概要: 新生銀行のセキュリティカードが廃止された一方、楽天銀行では依然として利用されています。本記事では、楽天銀行のセキュリティカードが本当に必要なのか、その用途や見方、保管方法などを詳しく解説します。セキュリティカードに関する疑問を解消しましょう。
【2026年最新】楽天銀行・新生銀行のセキュリティカード、本当に必要?
近年、インターネットバンキングのセキュリティは日進月歩で進化しています。
その中で、かつて主流だった「セキュリティカード」の扱いも大きく変化しているのをご存じでしょうか?
特に楽天銀行と新生銀行では、セキュリティカードの必要性について異なる状況が見られます。
この記事では、2026年現在の最新情報に基づき、両行のセキュリティカードの必要性を徹底解説します。
手元にあるカードをどうすべきか、これからどうすればよいのか、疑問を解消していきましょう。
新生銀行のセキュリティカードは廃止・廃棄された?
新生銀行をご利用の方にとって、セキュリティカードの行方は気になるところでしょう。
結論から言うと、新生銀行のセキュリティカードは現在では完全に不要となっています。
これはセキュリティ強化と利便性向上を目的とした大きな変更です。
新生銀行のセキュリティカードは完全に不要に!
新生銀行では、インターネットバンキング(新生パワーダイレクト)における認証方法が大きく見直されました。
具体的には、2023年5月28日をもってセキュリティカードによる認証が終了しています。
以前は、オンライン取引を行う際に、カードに記載された乱数表から特定の数字を入力する必要がありましたが、この方式は廃止されました。
これは、フィッシング詐欺などの巧妙化する不正利用手口に対抗するため、より強固で安全な認証システムへと移行する必要があったためです。
カードを紛失するリスクや、常に持ち歩く不便さも解消され、ユーザーにとっては利便性も向上しました。
もし今お手元に新生銀行のセキュリティカードがある場合は、すでに認証には利用できませんのでご安心ください。
過去の認証方式に慣れていた方にとっては、少し戸惑うかもしれませんが、新しい認証方法の方がより安全で便利に利用できます。
新しい認証方法への移行とそのメリット
新生銀行では、セキュリティカードの廃止に伴い、以下のような新しい認証方法が導入されています。
- SMS認証: 登録済みの携帯電話番号にSMS(ショートメッセージ)でワンタイムパスワードが送信され、それを入力して認証する方法です。多くの金融機関で採用されている標準的な認証方法で、迅速かつ安全です。
- 電話認証: 事前に登録した電話番号に自動音声ガイダンスで認証コードが通知され、それを入力して認証します。SMSが受信できない環境でも利用できるため、非常に便利です。
- スマホ認証: スマートフォンアプリを利用して認証を行う方法です。指紋認証や顔認証といった生体認証と組み合わせることで、さらに高いセキュリティとスムーズな操作性を実現しています。
これらの新しい認証方法は、いずれもワンタイムキーという一度きりしか使えないパスワードを利用するため、セキュリティカードのように「カード番号が漏洩したら悪用される」といったリスクが大幅に低減されます。
また、スマートフォン一台で認証が完結することが多く、カードを持ち歩く必要がないため、取引の利便性も飛躍的に向上しています。
不正利用のリスクを最小限に抑えつつ、より快適にインターネットバンキングを利用できるようになった点が最大のメリットと言えるでしょう。
手元のセキュリティカード、どうすればいい?
