志望動機で差をつける!欄が足りない時の書き方と具体例

履歴書やエントリーシート(ES)の「志望動機」欄が足りない、あるいは小さすぎて書ききれない時、どのように工夫すれば限られたスペースで効果的に自分をアピールできるのでしょうか? この記事では、公的機関の情報を基に、簡潔かつ具体的に志望動機をまとめるためのポイントと、すぐに使える具体例、そしてよくある疑問への回答をご紹介します。

志望動機は、あなたの企業への熱意と、入社後に貢献できる可能性を示す重要な要素です。適切な書き方をマスターして、他の応募者と差をつけましょう。

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  1. 志望動機欄が小さい・足りない!そんな時の解決策
    1. 自己分析と企業研究で核を見つける
    2. 要点を絞り込み、PREP法で簡潔に
    3. 職務経歴書や他の欄も活用する戦略
  2. 「具体性」が鍵!エピソードで説得力のある志望動機に
    1. 抽象的な表現を具体的な経験に落とし込む
    2. 公的機関の具体例から学ぶ説得力
    3. 熱意を伝え、印象に残る言葉選び
  3. Wordを使った志望動機作成のコツと注意点
    1. Wordでのレイアウト調整と文字数管理
    2. 推敲と客観的な視点でのチェック
    3. フォーマットの選択と送付時のマナー
  4. 例文で学ぶ!応用できる志望動機テンプレート
    1. 公的機関向け志望動機テンプレート(厚生労働省)
    2. 公的機関向け志望動機テンプレート(総務省)
    3. 労働基準監督官向け志望動機テンプレート
  5. よくある質問:志望動機作成の疑問を解決
    1. 志望動機と自己PRの違いは?
    2. 未経験の職種・業界への志望動機はどう書く?
    3. 複数の企業に応募する場合、使い回しはNG?
  6. まとめ
  7. よくある質問
    1. Q: 志望動機欄が小さい場合、どのような工夫ができますか?
    2. Q: 「具体的に」書くとは、どのようなことですか?
    3. Q: Wordで志望動機を作成する際の注意点は?
    4. Q: 具体的なエピソードが思いつかない場合はどうすればいいですか?
    5. Q: 横書きで志望動機を書く場合、数字の扱いはどうすればいいですか?

志望動機欄が小さい・足りない!そんな時の解決策

限られたスペースで志望動機を効果的に伝えるためには、戦略的なアプローチが必要です。まずは、なぜ書ききれないのか、その原因から対処法を見ていきましょう。

自己分析と企業研究で核を見つける

志望動機が書けない、あるいは書ききれないという悩みは、多くの就活生や転職者が抱えるものです。参考情報「志望動機が書けない・書ききれない理由と対処法」によると、その原因として、自己分析や企業研究が不足していること、また、ネガティブな転職理由が根底にあることなどが挙げられます。漠然とした「この企業で働きたい」という気持ちだけでは、具体的な文章に落とし込むのは困難です。

この課題を解決するためには、まず自身の強みや価値観、キャリアプランを明確にすることが不可欠です。自分が何を大切にし、どのような仕事をしたいのか、どのような環境で力を発揮できるのかを深く掘り下げましょう。次に、応募企業が求める人物像や事業内容、企業理念、そして業界内での立ち位置を徹底的に研究します。企業のウェブサイトはもちろん、ニュースリリース、IR情報、採用ブログなども活用し、企業への理解を深めることが重要です。

自己分析と企業研究を徹底することで、「自身の何が、応募企業のどの部分と強く結びつくのか」という核となるメッセージが見えてきます。この核こそが、限られたスペースで最も伝えたい要点となり、説得力のある志望動機を構築するための土台となるのです。曖昧な表現ではなく、具体的なエピソードや自身の価値観と企業理念との合致点を見つけ出すことで、よりパーソナルで魅力的な志望動機を作成できます。

要点を絞り込み、PREP法で簡潔に

志望動機欄が小さい場合、伝えたい内容をすべて盛り込もうとすると、かえって情報が散漫になり、本当にアピールしたいことが伝わらなくなってしまいます。参考情報「内容の見直しと絞り込み」が指摘するように、最もアピールしたい要点に絞り込み、簡潔にまとめる工夫が必要です。例えば、複数のアルバイト経験がある場合でも、応募職種に最も関連性の高い経験を一つ選び、その経験を通じて何を学び、どのように応募企業で活かせるかを具体的に記述する方が効果的です。

