新卒で入った会社がどうしても合わず、入社1〜2年で転職を考える第二新卒は今すごく増えています。
ただ「転職したい」と思った瞬間に、多くの人がまず転職サイトや有名どころのエージェントに登録して、エージェント選びを深く考えないまま動き始めてしまうんですよね。
結果として、求人の数は多いのに
- 紹介される求人がブラック臭しかしない
- 年収がほとんど上がらない or むしろ下がる
- 担当者にゴリ押しされて、よく分からないまま内定承諾しそうになる
…こんな状態になって、転職そのものをあきらめてしまう人も少なくありません。
一方で、僕は「どのエージェントに相談するか」=エージェントの選び方を変えたことで、年収120万円UP&ホワイト寄りの環境を手に入れることができました。
この記事では、
- 第二新卒でも年収120万円UPできた背景
- 転職そのものより「エージェント選び」が大事だった理由
- エージェント選びをプロに任せられるエージェント紹介サービスの使い方
をまとめていきます。
「とりあえず大手エージェント3社に登録しとけ」という雑なアドバイスに違和感がある人は、最後まで読んでみてください。
第二新卒でも年収120万円UPできた背景
新卒1〜2年目で行き詰まっていた頃の働き方と年収
まずは当時の状況から少しだけ。
新卒で入った会社は、一言でいうとそこそこ有名だけど中身はかなり体育会系な環境でした。
- 残業:月40〜60時間が普通
- 休日:土日出勤もたまにある
- 上司:感情的に怒鳴るタイプが多い
- 年収:手取り20万円前後(ボーナス込みで年収350〜380万円くらい)
正直、「めちゃくちゃブラック」というほどではないものの、
「このまま5年、10年続けたときのイメージが全然わかない」状態でした。
- この会社でスキルがついているのか分からない
- 上司を見ても「5年後の自分」が全く魅力的じゃない
- それでいて給料は大きく上がる見込みなし
とはいえ、「たった1〜2年で辞めるのは甘えなんじゃないか」という迷いもあり、しばらくは悶々としながら働き続けていました。
転職サイトと大手エージェントだけで動いて失敗しかけた話
限界が近づいてきたタイミングで、ようやく本格的に転職を意識。
最初にやったのは、多くの人と同じく
- 大手転職サイト2〜3つに登録
- 有名な転職エージェント2社に登録
という動きでした。
求人は山ほど紹介されますが、実際に話を聞いてみると
- 「とりあえず受けてみましょう」と数だけ打たされる
- こちらの希望よりエージェント側が成約させたい求人を強くすすめてくる
- 第二新卒向けというより、中途総合求人の“おまけ枠”として扱われている感覚
このまま進めていたら、おそらく
- 年収は少し上がるけど残業は減らない
- 会社名だけは今よりマシそう
- でも中身はあまり変わらない
という、「会社が変わっただけで人生はあまり変わらない転職」になっていただろうな、と今は思います。
ここでようやく、「そもそもエージェントの選び方を間違えているのでは?」と気づきました。
年収120万円UPの決め手はどのエージェントに相談するかだった
第二新卒がハズレ転職エージェントを引きやすいパターン
第二新卒は、実務経験が浅い分、「エージェント側から見て扱いやすい層」でもあります。
だからこそ、エージェント選びを間違えると、こんなパターンにハマりがちです。
-
「とりあえず内定を取らせたい」エージェントに当たる
ノルマが厳しいエージェントの場合、あなたのキャリアより「今月の成約件数」を優先して動きます。
結果として、条件が微妙でも「ここはおすすめですよ」とゴリ押しされることに。 -
第二新卒・未経験に強くないエージェントに相談してしまう
中途総合のエージェントは、どうしても「即戦力人材」向けの求人が中心です。
第二新卒向けの教育体制が整った求人は少なく、
「とりあえず応募できる求人」ばかり紹介されることも多いです。 -
担当者ガチャに頼りきりになる
同じ会社のエージェントでも、担当者の当たり外れが激しいのはよくある話。
たまたま当たった担当者が、第二新卒やあなたの業界に詳しくないと、
ヒアリングも浅いし、提案も雑になりがちです。
こういった理由から、「有名なエージェントに登録したから安心」では全くない、というのが正直なところです。
自分に合うエージェントだけに絞ったら年収と環境が一気に変わった
そこで僕は発想を変えて、「どの会社のエージェントか」ではなく「どんなスタンスのエージェントか」で選び直すことにしました。
- 第二新卒・未経験の転職支援に実績があるか
- 求人票の数ではなく中身(教育体制・残業・将来性)をしっかり見てくれるか
