1. チャットワークの始め方とメールアドレス変更などの基本操作
    1. アカウント作成のステップと初期設定
    2. メールアドレス変更の手順と注意点
    3. モバイルアプリとの同期で利便性を高める
  2. ライセンス数とは?ライセンスの仕組みと料金プランの考え方
    1. 有料プランは「組織単位」での契約が基本
    2. フリー・ビジネス・エンタープライズの料金体系
    3. ライセンス数の管理とセキュリティ機能の重要性
  3. リアクション通知設定やロゴ利用ガイドラインの注意点
    1. 効率的なコミュニケーションを生むリアクション機能
    2. 煩わしさを解消する通知カスタマイズ術
    3. 運営会社変更に伴うロゴ利用ガイドラインの遵守
  4. 創業者・山本敏行氏と現社長・山口氏の歩みと「無職」の真相
    1. 創業者・山本敏行氏の起業とChatworkの誕生
    2. 代表交代と「無職」からエンジェル投資家への転身
    3. 株式会社kubellへの社名変更と現体制のビジョン
  5. ビジネスを加速させるチャットワーク活用のためのポイント
    1. タスク管理機能を活用した業務の可視化
    2. BPaaS領域への拡大とAIエージェントの活用
    3. 外部ツール連携によるワークフローの自動化
  6. チャットワークを使いこなす:AIを専属アシスタントとして活用する
    1. 【思考の整理】記事のテーマをAIで整理・優先順位付けするコツ
    2. 【実践の下書き】そのまま使えるプロンプト例
    3. 【品質の担保】AIの限界を伝え、人がどう微調整すべきかの知恵
  7. まとめ
  8. よくある質問
    1. Q: チャットワークの「ライセンス数」とは何を指しますか?
    2. Q: 登録しているメールアドレスを変更する方法を教えてください。
    3. Q: メッセージにリアクションがついた際、通知を受け取ることはできますか?
    4. Q: 創業者の山本敏行氏に関連して「無職」というキーワードが出るのはなぜですか?
    5. Q: チャットワークのロゴを自社サイトなどで使用しても良いですか?

チャットワークの始め方とメールアドレス変更などの基本操作

アカウント作成のステップと初期設定

ビジネスチャットツールとして国内最大級のシェアを誇るChatworkを始めるには、公式サイトからメールアドレスを登録することから始まります。2024年7月に運営会社が株式会社kubell(クベル)へと名称変更されましたが、ツールの使いやすさはそのまま継承されています。

まずは公式サイトの「新規登録」からアドレスを入力し、届いたメールのURLをクリックして、氏名やパスワードを設定しましょう。初期設定ではプロフィールのアイコン画像を設定しておくと、チャット内での視認性が高まり、スムーズなコミュニケーションに繋がります。

メールアドレス変更の手順と注意点

登録しているメールアドレスを変更したい場合は、設定画面の「アカウント設定」から手続きが可能です。変更後のアドレス宛に確認メールが送信されるため、必ず受信可能なアドレスを用意しておく必要があります。特に注意したいのが、組織管理されているアカウントの場合です。

管理設定によっては、ユーザー自身でメールアドレスを変更できない制限がかかっていることがあります。その際は、組織の管理者に依頼して管理者設定画面から変更してもらう必要があります。ログインできなくなるリスクを避けるため、退職予定のメールアドレスなどは早めに更新しておきましょう。

モバイルアプリとの同期で利便性を高める

Chatworkはブラウザ版だけでなく、デスクトップ版アプリやスマートフォン用アプリ(iOS/Android)が提供されています。これらを同期して活用することで、外出先でもリアルタイムにメッセージの確認や返信が可能になります。

プッシュ通知を設定しておけば、重要な連絡を見落とす心配もありません。ただし、休日に通知を受け取りたくない場合は、アプリ内の「通知設定」から時間帯指定の消音設定を行うのがおすすめです。PCとスマホを使い分けることで、デスクワーク中も移動中もシームレスに業務を進められます。

ライセンス数とは?ライセンスの仕組みと料金プランの考え方

有料プランは「組織単位」での契約が基本

Chatworkの有料プランを導入する際、最も重要なポイントは「組織(グループ)」単位でプランが適用されるという仕組みです。特定のユーザーだけを有料にし、他のユーザーを無料のまま同じ組織内に共存させることはできません。

例えば、10名の組織でビジネスプランを導入する場合、10名全員分のライセンス契約が必要になります。アップグレードは組織全体に反映されるため、利用人数を正確に把握し、予算を算出することが重要です。2025年3月末時点で導入社数は91.4万社を超えており、多くの企業がこのライセンス体系で運用しています。