文章構成には、ビジネス文書で広く使われるPREP法(Point, Reason, Example, Point)を活用することをおすすめします。参考情報「PREP法を活用する」によると、結論から述べ、その理由を説明し、具体的なエピソードで補強し、最後に再び結論を述べることで、論理的で分かりやすい文章になります。限られた文字数の中で、読み手がスムーズに理解できるよう、このフレームワークを意識して文章を組み立てましょう。

さらに、要点を箇条書きで示すことも、スペースが限られている場合の有効なテクニックです。参考情報「箇条書きの活用」にある通り、箇条書きは情報を整理しやすく、読み手に迅速に主要なメッセージを伝えることができます。また、応募先が理解できる範囲で、専門用語や業界特有の略語を適切に使用することも、簡潔かつ的確な表現に繋がりますが、過剰な使用は避け、誰もが理解できる平易な言葉で説明するよう心がけましょう。

職務経歴書や他の欄も活用する戦略

履歴書の志望動機欄だけではどうしても書ききれない場合、他の書類や機会を戦略的に活用することが非常に重要です。参考情報「職務経歴書や他の欄の活用」が提案するように、履歴書では志望動機の要点を簡潔にまとめ、詳細は職務経歴書で補足するという方法が有効です。職務経歴書は、これまでの職務内容や実績を詳細に記述するための書類であり、履歴書では伝えきれない具体的なエピソードや成果を盛り込むのに適しています。

また、履歴書には自己PR欄や特技・趣味欄など、志望動機とは異なる役割を持つ欄もありますが、これらを工夫して活用することも可能です。例えば、自己PR欄で自身の強みを強調し、その強みが応募企業でどのように活かせるかを具体的に記述することで、志望動機の内容を間接的に補強することができます。ただし、あくまで自己PRの範疇に留め、志望動機の主旨を逸脱しないよう注意が必要です。

どうしても記述スペースが足りない場合の最終手段として、参考情報「記載できない場合の最終手段」では、書類選考通過後の面接で詳細を補足する方法や、「志望動機欄のない履歴書」を活用する方法も挙げられています。面接で補足する際は、履歴書では要点のみを記述し、面接で語るべき具体例や熱意を事前にしっかりと準備しておくことが必須です。また、企業によっては、志望動機欄がない履歴書フォーマットを推奨している場合もあるため、応募要項をよく確認し、柔軟に対応しましょう。

「具体性」が鍵!エピソードで説得力のある志望動機に

志望動機を単なる「応募したい理由」で終わらせず、採用担当者の心に響くものにするためには、「具体性」が不可欠です。抽象的な言葉ではなく、あなたの個性と熱意を伝えるエピソードを盛り込みましょう。

抽象的な表現を具体的な経験に落とし込む

志望動機でよく見られるのが、「社会貢献したい」「成長したい」といった抽象的な表現です。これらの言葉は決して間違っていませんが、それだけではあなたの個性や具体的な貢献意欲が伝わりにくいのが現状です。参考情報「具体性を持たせる」にもあるように、抽象的な表現だけでなく、具体的なエピソードや経験を盛り込むことで、志望動機の説得力は格段に増します。

例えば、「社会貢献したい」という理由であれば、具体的に「〇〇の経験を通じて、△△のような社会課題の解決に貢献したい」と記述することで、その思いの背景にあるあなたの行動や価値観が明確になります。過去にどのような経験をし、そこから何を学び、それが応募企業の事業やミッションとどのように繋がるのかを具体的に示しましょう。成功体験だけでなく、困難を乗り越えた経験や、失敗から学んだことも、あなたの人間性や問題解決能力をアピールする上で貴重なエピソードとなり得ます。

さらに、具体的な経験を記述する際には、可能な範囲で数字や固有名詞を用いると、客観的な事実に基づいた記述となり、説得力が増します。「〇〇プロジェクトで、目標の△△%を達成しました」「前職で××業務を担当し、年間□□件の改善提案を行いました」といった具体的な成果を盛り込むことで、あなたの能力と実績をより具体的に伝えることができます。これにより、採用担当者はあなたが実際に企業でどのように活躍できるのかを具体的にイメージしやすくなるでしょう。