新生銀行のセキュリティカードが不要になったと聞いても、長年使ってきたカードをいきなり捨てるのは不安に感じるかもしれません。
しかし、新生銀行からは「認証終了に伴い破棄しても問題ありません」と明確にアナウンスされています。
カードには口座番号の一部など、個人情報につながる可能性のある情報が記載されている場合があります。
そのため、安全に破棄することが非常に重要です。
具体的な破棄方法としては、以下のような手順をお勧めします。
- ハサミで細かく切断する: 特にカード番号や乱数表の部分を判読できないように細かく切り刻みましょう。
- シュレッダーにかける: 自宅にシュレッダーがあれば、最も安全で簡単な方法です。個人情報保護のために活用しましょう。
- 燃えるゴミとして出す場合は工夫を: そのまま捨てずに、他のゴミと混ぜたり、透明な袋に入れないようにするなど、個人が特定されないような配慮をしてください。
決してカードをそのままゴミ箱に捨てたり、他人に渡したりすることのないようにしてください。
不要になったものでも、個人情報が含まれている以上、責任を持って適切に処分することが大切です。
楽天銀行のセキュリティカード、必要性を徹底解説
新生銀行とは異なり、楽天銀行のセキュリティカードは「一部取引でまだ必要」という状況にあります。
完全に不要になったわけではないため、楽天銀行ユーザーは注意が必要です。
ここでは、楽天銀行のセキュリティカードの現在の位置付けと、その必要性について詳しく解説します。
一部取引で不要になった楽天銀行セキュリティカード
楽天銀行では、2016年9月26日より、振込などの一部取引においてセキュリティカード認証が廃止され、ワンタイムキーの入力が必要になりました。
これは、新生銀行と同様に、セキュリティ強化と利便性向上を目指した動きの一環です。
以前は、振込を行う際にもセキュリティカードの乱数表から特定の数字を入力するステップがありましたが、現在は楽天銀行アプリやメールで発行されるワンタイムキーが主流となっています。
この変更により、ユーザーはよりスピーディーかつ安全に振込取引を完結できるようになりました。
ワンタイムキーは一度限り有効なパスワードであるため、万が一漏洩しても再利用されるリスクがなく、フィッシング詐欺などへの耐性が向上しています。
したがって、「振込取引に限って言えば」楽天銀行のセキュリティカードは不要になった、と理解してよいでしょう。
しかし、これだけでは全ての取引で不要になったわけではないため、次の項目で詳しく見ていきます。
どのような時にまだ必要なのか?
楽天銀行のセキュリティカードは、振込取引では不要になりましたが、「振込以外の操作(設定変更など)では、当面の間セキュリティカードが必要となる場合がある」と案内されています。
これは、システムが「本人確認を必要」と判断した場合に利用される、ということです。
具体的に、どのような場面でセキュリティカードが求められる可能性があるのでしょうか。
- ログイン時(特定の状況下): 通常のログインではワンタイム認証が一般的ですが、環境が変わった場合や、不正ログインの疑いがある場合など、追加の本人確認として求められることがあります。
- 各種設定変更: 登録情報(住所、電話番号、メールアドレスなど)の変更、パスワードの変更、振込限度額の変更、その他各種サービスの契約・解除など、口座の重要な設定に関わる操作。
- セキュリティ設定の変更: ワンタイム認証の利用設定や、口座のセキュリティレベルに関わる設定の変更時。
これらの操作は、口座の安全性に直結するため、より厳重な本人確認が求められることが多く、セキュリティカードがその役割を担っています。
完全に不要になるまでは、引き続き手元に保管しておくことが推奨されます。
いざという時にカードが見つからず、重要な手続きが進められないといった事態を避けるためにも、現在のところは必要不可欠なアイテムと言えるでしょう。
なぜ廃止しきれないのか?背景にあるセキュリティ課題
新生銀行が全面的にセキュリティカードを廃止した一方で、楽天銀行で一部残存しているのはなぜでしょうか。
これには、主に以下の2つの背景が考えられます。
まず一つは、システム移行の複雑性です。
楽天銀行は非常に多くのユーザーを抱え、多岐にわたるサービスを提供しています。
全ての認証システムを一度に刷新することは、システムトラブルのリスクや膨大なコストを伴うため、段階的な移行が選択されている可能性があります。
特に、旧来から利用しているユーザーの中には、スマートフォンの操作に不慣れな方や、ワンタイムキーの利用設定に抵抗がある方もいるため、過渡期としてセキュリティカードを残すことで、幅広いユーザーに対応していると考えられます。
二つ目の背景は、多角的な認証手段の確保です。
特定の認証方法に全面的に依存すると、その方法が破られた場合に大きなリスクが生じます。
