1. エントリーシートの基本:在籍期間・在職中の書き方
    1. ESはあなたの「履歴書+α」
    2. 正確性が命!在籍期間・在職中の記載ルール
    3. 結論ファーストで魅せる構成術
  2. 迷わず書ける!住所、続柄、そして「です・ます」調
    1. 住所・氏名・連絡先の基本ルール
    2. 家族構成と続柄の正しい書き方
    3. 「です・ます」調で統一された丁寧な文章
  3. 字数制限や段落構成のポイントとは?
    1. 効率的な文字数調整のテクニック
    2. 読みやすさを追求する段落構成
    3. ストーリーテリングで惹きつけるES
  4. 「だ・である」調?「存じます」は使える?ビジネス文書の基本
    1. ESにおける敬語表現の正しい使い方
    2. 「だ・である」調はNG!ビジネス文書としてのES
    3. 適切な敬語で「存じます」の活用法
  5. エントリーシートを「びっしり」埋めるコツと注意点
    1. 「空欄NG」!余白を残さない徹底術
    2. 具体的なエピソードで内容を肉付け
    3. 誤字脱字チェックと第三者添削の重要性
  6. まとめ
  7. よくある質問
    1. Q: エントリーシートの在籍期間はどのように書けば良いですか?
    2. Q: エントリーシートの住所欄で「ふりがな」は必要ですか?
    3. Q: エントリーシートで「です・ます」調と「だ・である」調のどちらを使うべきですか?
    4. Q: エントリーシートに「存じます」という言葉を使っても良いですか?
    5. Q: エントリーシートの字数制限がない場合、すべて埋めるべきですか?

エントリーシートの基本:在籍期間・在職中の書き方

ESはあなたの「履歴書+α」

エントリーシート(ES)は、就職活動における企業への応募書類の一つです。履歴書が学歴や職歴、基本的な個人情報を網羅するのに対し、ESはあなたの個性や潜在能力を深く伝えるための重要なツールとなります。自己PR、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)、そして志望動機を通じて、企業は応募者の経験、能力、人間性をより詳しく知ろうとします。

企業がESを通じて見ているポイントは多岐にわたります。例えば、自社で活かせる能力やスキルがあるか、どのような考え方や性格をしていて社風とマッチするか、入社への熱意はどの程度か、問題に対してどう考え結論を導き出すかといった思考力、さらにはストレス耐性や企業への定着性なども評価の対象となります。

書類選考の段階で提出が求められるESは、面接に進んだ際にも面接官が参照する、いわば「あなた自身の取扱説明書」です。平均的なES通過率は50%前後と言われていますが、人気企業や有名企業では応募者が殺到するため、10~30%台にまで落ち込むこともあります。この限られた枠を勝ち抜くためにも、ES作成には戦略的なアプローチが不可欠なのです。

正確性が命!在籍期間・在職中の記載ルール

ES作成において、情報の正確性は最も基本的ながら非常に重要な要素です。特に学歴や職歴、在籍期間の記載は、企業の信用に直結するため、細心の注意を払いましょう。

まず、西暦か和暦かの表記は、ES全体で統一するのが鉄則です。指定がない場合はどちらでも構いませんが、途中で混在させると読み手に不親切な印象を与えてしまいます。また、現在在学中または在職中の場合は、「在学中」や「在職中」と明確に記載し、卒業や退職の見込みがある場合はその旨を追記します。例えば、「〇〇大学〇〇学部在学中(20XX年3月卒業見込み)」のように記載すると丁寧です。

さらに、略語や話し言葉の使用は厳禁です。「バイト」ではなく「アルバイト」、「〇〇大」ではなく「〇〇大学」と正式名称で記述しましょう。手書きの場合、文字は楷書で丁寧に書き、Web提出の場合は誤字脱字はもちろん、コピー&ペーストによる書式崩れにも注意が必要です。提出前の最終チェックで、日付や会社名、役職名などに間違いがないか、複数回確認する習慣をつけましょう。

結論ファーストで魅せる構成術

多忙な採用担当者にあなたのESを読み込んでもらうためには、「結論ファースト」の原則が非常に効果的です。どの項目でも、まず結論を簡潔に述べ、その後に根拠や具体的なエピソードを続ける構成を意識することで、要点が伝わりやすく、説得力のある文章になります。

例えば、「志望動機」であれば「なぜこの業界・企業なのか」という核となる理由を最初に提示し、その後でその理由を裏付ける経験や企業への魅力を具体的に記述します。「自己PR」では、自分の最もアピールしたい強みを一言で述べ、その強みがどのような状況で発揮されたか、結果として何に繋がったかを詳細に語ります。「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」も同様に、最も伝えたい成果や学びを冒頭に置き、そこに至るまでの目標、行動、そして結果を具体的に説明します。

この「結論→根拠・エピソード→入社後のビジョン(抱負)」という流れは、採用担当者が短時間であなたのメッセージを理解し、あなたという人物に興味を持つきっかけを作り出します。抽象的な表現を避け、具体的なエピソードや数字、状況などを交えることで、あなたの言葉にさらなる重みを持たせることができるでしょう。

迷わず書ける!住所、続柄、そして「です・ます」調

住所・氏名・連絡先の基本ルール

エントリーシートの冒頭を飾る住所、氏名、連絡先は、あなたの第一印象を決める重要な部分です。これらの情報は、企業の採用担当者があなたに連絡を取るための基本情報であるため、正確かつ丁寧な記載が何よりも求められます。