公的機関の具体例から学ぶ説得力

公的機関への応募では、その機関が担う社会的な役割や、自身のどのような考え・経験がそれに貢献できるのかを明確にすることが特に重要です。参考情報には、厚生労働省、総務省、労働基準監督官の具体的な志望理由の例が示されています。

厚生労働省の場合、「大学で公共政策を専攻し、社会保障や労働行政に関わりたいと考えました。特に、国民一人ひとりが安心して暮らせる社会の実現に貢献したいという思いから、厚生労働省を志望いたしました。」といった形で、自身の学業や価値観と省のミッションを明確に結びつけています。また、「自身の価値観の中心には常に『仕事と家族』があり、国民の生活の基盤である仕事と家族の環境を整えることが日本のためになると考え、厚生労働省を志望しました。」という例も、個人の価値観と公的な役割の合致を示し、非常に説得力があります。

総務省の例では、「業務説明会などで、総務省が私たちの生活に密着した行政を担っていることを知り、身近に感じました。また、説明してくださった職員の方々の熱意に惹かれ、志望いたしました。」と、具体的な体験を交えて志望理由を述べています。これは、単なる興味だけでなく、実際に触れた経験を通じて深い関心を持ったことを示し、採用担当者に好印象を与えます。さらに、「国の行政機関の中でも、総務省の業務は統計調査や行政相談など、国民の日常に携わるものが多く、多くの人にとって身近な業務であることに魅力を感じ、志望しました。」と、業務内容への具体的な理解を示すことで、入省への強い意欲を伝えています。

労働基準監督官の例では、「自身の民間企業での経験から、劣悪な労働環境で苦労する人々を支援したいと考え、労働基準監督官を志望しました。」と、実体験に基づく強い動機を提示しています。これは、自身の経験が仕事に直結するという強い説得力を持たせることができます。このように、応募先の具体的な職務内容や組織の理念を深く理解し、それと自身の経験や価値観、スキルを明確に結びつけることが、説得力のある志望動機を作成する鍵となります。参考情報から具体的な事例を学ぶことで、自身の志望動機もより深く、具体的に表現できるようになるでしょう。

出典: 志望動機で差をつける!欄が足りない時の書き方と具体例

熱意を伝え、印象に残る言葉選び

志望動機は、あなたの企業への熱意を伝える場でもあります。簡潔な文章であっても、言葉遣いや表現から入社への強い熱意が伝わるように工夫しましょう。参考情報「熱意を伝える」が示すように、ただ事実を羅列するだけでなく、感情や思いを込めた言葉を選ぶことが重要です。

例えば、「御社に貢献したい」という一般的な表現だけでなく、「御社の〇〇事業における△△という挑戦に、私の持つ経験とスキルを最大限に活かし、共に成功を追求したいと強く願っております」のように、具体的な目標や貢献意欲を盛り込むことで、より強い熱意が伝わります。企業が目指す方向性や、あなたが共感するミッション、ビジョン、バリューを具体的に挙げ、「なぜこの企業でなければならないのか」を明確に表現することが、熱意を伝える上で不可欠です。

また、入社後にどのように貢献したいのか、具体的な目標や展望を盛り込むことで、あなたの主体性と長期的な視点を示すことができます。短期的な視点だけでなく、「将来的には〇〇の分野でリーダーシップを発揮し、御社の事業拡大に貢献したい」といった具体的なキャリアパスを語ることで、企業はあなたが長期的に活躍してくれる人材であると判断しやすくなります。熱意は、言葉の選び方だけでなく、企業への深い理解と、そこから生まれる具体的な展望によっても伝わるものです。

Wordを使った志望動機作成のコツと注意点

手書きの履歴書が減り、WordなどのPCツールを使って履歴書やエントリーシートを作成する機会が増えています。限られたスペースで効果的な志望動機を作成するためにも、Wordの機能を最大限に活用し、適切に管理するコツを掴みましょう。

Wordでのレイアウト調整と文字数管理

志望動機欄が小さい場合、Wordで事前に文章を作成し、文字数とレイアウトを調整することが非常に重要です。まず、Wordの「文字カウント」機能を活用し、指定された文字数制限や欄に収まるように文章を練り上げましょう。履歴書テンプレートの志望動機欄に貼り付けた際に、文字が溢れたり、逆にスカスカになったりしないよう、事前に文字数を意識して記述することが大切です。

