップは就職活動において非常に重要な位置づけとなっています。多くの学生が複数の企業のインターンシップに応募し、参加することが当たり前になっているため、日程の重複は決して珍しいことではありません。

実際に、2026年卒を対象とした調査では、サマーインターンへの応募社数は「1〜5社」が39%、「6〜10社」が35%、「11〜15社」が18%と、実に多くの学生が複数社に応募していることが明らかになっています。さらに、夏期インターンシップ参加者の91.3%が2社以上に参加しており、「複数社参加が主流」という現状が浮き彫りになっています。

また、インターンシップ等への参加経験がある学生のうち、「複数回参加」と回答した割合は62.9%に上るなど、学生側が積極的に多くの機会を求めていることが伺えます。このような背景から、志望度の高い企業であっても日程が被ってしまうことは避けられないケースが多く、いかに賢く調整するかが問われます。

日程重複は、あなたが就職活動に意欲的に取り組んでいる証拠でもあります。 ですから、慌てることなく、冷静に対処することが何よりも大切です。

まずは落ち着いて状況整理!対応の優先順位

インターンシップの日程が重複していることが判明したら、まずは落ち着いて以下の点を整理し、対応の優先順位をつけましょう。

  1. 参加したい意欲の表明: どちらのインターンシップに、より強く参加したいのか、その意欲を明確にすることが最優先です。自身のキャリアプランや志望度を考慮して決定しましょう。
  2. 早期連絡: 日程調整を依頼する場合、分かった時点でできるだけ早く企業に連絡することがマナーです。これにより、企業側も代替日程の検討や他の学生への対応をしやすくなります。遅れれば遅れるほど、調整が難しくなる可能性があります。
  3. 理由の簡潔な説明: 日程変更を希望する理由を簡潔かつ正直に伝えることが大切です。ただし、他社のインターンと重複した場合は、伝え方を工夫する必要があります。後述する例文を参考にしてください。
  4. 代替日程の提示: 可能であれば、自身が参加可能な代替日程をいくつか提示すると、企業側も調整しやすくなります。この際、具体的な候補日を複数用意しておくとスムーズです。

これらのステップを踏むことで、企業側もあなたの状況を理解しやすくなり、建設的な調整が進む可能性が高まります。くれぐれも、黙って放置したり、直前になって連絡したりすることだけは避けましょう。

日程変更を依頼する際のマナーと心構え

企業への日程変更依頼は、あなたのビジネスパーソンとしての第一歩を示す機会でもあります。失礼のないように、以下のマナーと心構えを持って臨みましょう。

  • 丁寧な言葉遣いを心がける: どんなに急いでいても、敬語を正しく使い、丁寧な言葉遣いを徹底してください。「恐縮ですが」「誠に申し訳ございませんが」といったクッション言葉も効果的です。
  • 感謝の気持ちを伝える: インターンシップの機会を提供してくれたことへの感謝の気持ちを冒頭で必ず伝えましょう。日程調整をお願いする立場であるため、より一層の配慮が必要です。
  • 相手の立場を理解する: 企業側も多くの学生の対応やプログラムの準備に時間と労力を割いています。日程変更は企業に手間をかける行為であることを理解し、配慮する姿勢を示しましょう。
  • 正直かつ簡潔に: 嘘をつくことは避け、事実を簡潔に伝えます。ただし、「他社のインターンと重複した」という直接的な表現を避けたい場合は、「他社の選考日程と重なってしまい」といった表現を使うなど、伝え方を工夫しましょう。参加への意欲をしっかりと伝えることも重要です。

多くの企業では、インターンシップの日程調整による選考への直接的な影響はないと考えて良いでしょう。むしろ、やむを得ない事情を理解し、柔軟に対応してくれる企業であれば、入社後も良好な関係を築ける可能性があります。誠実な対応が、企業からの信頼を得る第一歩となります。

日程変更・調整を依頼するメールの基本構成

相手に「伝わる」件名の作り方

企業に送るメールにおいて、件名は非常に重要です。受信者は毎日多くのメールを受け取っているため、一目で内容がわかり、かつ緊急性や重要性が伝わる件名にすることが必須となります。

件名に入れるべき要素は以下の通りです。

  1. 用件: 「日程変更のお願い」「日程調整のお願い」など、メールの目的を明確にします。
  2. 日付やイベント名: どのインターンシップについてか特定できるように、「〇月〇日のインターンシップ」のように具体的に記載します。
  3. あなたの情報: 誰からのメールかすぐにわかるように、所属大学と氏名を記載します。

例えば、「〇月〇日のインターンシップ日程変更のお願い(〇〇大学 氏名)」という形が非常に効果的です。これにより、担当者はメールを開く前に内容を把握でき、スムーズな対応に繋がります。特に、「日程変更」というキーワードとあなたの氏名が含まれていることで、他のメールと区別され、優先的に対応してもらいやすくなります。