- 「とりあえず応募」ではなく、キャリアの棚卸しから付き合ってくれるか
この基準でエージェントを絞り込んだ結果、
| 項目 | 転職前 | 転職後 |
|---|---|---|
| 年収 | 約360万円 | 約480万円(+120万円) |
| 残業時間 | 月40〜60時間 | 月20〜30時間程度 |
| 休日 | 土日出勤あり | 土日祝休みが基本 |
| 職場の雰囲気 | 上司が感情的・怒鳴り声多め | 落ち着いた雰囲気・相談しやすい上司 |
いわゆる「ホワイト寄り」な環境に移れたのは、スキルが急激に伸びたからではありません。
自分の状況と希望に合ったエージェントに相談できたかどうか、ここが一番の分かれ目でした。
エージェント選びをプロに任せられるエージェント紹介サービスの使い方
サービスの仕組みと第二新卒にとってのメリット
とはいえ、「じゃあ自分に合うエージェントをどうやって探せばいいの?」という問題が残ります。
そこで役に立つのが、今回紹介したい「転職エージェント紹介サービス」です。
イメージとしては、こんな仕組みになっています。
- あなたの年齢・経歴・希望条件などをヒアリング
- それらの情報をもとに、複数のエージェントの中から相性が良さそうなところをピックアップ
- あなたに合いそうなエージェントを1〜数社紹介してくれる
- 紹介されたエージェントと面談し、実際の転職活動を進めていく
求職者から見ると、「エージェントを選んでくれるエージェント」のようなイメージですね。
第二新卒にとってのメリットを整理すると、次の3つが大きいです。
-
① 自分でエージェントを比較しまくる必要がない
ネットで口コミを調べたり、何社も登録して担当者ガチャを回す必要がありません。
最初から「第二新卒・既卒・フリーター向け」に強いエージェント候補だけに絞ってもらえるのは大きなメリットです。 -
② 第二新卒向け求人に強いエージェントとつながりやすい
紹介サービス側は、各エージェントの得意分野や、どんな層の転職支援に強いかを把握しています。
そのため、「第二新卒の支援実績が少ないエージェント」を最初から避けてくれるのが安心ポイントです。 -
③ ブラック寄りの求人をある程度フィルタリングしてくれる
紹介サービス側は、エージェント経由での入社後の定着率なども見ていることが多く、
離職率が高すぎる企業や評判の悪い求人は、そもそも紹介候補から外しているケースもあります。
「どのエージェントが正解か分からない」という状態で動き始めるより、
最初から相性の良さそうなエージェント候補に絞ってもらえるだけでも、転職活動のストレスはかなり減ります。
無料相談から内定までのステップと向いている人・向いていない人
最後に、エージェント紹介サービスをどう使えばいいかと、どんな人に向いているかを整理しておきます。
利用のステップ
-
① 無料登録フォームから相談を申し込む
氏名・年齢・現在の雇用形態・大まかな希望条件などを入力します。
この時点では、まだ具体的な転職時期が決まっていなくても問題ありません。 -
② 担当者によるヒアリング
電話 or オンラインで、これまでの経歴や現在の悩み、希望の働き方などを丁寧にヒアリングしてもらえます。
「今すぐ転職したいのか」「まずは話だけ聞きたいのか」もここで正直に伝えてOKです。 -
③ あなたに合うエージェントの紹介
ヒアリング内容をもとに、相性の良さそうなエージェントを1〜数社ピックアップして紹介してくれます。 -
④ エージェントと面談 → 求人紹介 → 選考
実際の転職活動は、この段階から通常のエージェント利用と同じ流れになります。
【PR】第二新卒・既卒・フリーター向けのエージェント紹介サービス
「どのエージェントに相談すればいいか分からない」という人は、
まずはエージェント選びからプロに任せてしまうのが一番ラクです。
- 第二新卒・既卒・フリーターに特化したエージェントを紹介
- 自分で何社も比較・登録する手間を減らせる
- すべて無料で利用可能(紹介料は企業側が負担)
※サービスの詳細や最新情報は、必ず公式サイトをご確認ください。
向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
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第二新卒の転職は、「どの会社に入るか」より前に「誰に相談するか」で結果が決まりやすいフェーズです。
もし今の会社にモヤモヤを感じていて、だけどまたハズレを引くのが怖いなら、
まずはエージェント選びからプロに任せてみるという選択肢を持っておくと、かなり心がラクになります。