また、読みやすさを確保するために、フォントの種類やサイズ、行間を適切に調整することもポイントです。一般的なビジネス文書では明朝体やゴシック体が推奨され、サイズは10.5pt〜12ptが読みやすいとされています。行間を広げすぎると文字数が少なく見え、逆に詰め込みすぎると読みにくくなるため、全体のバランスを見ながら調整しましょう。ただし、あまりに小さくしたり、不自然に行間を詰めたりすることは、かえって読みにくくなるため避けるべきです。一度作成したら、プリントアウトして全体のバランスを確認すると良いでしょう。視覚的な印象も採用担当者にとって重要な要素となり得ます。

Wordで作成する際には、下書きとしていくつかのバージョンを作成し、最も内容が濃く、かつ簡潔にまとめられたものを選ぶというプロセスも有効です。推敲を重ねることで、無駄な表現を省き、より洗練された志望動機を作成することができます。Wordの機能を使って、効率的かつ効果的に志望動機を管理し、最高の状態で応募書類を提出できるよう準備しましょう。

推敲と客観的な視点でのチェック

完成した志望動機は、すぐに提出せず、時間を置いてから何度も読み返して推敲することが大切です。作成直後は自分の意図通りに書けていると思い込みがちですが、冷静な目で見直すと、誤字脱字や表現の重複、曖昧な箇所が見つかることは少なくありません。特に、誤字脱字は採用担当者に「注意力が散漫である」「仕事が雑である」といったマイナスな印象を与えかねないため、複数回にわたって徹底的にチェックする必要があります。

さらに、文章全体を通して論理的な一貫性があるか、伝えたいメッセージが明確に伝わるかを客観的に評価しましょう。文と文の繋がりが自然か、主張と具体例が適切に結びついているかなど、読み手の視点に立って確認することが重要です。自己中心的で一方的な内容になっていないか、「応募企業の視点に立って、この志望動機は魅力的か?」という問いを常に持ちながら見直しましょう。

可能であれば、家族や友人、大学のキャリアセンターの職員、転職エージェントのキャリアアドバイザーなど、第三者に読んでもらい客観的な意見をもらうのが非常に有効です。自分では気づかなかった改善点や、より効果的な表現方法が見つかることがあります。他者の視点を取り入れることで、より洗練され、説得力のある志望動機へと磨き上げることができるでしょう。時間をかけた丁寧な推敲こそが、志望動機の質を高める最終的な鍵となります。

フォーマットの選択と送付時のマナー

履歴書やエントリーシートのフォーマット選びは、応募企業への印象を左右する重要な要素です。企業によっては、市販の履歴書フォーマットを指定する場合や、ウェブサイトからダウンロードできる独自のフォーマットを用意している場合があります。また、参考情報「「志望動機欄のない履歴書」の活用」で示唆されているように、志望動機欄が小さい履歴書だけでなく、自己PR欄が充実しているフォーマットや、そもそも志望動機欄がない履歴書を指定しているケースもあります。

応募先が推奨するフォーマットがあるかを確認し、それに合わせて準備しましょう。もし指定がない場合は、A4サイズで、清潔感があり、一般的なレイアウトのものを選ぶのが無難です。オンラインで提出する場合、多くの企業ではPDF形式での提出が求められます。Wordで作成した書類は、PDFに変換することで、環境による表示崩れを防ぎ、誰が見ても同じレイアウトで確認できるようにすることができます。しかし、企業によってはWordファイルでの提出を求める場合もあるため、指示に必ず従いましょう。

ファイル名もプロフェッショナルな印象を与える上で重要です。「氏名_応募職種_履歴書」のように、分かりやすく、内容を識別できるファイル名を設定することがマナーです。例えば、「山田太郎_営業職_履歴書.pdf」といった形式です。送付前の最終チェックとして、ファイル名、ファイル形式、そして提出方法(メール添付、Webフォームアップロードなど)が指示通りになっているかを再度確認し、万全の体制で応募書類を提出しましょう。

例文で学ぶ!応用できる志望動機テンプレート

志望動機作成の具体的なイメージを掴むために、公的機関の事例を基にしたテンプレートをご紹介します。ご自身の経験や志望する企業に合わせて、応用してみてください。

公的機関向け志望動機テンプレート(厚生労働省)