フリー・ビジネス・エンタープライズの料金体系

プランは大きく分けて3種類あります。フリープランは0円で利用できますが、一部機能に制限があります。本格的なビジネス利用では、年間契約時で1ユーザー月額700円(税抜)の「ビジネスプラン」、または月額1,200円(税抜)の「エンタープライズプラン」が主流です。

エンタープライズプランは5ユーザー以上からの契約が必要で、5名未満の利用であっても5名分の料金が発生する点に注意が必要です。高いセキュリティが必要な大企業や、厳格な情報管理を求める組織に適した最上位プランとなっています。

チェックリスト

  • 現在の利用人数が何名か把握しているか
  • 管理機能(ログ出力等)が必要なセキュリティレベルか
  • 5名未満でエンタープライズを契約する場合のコストを許容できるか

ライセンス数の管理とセキュリティ機能の重要性

有料プランを選ぶ最大の理由は、単なる制限解除ではなく「管理機能」にあります。フリープランに比べ、有料プランでは組織内のユーザー一括管理や、社外ユーザーとの接続制限設定が可能です。特にエンタープライズプランでは、専用の管理ログの書き出し機能が備わっています。

「誰がいつ、どのファイルを共有したか」を追跡できる機能は、コンプライアンス遵守が求められる現代のビジネスシーンでは不可欠です。単なるチャットツールとしてではなく、企業の資産である情報を守るためのインフラとして、適切なライセンス数とプランを選択しましょう。

リアクション通知設定やロゴ利用ガイドラインの注意点

効率的なコミュニケーションを生むリアクション機能

Chatworkには、メッセージに対して「了解」「ありがとう」などのアイコンを送るリアクション機能があります。これにより、わざわざ返信文を作成しなくても、相手のメッセージを確認したことや感謝の意を即座に伝えることができます。

リアクションを活用することで、チャットルーム内のログが無駄に流れるのを防ぎ、情報の密度を保つことが可能です。特に多忙なビジネス現場では、ワンクリックで意思表示ができるこの機能が、円滑なチームワークを支える重要な要素となります。

煩わしさを解消する通知カスタマイズ術

リアクションを受けた際の通知設定は、ユーザーごとに細かくカスタマイズ可能です。デフォルト設定では通知が多すぎて集中力が途切れるという場合は、設定画面から「自分へのリアクション通知」をオフにするなどの調整を行いましょう。

一方で、自分が送った重要な連絡に対して相手がリアクションしたことを即座に知りたい場合は、デスクトップ通知を有効にするのが効果的です。自分のワークスタイルに合わせて通知の感度を調整することが、ストレスのないチャット運用のコツです。

注目ポイント
2024年7月以降、公式ロゴやブランド資産の管理は「株式会社kubell」のガイドラインに基づきます。古い資料からロゴを引用する場合は、デザインや著作権表記が旧社名(Chatwork株式会社)のままになっていないか確認が必要です。

運営会社変更に伴うロゴ利用ガイドラインの遵守

自社のWebサイトや資料でChatworkのロゴを使用する場合、最新のガイドラインを確認する必要があります。社名が株式会社kubellに変更されたことに伴い、ロゴの使用ルールや配色、余白(アイソレーション)の規定が更新されている場合があります。

不適切なロゴの使用は、ブランドイメージを損なうだけでなく、規約違反となるリスクもあります。公式サイトのヘルプセンターから最新のロゴデータをダウンロードし、定められたルールに従って掲載するようにしましょう。

創業者・山本敏行氏と現社長・山口氏の歩みと「無職」の真相

創業者・山本敏行氏の起業とChatworkの誕生

創業者の山本敏行氏は、2000年に学生起業家として「EC studio」を立ち上げました。当初はITコンサルティングやSEO関連の事業を展開していましたが、自社内のコミュニケーション課題を解決するために開発されたのが、後のChatworkです。

2011年にサービスを開始すると、そのシンプルさと利便性が支持され、瞬く間に国内有数のビジネスチャットへと成長しました。山本氏は「働くをもっと楽しく、創造的に」というビジョンを掲げ、日本におけるIT活用の先駆者として業界を牽引してきました。

代表交代と「無職」からエンジェル投資家への転身

山本敏行氏は2018年、代表取締役CEOの座を共同創業者で実弟の山本正喜氏に譲り、経営の第一線を退きました。この際、一時的に肩書きがなくなったことから自称を含め「無職」という表現が話題になりましたが、これは次のステージへ進むための充電期間でもありました。

現在はエンジェル投資家として、自身の起業経験を活かし、若手起業家の育成やスタートアップへの投資活動を積極的に行っています。創業者が経営から離れた後も、Chatworkのサービス思想は現在の経営陣にしっかりと引き継がれています。

株式会社kubellへの社名変更と現体制のビジョン

2024年7月1日、Chatwork株式会社は「株式会社kubell」へと社名を変更しました。これは、単なるチャットツール提供会社から、人とAIが協働する「BPaaS(Business Process as a Service)」のプラットフォームへと進化するという強い決意の表れです。