件名一つで、あなたのメールに対する企業の印象は大きく変わります。簡潔かつ丁寧に、必要な情報を盛り込むことを心がけましょう。

丁寧な言葉遣いと自己紹介の重要性

メールの本文は、冒頭の挨拶から始まります。ここでも丁寧な言葉遣いと、誰からの連絡であるかを明確にする自己紹介が非常に重要です。

1. 宛名

まずは、企業の正式名称、部署名、担当者名を正確に記載します。

  • 株式会社〇〇
  • 人事部 〇〇様

担当者名が不明な場合は、「人事部 インターンシップご担当者様」や「ご担当者様」としましょう。会社名を略したり、誤字があったりすると、それだけで失礼にあたりますので、必ず確認してください。

2. 冒頭の挨拶と自己紹介

宛名の後には、簡単な挨拶と自己紹介を入れます。

「いつもお世話になっております。」や「この度はインターンシップのご案内をいただき、誠にありがとうございます。」といった挨拶の後、氏名、大学名、所属学部などを名乗り、用件を伝えます。

例:
「〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇(氏名)と申します。この度は、貴社のインターンシップにご案内いただき、誠にありがとうございます。」

最初に自分の身分を明確にすることで、相手はスムーズにメールの内容を理解できます。丁寧な言葉遣いはもちろんのこと、簡潔に情報を伝えることを意識しましょう。

理由の伝え方と代替日程の提示ポイント

日程変更を依頼する核心部分では、理由を簡潔に伝え、代替日程を具体的に提示することが求められます。

1. 理由の簡潔な説明

「誠に申し訳ございませんが、ご連絡いただいた日程と、他社の選考日程が重複してしまいました。」

上記のように、事実は端的に説明します。他社のインターンシップと重複したことを正直に伝えても問題ありませんが、「他社の選考」という表現を用いることで、相手に不快感を与えることなく、やむを得ない事情であることを理解してもらいやすくなります。ただし、あくまで「簡潔に」がポイントであり、詳細な説明は不要です。

2. 参加への熱意

理由を述べた後には、そのインターンシップに参加したいという強い意欲を必ず伝えましょう。

「貴社のインターンシップには大変興味があり、ぜひ参加させていただきたく存じます。」

この一言があるかないかで、企業側の受け止め方は大きく変わります。日程調整を依頼しているからこそ、その企業への熱意を改めて示すことが重要です。

3. 代替日程の提案

最後に、あなたが参加可能な代替日程を複数提示します。

「つきましては大変恐縮ですが、下記日程での調整は可能でしょうか。

【参加可能日時】
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~〇時

上記日程以外でも貴社のご都合の良い日時がございましたら、調整させていただきますので、お申し付けください。」

このように具体的な候補日を複数提示することで、企業側も調整しやすくなります。もし提示した日程以外でも対応可能であれば、その旨を伝えることで、より柔軟な姿勢を示すことができます。

【例文】インターン日程変更・調整依頼メール

基本フォーマットと構成例

インターンシップの日程変更依頼メールは、以下の構成で作成するとスムーズです。この基本フォーマットに沿って記述することで、企業側も内容を素早く把握し、適切な対応をとりやすくなります。

件名:一目で内容がわかるように具体的に
宛名:企業の正式名称、部署名、担当者名(不明な場合は「ご担当者様」)
本文:

  1. 冒頭の挨拶と自己紹介: 氏名、大学名、学部を名乗り、用件の概略を伝える。
  2. 日程変更のお願い: 参加を希望しているインターンシップの日程について、都合がつかない旨を丁寧に伝える。
  3. 理由の簡潔な説明: やむを得ない事情であることを簡潔に説明する。(例:他社の選考日程と重複など)
  4. 参加への熱意: そのインターンシップに参加したいという強い意欲を伝える。
  5. 代替日程の提案: 参加可能な日程を複数提示し、相手の都合も考慮する姿勢を示す。
  6. 結びの言葉: 相手への配慮と感謝の言葉で締めくくる。
  7. 署名: 大学名、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを記載。

このフォーマットを頭に入れておけば、どんな状況でも適切なメールを作成できるでしょう。次のセクションで具体的な例文をご紹介しますので、参考にしてください。

実際のメール例文(汎用版)

以下に、汎用的に使える日程変更・調整依頼メールの例文を示します。ご自身の状況に合わせて、[ ]内の情報を書き換えて使用してください。

件名:〇月〇日のインターンシップ日程変更のお願い([大学名] [氏名])

株式会社〇〇
人事部 インターンシップご担当者様

いつもお世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の[氏名]と申します。

この度は、〇月〇日に開催されますインターンシップにご案内いただき、誠にありがとうございます。貴社のインターンシップには大変興味があり、ぜひ参加させていただきたく存じます。