「大学で公共政策を専攻し、社会保障や労働行政に関わりたいと考えました。特に、国民一人ひとりが安心して暮らせる社会の実現に貢献したいという強い思いから、厚生労働省を志望いたしました。在学中は、〇〇に関するゼミで、高齢者福祉政策の現状と課題について深く学び、その中で現行制度の改善の必要性を痛感しました。貴省が掲げる『ひと、くらし、みらいのために』という理念に深く共感しており、私の持つ分析力と課題解決への意欲を活かし、具体的な政策立案や運用を通じて、より良い社会の構築に尽力したいと考えております。

特に、日本の高齢化社会における年金制度の持続可能性や、多様な働き方に対応する労働環境整備に関心を抱いており、これらの喫緊の課題解決に貴省の一員として貢献できることに大きな魅力を感じております。私の専門知識と社会貢献への強い意欲を活かし、国民の生活基盤を支える政策に深く携わっていきたいと強く願っています。

前職の民間企業では、顧客の課題をヒアリングし、解決策を提案する業務に従事しておりました。この経験で培った傾聴力と提案力を、貴省の行政サービス向上や政策の実現に役立てたいと考えております。国民の皆様の声に真摯に耳を傾け、より良い未来を創造するための一員として貢献できることを楽しみにしております。」

出典: 志望動機で差をつける!欄が足りない時の書き方と具体例(厚生労働省 志望理由の例を参考に作成)

公的機関向け志望動機テンプレート(総務省)

「貴省の業務説明会に参加し、総務省が統計調査や行政相談など、国民の日常生活に密着した幅広い行政を担っていることを知り、その身近さと重要性に深く感銘を受けました。特に、説明してくださった職員の方々の熱意と、国民の声に真摯に耳を傾ける姿勢に強く惹かれ、私もその一員として日本の未来に貢献したいと志望いたしました。大学ではデータサイエンスを専攻し、ビッグデータを活用した地域課題の分析に取り組んでまいりました。この経験を通じて、正確な情報に基づいた政策決定の重要性を痛感しております。

貴省の統計調査業務において、私の専門性を活かし、社会の現状を的確に把握するためのデータ分析に貢献できると考えております。また、行政相談を通じて国民の抱える問題に直接向き合い、解決に導くことで、より円滑で信頼される行政サービスの提供に貢献したいと考えております。多くの国民にとって身近な業務であることに大きな魅力を感じ、多様な業務を通じて、日本社会の基盤を支える一翼を担えることに、大きなやりがいを感じております。

情報通信政策や地域振興といった分野にも強い関心があり、貴省で得られる幅広い知識と経験を活かし、将来は地方創生などにも貢献したいと考えております。私の分析力と課題解決への意欲が、貴省の業務推進の一助となることを確信しております。」

出典: 志望動機で差をつける!欄が足りない時の書き方と具体例(総務省 志望理由の例を参考に作成)

労働基準監督官向け志望動機テンプレート

「大学で労働法を専攻し、特に労働基準法や労働契約法に深い関心を持っていました。多様な職場を訪問し、働く人々の権利と安全を守る労働基準監督官の仕事に強い魅力を感じ、志望いたしました。民間企業での3年間の営業経験では、多様な顧客企業を訪問する中で、労働環境に関する悩みを聞く機会も多く、劣悪な環境で働く人々の存在を間近で知り、彼らを支援したいという思いを強く抱きました。

監督官として、法令違反の是正指導だけでなく、労働環境改善のための助言や情報提供を通じて、企業と働く人々の双方にとってより良い関係を築く架け橋となりたいと考えております。労働者保護と企業経営のバランスを考慮しつつ、公平な立場で問題解決に貢献できるこの職務に、私のコミュニケーション能力と課題解決能力を最大限に活かしたいと強く願っています。特に、大学で学んだ知識を実務で活かし、日本の労働環境の健全化に貢献できることに大きな魅力を感じています。

『人』に関わる仕事に就きたいという思いから、人と労働の両方を支えることができる労働基準監督官は、まさに私の理想とする職業です。常に学び続け、現場に足を運び、人々と直接対話する中で問題の本質を理解し、より良い社会の実現に尽力したいと考えております。貴職務を通じて、より多くの人々が安心して働ける社会の実現に貢献できることを楽しみにしております。」

出典: 志望動機で差をつける!欄が足りない時の書き方と具体例(労働基準監督官 志望理由の例を参考に作成)

よくある質問:志望動機作成の疑問を解決

志望動機を作成する際によくある疑問にお答えします。これらの疑問を解消し、自信を持って志望動機を完成させましょう。

志望動機と自己PRの違いは?