セキュリティカードを残すことで、ワンタイムキーが利用できない状況(例:スマートフォンの紛失・故障、電波状況の悪化)や、システムの不具合が発生した場合に備え、代替の認証手段として機能させる意図があるかもしれません。
これは、より強固な多層防御の考え方に基づいています。
フィッシング詐欺など、不正利用の手口は常に進化しているため、銀行側も常に最新のセキュリティ対策を講じる必要があります。
その中で、ユーザーの利便性とセキュリティのバランスを取りながら、最適な認証方法を模索している段階と言えるでしょう。
楽天銀行セキュリティカードの「見方」と「見分け方」
楽天銀行のセキュリティカードは、いざ必要になった時にスムーズに利用できるよう、その「見方」と「見分け方」を理解しておくことが大切です。
特に複数口座をお持ちの方は注意が必要です。
楽天銀行セキュリティカードの構成要素
楽天銀行のセキュリティカードは、一般的に乱数表と呼ばれる数字の羅列が記載されたカードです。
この乱数表は、縦横の軸に沿って番号が振られており、「A列の3行目」といった形で特定の数字を求められる仕組みになっています。
具体的な構成要素は以下の通りです。
- カード番号: カード固有の識別番号が記載されている場合があります。
- 乱数表: 格子状に配置された多数の数字群。これが認証の際に使われます。
- その他: 口座番号の一部や、楽天銀行のロゴなどが印刷されています。
認証を求められた際は、画面上に「●行目の●列の数字を入力してください」といった具体的な指示が表示されます。
例えば、「C行目の5列目」と指示されたら、カードのC列と5行目が交差する箇所の数字を確認し、それを入力することになります。
この仕組みは、カード自体が手元にあることと、正しい指示を理解できることの二重の確認となり、セキュリティを高めています。
カードの表面をよく確認し、どのような情報がどこに記載されているかを事前に把握しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
複数口座を持っている場合の見分け方
楽天銀行は、「口座ごとに発行の要否が判断される」と公式に案内しています。
これは、複数の楽天銀行口座を持っている場合、それぞれの口座に対して異なるセキュリティカードが発行されている可能性があることを意味します。
もし複数枚のセキュリティカードが手元にある場合、どのカードがどの口座に対応しているのか、見分けることが非常に重要です。
複数のカードを見分けるためのヒントをいくつかご紹介します。
- カードに記載された情報: カードには口座番号の一部や、口座開設時期などが記載されていることがあります。これらの情報で紐付けを確認しましょう。
- ニックネームやメモ: ご自身で開設時に、カードの裏面などに口座のニックネームや用途などを手書きでメモしておくのも良い方法です。
- アプリやウェブサイトでの確認: 楽天銀行のアプリやウェブサイトにログインし、各口座の情報を確認する際に、関連するセキュリティカード情報が表示されることがあります。
誤ったセキュリティカードを使って認証を試みると、ロックがかかってしまうなどのトラブルにつながる可能性もあります。
複数口座をお持ちの方は、それぞれのセキュリティカードを区別できるよう、工夫して保管することをお勧めします。
例えば、専用の封筒に入れたり、付箋を貼ったりするなどして、一目で識別できるようにしておくと良いでしょう。
カードの有効性と確認方法
手元にある楽天銀行のセキュリティカードが、現在も有効なものなのか、不安に感じることもあるかもしれません。
カードの有効性を確認する方法はいくつかあります。
最も確実なのは、実際にセキュリティカード認証が必要な取引を試してみることです。
例えば、ログインパスワードの変更など、カード認証が求められる可能性がある操作を試しに行ってみましょう。
もしカード認証を求められ、その際に手元のカードで問題なく認証が完了すれば、そのカードは有効であると判断できます。
また、楽天銀行のウェブサイトやアプリにログイン後、セキュリティ設定の項目で、ご自身のセキュリティカードに関する情報や、現在の認証方法の設定状況を確認できる場合もあります。
万が一、カードが認識されない、認証に失敗するといった事態が続く場合は、カードの紛失・破損扱いとなり、再発行手続きが必要になる可能性があります。
その際は、速やかに楽天銀行カスタマーサービスに問い合わせて、指示を仰ぐようにしてください。
有効期限が設けられているカードではありませんが、紛失や破損、磁気不良などにより使用できなくなる可能性はあります。
定期的に状態を確認し、いざという時に使えるかを確認しておくことが大切です。
楽天銀行セキュリティカードが「もらってない」場合は?