現体制では、チャット機能を基盤としながらも、AIエージェントによる業務代行や、バックオフィス支援サービスの統合を進めています。社名の由来は「くべる(焚べる)」。働く人の情熱に火を灯し、ビジネスを加速させるインフラとなることを目指しています。

ビジネスを加速させるチャットワーク活用のためのポイント

タスク管理機能を活用した業務の可視化

Chatworkの最大の特徴の一つが、チャットと一体化した「タスク管理機能」です。流れてしまいがちな依頼事項を、期限付きのタスクとして自分や相手に割り当てることができます。これにより、「誰が・何を・いつまでに」すべきかが明確になります。

完了したタスクはワンクリックで消込ができ、その通知がチャットルームへ自動投稿されます。進捗報告の手間が省けるだけでなく、チーム全体の稼働状況をリアルタイムで把握できるため、プロジェクトの遅延防止に直結します。

BPaaS領域への拡大とAIエージェントの活用

株式会社kubellは現在、AIを活用した業務プロセスの自動化を推進しています。チャット上でAIエージェントとやり取りをするだけで、ルーチンワークが完了するような仕組みが構築されつつあります。

これからのChatwork活用は、単なる「連絡手段」から「業務を肩代わりしてくれるパートナー」としての役割が強まっていくでしょう。AI機能を積極的に試すことで、労働時間の削減と付加価値の高い仕事への集中が可能になります。

特に中小企業においては、人材不足を補う手段として、こうしたITツールによる業務代行(BPaaS)の導入が、競合他社との差別化要因になります。

外部ツール連携によるワークフローの自動化

ChatworkはAPIを公開しており、Googleカレンダーや各種フォーム、勤怠管理システムなど、多くの外部ツールと連携が可能です。例えば、問い合わせフォームからの入力を特定のグループチャットに自動投稿させることで、対応漏れを防ぐことができます。

また、Zapierなどの連携ツールを使えば、プログラミングの知識がなくても独自の自動化ワークフローを構築できます。日常の些細な確認作業を自動化し、クリエイティブな時間を増やすことこそが、Chatworkを真に使いこなすためのポイントです。

出典:株式会社kubell(旧:Chatwork株式会社)公式サイト、プレスリリースおよび会社概要(2025年12月時点等の情報を含む)

チャットワークを使いこなす:AIを専属アシスタントとして活用する

【思考の整理】記事のテーマをAIで整理・優先順位付けするコツ

チャットワークのようなビジネスチャットは情報の宝庫ですが、蓄積された連絡や通知が増えるほど優先順位の判断に迷うこともあります。そんな時こそ、AIを優秀なアシスタントとして活用してみましょう。AIはあくまで補助的な立場であり、あなたが抱える複雑な状況を整理するためのたたき台として、情報を客観的に構造化する役割を担います。

例えば、重要度が高いメッセージの選別や、対応すべきタスクの洗い出しをAIにサポートさせると、思考の整理が驚くほどスムーズになります。AIが提案する切り口を参考にすることで、自分が本来注力すべき判断や、チーム間での繊細なコミュニケーションに時間を割くことが可能となります。

【実践の下書き】そのまま使えるプロンプト例

次に、AIにチャットワークの運用効率を上げるための整理を依頼する際のプロンプト例を紹介します。まずは、未読メッセージの山から重要事項を抽出させることで、思考の霧を晴らすヒントを得るのが有効です。なぜなら、AIは客観的な視点で文章の要約や分類を行うのが得意だからです。

以下のチャットワークのログを読み込み、緊急度の高い内容と、後ほど返信しても問題ない内容に分類してください。また、山本氏の経営理念を反映した返信トーンの候補を3つ提案してください。ログ:[ここにテキストを貼り付け]

このように具体的なコンテキストを渡すことで、AIは文脈を汲み取った整理を支援します。ただし、AIの出力はあくまでたたき台です。指示を出す際は、相手との関係性や当日の緊急度など、あなた自身の知見を加えることを忘れないでください。

【品質の担保】AIの限界を伝え、人がどう微調整すべきかの知恵

AIは非常に便利ですが、チャットワーク内の文脈やチーム特有の空気感をすべて理解できるわけではありません。AIが作成した回答や分類は、あくまで道具としての提案であり、最終的な判断を下すのは常にあなた自身です。情報の誤りや、文脈のすれ違いが含まれる可能性を常に考慮しましょう。

そのため、AIから出力された文章やタスクリストは、必ず自分の目と手で微調整を行ってください。相手の感情に寄り添う一言を加えたり、実際の優先順位に合わせて情報を並び替えたりすることで、初めて実用的な内容へと昇華されます。AIを信頼しつつも依存せず、良き伴走者としてコントロールすることが、業務効率化の鍵となります。