志望動機と自己PRは、就職活動において重要な二大要素ですが、その目的と伝えるべき内容は明確に異なります。志望動機は、「なぜこの企業・職種で働きたいのか」を企業目線で伝えるものです。企業が抱える課題に対し、あなたがどのように貢献できるのか、入社後に何を成し遂げたいのかを具体的に示し、企業への理解度と入社意欲をアピールします。

一方、自己PRは、「自分にはどんな強みがあり、どのように企業に貢献できるのか」を自分目線でアピールするものです。過去の経験から得たスキルや資質(例:コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップなど)を具体的なエピソードを交えて説明し、企業にとってのあなたの価値を伝えます。あなたの「できること」を具体的に示す場と言えるでしょう。

これら二つは密接に関連しますが、役割が異なります。志望動機で企業の魅力と自身の合致点を示し、自己PRで自身の能力を深く掘り下げてアピールすると効果的です。例えば、志望動機で「御社の〇〇事業に魅力を感じ、貢献したい」と述べ、自己PRで「私の△△という強みが、その事業で具体的にどのように貢献できるか」を説明することで、一貫性があり、より説得力のあるメッセージとなります。

未経験の職種・業界への志望動機はどう書く?

未経験の職種や業界を志望する場合、これまでの経験を無理に結びつけようとすると、かえって不自然になることがあります。この場合、最も重要なのは、「なぜ未経験の分野に挑戦したいのか」という明確な理由と、「そのためにどのような努力をしてきたか、これからしていくか」という成長意欲を示すことです。

まず、なぜその職種や業界に魅力を感じたのか、具体的なきっかけや経験を盛り込み、あなたの強い興味と熱意を伝えましょう。次に、これまでの経験で培ったポータブルスキル(汎用性の高いスキル、例:コミュニケーション能力、問題解決能力、学習意欲など)を、新しい職種でどのように活かせるかを具体的に記述します。例えば、「前職で培った顧客へのヒアリング力は、未経験の企画職においても市場ニーズの把握に役立つと考えています」といった形です。

また、未経験であることのハンデをカバーするためには、入社前から自主的に行っている学習や努力を示すことが非常に効果的です。関連書籍の読破、オンライン講座の受講、資格取得に向けた勉強、業界セミナーへの参加など、具体的な学習経験を盛り込むことで、あなたの真剣な意欲と将来性が伝わります。最後に、入社後にどのように成長し、企業に貢献していきたいかという長期的な視点を示すことで、企業はあなたが即戦力でなくとも、将来的に大きな戦力となる可能性を評価してくれるでしょう。

複数の企業に応募する場合、使い回しはNG?

複数の企業に応募する際に、志望動機を使い回すことは基本的にNGです。企業は、応募者が自社にどれだけ関心を持ち、入社を強く望んでいるかを知りたいと考えています。使い回しの志望動機では、その企業への理解度や熱意が伝わらず、「他社でも良い」という印象を与えかねません。

企業ごとのカスタマイズが不可欠な理由は、それぞれの企業が持つ独自の魅力、事業内容、企業文化が異なるためです。たとえば、同じ業界の企業であっても、強みとする技術、力を入れているプロジェクト、社員に求める価値観などは大きく異なります。これらの違いを理解し、自分の経験やスキル、価値観がどのようにその企業に貢献できるのかを具体的に記述することで、オリジナリティと熱意が伝わる志望動機となります。

テンプレートを活用するのは良いですが、それはあくまで構成の骨格として捉え、各企業の具体的な強みやプロジェクト、企業理念に触れ、自分がその企業でどのように貢献したいのかを具体的に記述することが重要です。企業の採用情報やニュース、IR情報を読み込み、企業独自のキーワードやビジョンを志望動機に盛り込むことで、「この応募者は、うちの会社について深く理解しているな」という好印象を与えることができるでしょう。手間はかかりますが、このひと手間が内定への近道となります。