つきましては大変恐縮ではございますが、ご連絡いただいた〇月〇日の日程と、他社の選考日程が重複してしまい、貴社のインターンシップに参加することが困難な状況でございます。

誠に申し訳ございませんが、もし可能でございましたら、日程の変更をご検討いただくことは可能でしょうか。

つきましては、下記日程でございましたら参加可能でございます。

【参加可能日時】
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~〇時

上記日程以外でも貴社のご都合の良い日時がございましたら、調整させていただきますので、お申し付けください。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご検討いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――――――――――――――――――――――
〇〇大学 〇〇学部
[氏名]
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 〇〇県〇〇市〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇@〇〇〇.com
――――――――――――――――――――――――――――

シーン別!調整依頼メールの応用例

上記の例文は汎用的に使えますが、状況によっては少し表現を調整することで、より効果的なメールを送ることができます。

1. 強く参加したい企業の場合

志望度が高い企業のインターンシップの場合、その熱意をより強く伝えることが重要です。

表現の例:「貴社のインターンシップは以前から大変興味があり、ぜひ参加させていただきたく、何としてでも日程を調整したいと考えております。」

このように、具体的な興味関心や参加意欲を前面に出すことで、企業もあなたのために調整しようという気持ちになりやすくなります。

2. 既に他のインターン参加が確定している場合

「他社の選考日程と重なってしまい」という表現は一般的ですが、既に他のインターン参加が確定しており、それが原因である場合は、より具体的に、かつ失礼のないように伝えることも可能です。

表現の例:「誠に申し訳ございませんが、ご連絡いただいた日程は、以前より参加が決定しておりました別件と重なっており、貴社のインターンシップに参加することが困難な状況でございます。」

この表現では、具体的な企業名を伏せつつも、変更が難しいやむを得ない事情であることを強調できます。いずれのケースでも、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という謝意と「ぜひ参加したい」という熱意を両方伝えることが大切です。

日程変更の返信が来ない時の対処法

返信が遅れる理由と待つべき期間

日程調整のメールを送ったのに、なかなか返信が来ないと不安になりますよね。しかし、企業側の事情によって返信が遅れることはよくあります。

考えられる主な理由としては、以下のようなものがあります。

  • 担当者の多忙: 採用担当者は、インターンシップだけでなく、選考、説明会の準備など多岐にわたる業務を抱えています。
  • 担当者の不在: 出張や会議などで席を外している場合、返信が遅れることがあります。
  • 調整に時間がかかる: あなたの希望日程と企業の都合を照らし合わせ、会場や担当者のスケジュールを調整するのに時間がかかっている場合があります。特に複雑なプログラムの場合、調整に日数を要することも珍しくありません。
  • 多数のメール対応: あなた以外にも多くの学生が日程調整を求めている可能性があり、対応に時間がかかっています。

一般的に、返信が来るまでには3営業日〜1週間程度は待つのが妥当とされています。繁忙期にはもう少し時間がかかる可能性もあります。まずはこの期間を目安に、焦らずに待ちましょう。待っている間に、再度迷惑メールフォルダを確認するなど、自分にできることは確認しておくのが良いでしょう。

リマインドメールを送るタイミングと注意点

1週間以上経っても企業から返信が来ない場合は、リマインドメールを送ることを検討しましょう。ただし、リマインドメールを送る際にもいくつかの注意点があります。

送るタイミング

最初のメールを送ってから5営業日(土日祝日を含まない)〜1週間を目安にしましょう。あまり早すぎると催促と捉えられかねませんが、遅すぎると企業側も対応が難しくなる可能性があります。

注意点

  • 件名: 「再送:〇月〇日のインターンシップ日程変更のお願い(〇〇大学 氏名)」のように、「再送」や「リマインド」といった言葉を件名に加えることで、以前のメールの続きであることを明確にします。
  • 丁寧な文面: 企業を責めるような表現は避け、あくまで「念のためご確認いただけますでしょうか」という姿勢で丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
  • 過去のメール内容を引用: 以前送ったメールの内容を本文に引用するか、前回メールを送った日時を明記することで、企業側が状況を把握しやすくなります。
  • 多忙への配慮: 「お忙しいところ恐縮ですが」「念のためご連絡いたしました」といった言葉を添え、相手への配慮を示すことが重要です。

リマインドメールは、あなたの状況確認であると同時に、企業への参加意欲を再アピールする機会でもあります。慎重かつ丁寧に送付しましょう。

【例文】リマインドメール

以下に、リマインドメールの例文を示します。ご自身の状況に合わせて、[ ]内の情報を書き換えて使用してください。

件名:再送:〇月〇日のインターンシップ日程変更のお願い([大学名] [氏名])