楽天銀行のセキュリティカードについて調べているうちに、「自分はそんなカードをもらった覚えがない」と気づく方もいるかもしれません。
これは珍しいことではありません。なぜ手元にないのか、その場合の対処法について解説します。
新規口座開設時の発行有無
楽天銀行のセキュリティカードは、新規口座開設時に必ずしも発行されるとは限りません。
特に、比較的新しい時期(2016年9月以降)に口座を開設された方や、スマートフォンの利用を前提とした口座開設を行った方の場合、最初からワンタイムキー認証がデフォルト設定となっており、セキュリティカード自体が発行されていないケースが増えています。
楽天銀行はセキュリティ強化と利便性向上のため、ワンタイムキー認証への移行を進めており、セキュリティカードの役割は徐々に低下しています。
そのため、口座開設時にセキュリティカードの発行が「必要なし」と判断されたり、郵送がされなかったりすることがあります。
もし、「セキュリティカードをもらった記憶がない」という場合は、そもそも発行されていない可能性が高いと考えられます。
楽天銀行アプリなどを利用して、普段の取引が問題なくできているのであれば、特に心配する必要はありません。
ご自身の口座の認証設定を確認し、セキュリティカードが登録されているか、ワンタイム認証が設定されているかを確認してみましょう。
カードが手元にない場合の対処法
「以前は持っていたはずだが、今は見当たらない」「最初から持っていないが、特定の取引で必要だと言われた」といった場合、いくつかの対処法があります。
まず、手元にないセキュリティカードが必要になった場合、楽天銀行への再発行手続きが考えられます。
再発行には一定の手数料がかかる場合があり、カードが郵送されるまでに数日かかるため、急ぎの場合は注意が必要です。
再発行の手続きは、楽天銀行のウェブサイトからログインし、各種設定やヘルプページを通じて申請することになります。
また、特定の取引でセキュリティカードが求められたものの、それが手元にない場合は、電話やチャットで楽天銀行のカスタマーサービスに問い合わせるのが最も確実です。
状況を説明すれば、代替の本人確認方法を案内してもらえる可能性があります。
ただし、より重要なのは、セキュリティカードに頼らずに取引が完結するよう、ワンタイムキー認証を積極的に利用する設定にしておくことです。
楽天銀行アプリをインストールし、アプリからの認証設定を完了させておくことで、ほとんどの取引はセキュリティカードなしで安全に行えるようになります。
これにより、カードの紛失リスクも解消され、よりスムーズな取引が可能になります。
セキュリティカード不要で利用できる取引
楽天銀行では、ワンタイムキー認証への移行が進んだことで、セキュリティカードがなくても多くの取引が問題なく行えます。
以下のような取引は、セキュリティカードなしで利用できるのが一般的です。
- ログイン: 通常のログイン(ユーザーIDとパスワード)と、登録した携帯電話番号へのワンタイムパスワード(SMSまたはアプリ)認証で可能です。
- 残高照会・入出金明細照会: ログイン後は、セキュリティカード不要でいつでも残高や取引履歴を確認できます。
- 振込・振替: 前述の通り、現在ではワンタイムキー(アプリまたはメール)での認証に切り替わっており、セキュリティカードは不要です。
- 定期預金の作成・解約: 多くの場合、ワンタイムキー認証で手続きが可能です。
- 外貨預金取引: 為替取引も、ワンタイムキーによる認証が主流です。
これらの主要な取引は、セキュリティカードがなくても、アプリやSMSで発行されるワンタイムキーがあれば問題なく実行できます。
むしろ、ワンタイムキー認証の方が、セキュリティカード認証よりも安全性が高く、利便性も優れています。
もし現在、セキュリティカードが手元になくても、ほとんどの日常的な銀行取引には支障がないと考えて良いでしょう。
ただし、特定の「設定変更」などではまだ必要となる場合があるため、その点のみ注意が必要です。
楽天銀行セキュリティカードの「用途」と「保管方法」
楽天銀行のセキュリティカードは、一部取引でまだ必要とされるため、その「用途」を理解し、適切に「保管」することが重要です。
ここでは、カードの主な役割と、安全な管理方法について詳しく解説します。
セキュリティカードの主要な「用途」
楽天銀行のセキュリティカードは、主に「システムが本人確認を必要と判断した場合」に利用されます。
これは、通常のログインやワンタイムキー認証だけでは不十分と判断される、特に重要度の高い操作や、不正利用の可能性が疑われるような場合に求められることが多いです。
具体的な主要な用途としては、以下のような場面が挙げられます。
- ログインパスワードの再設定: パスワードを忘れた場合や、セキュリティ上の理由で変更する際に、本人確認のため求められることがあります。
- 登録情報の変更: 住所、電話番号、メールアドレスなど、お客様の重要な個人情報を変更する際に、厳重な本人確認として利用されます。
- 振込限度額の変更: 一日の振込限度額や一回の振込限度額を増額する際など、不正利用のリスクが高まる操作で求められることがあります。