株式会社〇〇
人事部 インターンシップご担当者様

いつもお世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の[氏名]と申します。

先日は、〇月〇日に開催されますインターンシップの日程変更につきまして、ご連絡差し上げました[氏名]です。

その後、メールが正しく届いておりますでしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、念のためご確認いただけますと幸いです。

もし、既にご対応いただいておりましたら大変申し訳ございません。

貴社のインターンシップには大変興味があり、ぜひ参加させていただきたく存じます。お手数をおかけいたしますが、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

以下、前回のメール内容を再掲いたします。

———-
[ここに前回のメール本文をコピー&ペースト]
———-

何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――――――――――――――――――――――
〇〇大学 〇〇学部
[氏名]
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 〇〇県〇〇市〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇@〇〇〇.com
――――――――――――――――――――――――――――

この例文のように、前回のメール内容を再掲することで、企業側は改めてメールを探す手間が省け、スムーズに状況を把握できます。また、丁寧な言葉遣いを最後まで心がけることが大切です。

満席の場合の問い合わせメールの書き方

満席でも諦めない!追加募集やキャンセル待ちの可能性

志望度の高い企業のインターンシップが満席で応募できなかった場合でも、すぐに諦める必要はありません。企業によっては、追加募集を行ったり、キャンセル待ちを受け付けたりするケースがあるからです。

インターンシップへの参加率は非常に高く、25卒の就活生を対象とした調査では、9月時点でインターンシップ参加率は81.2%にも上っています。これだけ多くの学生が参加しているということは、同時に日程調整によるキャンセルが発生する可能性も十分にあるということです。

また、企業側も学生からの熱意ある問い合わせを歓迎することがあります。問い合わせメールを送ることは、あなたの企業への強い関心や意欲を伝える絶好の機会でもあります。もし追加の募集や日程変更があった場合に、優先的に連絡をもらえる可能性もゼロではありません。

チャンスを逃さないためにも、諦めずに積極的に問い合わせてみることが大切です。ただし、問い合わせる際は、企業に負担をかけないよう、丁寧な言葉遣いと配慮を忘れないようにしましょう。

問い合わせメールで伝えるべきこと

満席時の問い合わせメールでは、以下の点を明確に伝えることが重要です。

  1. 応募できなかったことへの残念な気持ち: 満席で応募できなかったことへの落胆と、参加したいという強い気持ちを伝えます。
  2. インターンシップへの参加意欲: なぜその企業のインターンシップに参加したいのか、具体的な理由や企業への興味関心を述べ、熱意をアピールします。
  3. 追加募集や代替日程の有無の確認: もし可能であれば、今後の追加募集や別日程での開催予定がないか、丁重に尋ねます。
  4. キャンセル待ちの希望: もしキャンセルが発生した場合に、参加を希望する旨を伝えます。
  5. 企業への配慮と感謝: 問い合わせという手間をかけてしまうことへの配慮と、返信に対する感謝の気持ちで締めくくります。

単に「参加したい」と伝えるだけでなく、「貴社の〇〇という点に強く惹かれており、インターンシップで〇〇について深く学びたいと考えております」のように具体的に記述することで、あなたの熱意がより伝わりやすくなります。

企業は、自社に強い関心を持つ学生を求めています。このメールを通じて、あなたの真剣な姿勢を示すことができれば、次なるチャンスに繋がるかもしれません。

【例文】満席時の問い合わせメール

以下に、満席時の問い合わせメールの例文を示します。ご自身の状況に合わせて、[ ]内の情報を書き換えて使用してください。

件名:〇月〇日開催インターンシップについてのお問い合わせ([大学名] [氏名])

株式会社〇〇
人事部 インターンシップご担当者様

いつもお世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の[氏名]と申します。

貴社ホームページにて拝見いたしました、〇月〇日開催のインターンシップについてお問い合わせをさせていただきます。

応募開始と同時に応募を試みましたが、残念ながら満席のため応募することができませんでした。

貴社の〇〇(事業内容や企業理念など、興味を持った具体的な点)には大変興味があり、将来〇〇(希望する職種や分野)に携わりたいと考えている私にとって、貴社のインターンシップは非常に貴重な学びの機会となると確信しておりましたため、応募できなかったことは大変残念に感じております。

つきましては、大変恐縮でございますが、今後、追加募集の予定や、別日程での開催、もしくはキャンセルが発生した場合に参加できる可能性などはございますでしょうか。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご検討いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――――――――――――――――――――――
〇〇大学 〇〇学部
[氏名]
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 〇〇県〇〇市〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇@〇〇〇.com
――――――――――――――――――――――――――――

このメールを送ることで、たとえ参加できなかったとしても、企業にあなたの熱意と積極性を伝えることができます。この努力が、将来的に別の形で評価される可能性も十分にあるでしょう。