- その他、重要度の高い設定変更: 投資信託やFX口座連携などのサービス設定変更、セキュリティ関連設定の見直しなど。
これらの操作は、一度変更されると口座の安全性や利便性に大きな影響を及ぼすため、より厳格な認証が求められるのです。
セキュリティカードは、このような場面で「物理的な証明」として機能し、オンライン上でのなりすましを防ぐための重要な防衛線となります。
普段はあまり使わないかもしれませんが、いざという時のために、その役割を理解しておくことが不可欠です。
適切な「保管方法」と紛失防止策
楽天銀行からは、セキュリティカードについて「引き続き保管するよう案内されていました」という情報があります。
これは、前述した重要な取引でまだ必要となる可能性があるためです。
適切な保管方法を実践し、紛失や盗難を防ぐことが、お客様の資産を守る上で極めて重要です。
以下に、安全な保管方法と紛失防止策をご紹介します。
- 財布とは別に保管する: クレジットカードやキャッシュカードと一緒に財布に入れておくと、財布ごと紛失・盗難に遭った際に全ての情報が漏洩するリスクが高まります。別の場所に保管しましょう。
- 人目のつかない安全な場所: 自宅であれば、鍵のかかる引き出しや、家族以外には見られないような場所を選びましょう。
- 写真撮影は避ける: スマートフォンなどでカードの画像を保存すると、スマートフォンが紛失・ハッキングされた場合に情報が漏洩するリスクがあります。
- コピーを取らない: 不必要にコピーを作成することも情報漏洩のリスクを高めます。
万が一、セキュリティカードを紛失してしまった場合は、速やかに楽天銀行に連絡し、利用停止措置や再発行手続きを行いましょう。
紛失に気づいたら、「もしかしたら悪用されるかも」という危機意識を持ち、迅速な対応を心がけることが大切です。
普段使わないからといって適当に扱わず、厳重に保管することで、いざという時に困ることなく、そして安全に楽天銀行のサービスを利用し続けられます。
破棄を検討すべきタイミングと安全な破棄方法
現在のところ、楽天銀行のセキュリティカードは「引き続き保管」が推奨されていますが、将来的に新生銀行のように完全に不要になる可能性も十分に考えられます。
もし、楽天銀行からセキュリティカードの「完全廃止」が公式にアナウンスされた場合は、そのタイミングで破棄を検討すべきでしょう。
その際も、新生銀行のケースと同様に、個人情報保護の観点から安全な破棄方法を徹底することが不可欠です。
安全な破棄方法としては、以下の点を再度ご確認ください。
- ハサミで細かく切断する: カードに記載された乱数表や口座番号の一部などが判読できないように、縦横斜めに細かく切り刻みましょう。
- シュレッダーにかける: カード対応のシュレッダーがあれば、最も簡単で確実な方法です。
- 複数のゴミ袋に分けて捨てる: 一度に全てを捨てず、複数日に分けて捨てたり、異なる種類のゴミに混ぜたりすることで、もし破片を拾われたとしても復元されにくくなります。
大切なのは、「情報が読み取れないようにすること」と「個人を特定できないようにすること」です。
誤った方法で破棄すると、不正利用のリスクを高めてしまうことになります。
楽天銀行の今後のアナウンスに注意を払い、完全に不要になった際には、これらの安全な方法で責任を持って処分するようにしてください。
それまでは、引き続き適切な場所に厳重に保管しておきましょう。
まとめ
よくある質問
Q: 新生銀行のセキュリティカードはもう使えないのですか?
A: はい、新生銀行ではセキュリティカードのサービスは廃止され、現在は利用できません。新規発行も終了しています。
Q: 楽天銀行のセキュリティカードは、どのような場面で必要になりますか?
A: 楽天銀行のセキュリティカードは、インターネットバンキングでのログイン時や、振込・送金などの重要な取引の際に、本人認証として必要となる場合があります。特に、普段と異なる環境からのアクセスや、高額な取引の際には利用が求められることがあります。
Q: 楽天銀行のセキュリティカードに記載されている情報はどのように見れば良いですか?
A: セキュリティカードには、数字やアルファベットがランダムに記載されています。ログイン時などに、指定された場所へこれらの情報を入力することで、本人確認が行われます。カードの券面で、どの位置の情報を入力する必要があるか確認しましょう。
Q: 楽天銀行のセキュリティカードが手元にない場合はどうすれば良いですか?
A: 楽天銀行のセキュリティカードが届いていない、または紛失した場合は、楽天銀行のカスタマーセンターに問い合わせる必要があります。再発行の手続きについて案内してもらえます。
Q: 楽天銀行のセキュリティカードは、どのように保管するのが安全ですか?
A: セキュリティカードは、他人に知られないように厳重に保管することが重要です。財布などに入れて持ち歩く場合は、紛失しないように注意しましょう。また、インターネットバンキングのIDやパスワードなど、他の情報と一緒に保管することは避けてください。