住所は都道府県からアパート・マンション名、部屋番号まで、省略せずに正確に記入しましょう。フリガナも忘れずに、指定があれば「ふりがな」か「フリガナ」に合わせて記入します。氏名は常用漢字を使用し、手書きの場合は楷書で丁寧に、Web入力の場合は変換ミスがないかを注意深く確認してください。連絡先には、日中連絡が取れる電話番号(携帯電話推奨)と、企業からの重要なメールを見逃さないよう、確認頻度の高いメールアドレスを記載します。就職活動専用のメールアドレスを作成し、迷惑メール設定などを確認しておくことをおすすめします。

万が一、手書きで書き間違えてしまった場合は、修正液や二重線で訂正するのではなく、新しいESに最初から書き直すのがマナーです。Web入力の場合も、送信前にすべての情報が正しく入力されているか、家族や友人など第三者の目でダブルチェックしてもらうと、うっかりミスを防ぐことができます。

家族構成と続柄の正しい書き方

エントリーシートや履歴書で家族構成の記入を求められる場合があります。企業がこの情報を求める目的は、応募者の家庭環境を把握し、定着性や健康状態など、間接的に仕事への影響を測るためと考えられます。プライベートな情報ではありますが、正直かつ正確に記載する姿勢が大切です。

記入する範囲は、一般的に同居している家族を対象とします。続柄は、本人から見た関係性を正確に記入してください。例えば、「父」「母」「兄」「弟」「姉」「妹」といった具体的な続柄を記述します。配偶者の有無を問われる場合は、「未婚」「既婚」と補足することもあります。これらの情報は、履歴書にも記載する可能性があるため、ESと履歴書の間で情報に矛盾がないように、必ず整合性を保ちましょう。

特に家族の健康状態など、詳細な情報を書く必要がない場合は、簡潔に氏名と続柄、年齢(または生年月日)のみを記載する形で問題ありません。個人情報保護の観点からも、企業が不必要に詳細な情報を求めることは少ないですが、もし記入欄が設けられている場合は、指示に従って適切に埋めるように心がけましょう。

「です・ます」調で統一された丁寧な文章

エントリーシートは、企業に提出する正式なビジネス文書です。そのため、文章全体を「です・ます」調で統一し、丁寧な言葉遣いを心がけることが非常に重要です。

「〜だ」「〜である」調は、論文やレポートでは用いられますが、ESのような応募書類には不適切とされています。採用担当者は、あなたの文章から社会人としての基本的なマナーや常識があるかを判断します。丁寧な「です・ます」調は、読み手に良い印象を与え、あなたの誠実さをアピールする上で欠かせません。また、主語は「僕」ではなく「私」を使用し、文章全体で統一しましょう。

敬語についても適切に使用することが求められます。尊敬語(相手を高める)や謙譲語(自分をへりくだる)、丁寧語を正しく使い分け、過度な二重敬語にならないよう注意が必要です。「バイト」のような略語や、「〜っす」「やばい」といった話し言葉も厳禁です。例えば、「〜と考える」は「〜と考えます」、「〜したい」は「〜したいと考えております」のように、より丁寧な表現に変換して記述しましょう。こうした言葉遣いの配慮は、あなたが企業の一員として働く上で必要なコミュニケーション能力を持っていることの証しにもなります。

字数制限や段落構成のポイントとは?

効率的な文字数調整のテクニック

エントリーシートには、多くの場合、記入欄ごとに文字数制限が設けられています。この文字数制限を適切に守ることは、企業からの指示に従えるかという基本的なビジネススキルを示すことにもつながります。少なすぎると意欲が低いと見なされ、多すぎると読みにくいだけでなく、指示を守れない人と評価されてしまう可能性もあります。

文字数調整のコツは、まず「結論ファースト」で一番伝えたい要点を明確にすることです。その上で、具体的なエピソードを簡潔にまとめる練習を重ねましょう。冗長な言い回しや繰り返しを避け、伝えたいメッセージを裏付けるエピソードや数字を厳選して盛り込むことが大切です。また、すべての経験を詰め込もうとせず、設問の意図や企業の求める人物像に合致する最もアピールしたい経験を選ぶことも効率的な文字数調整に繋がります。

文章を書き終えたら、声に出して読み返したり、推敲を重ねたりすることで、不要な表現や重複している部分を削除できます。第三者に添削してもらうことで、客観的な視点から文字数の過不足や内容の濃淡についてアドバイスを得ることも有効です。経験が少ないと感じても、「なぜその行動を取ったのか」「そこから何を学んだのか」といった思考プロセスを深く掘り下げることで、文章量を自然と増やすことができるでしょう。

読みやすさを追求する段落構成

どんなに素晴らしい内容のESでも、読みにくい文章では採用担当者にその魅力が伝わりません。視覚的な読みやすさを追求した段落構成を意識することが、ESの評価を高める重要な要素です。

まず、一つの文に複数の情報を詰め込みすぎず、「一文一義」を心がけましょう。また、一つの段落では一つのテーマを語るように構成すると、論点が明確になり、読みやすくなります。特に意識したいのは、適度な改行です。2~3文ごとに改行を入れ、空白を設けることで、文章にメリハリが生まれ、視覚的な負担が軽減されます。これにより、採用担当者はストレスなく読み進めることができます。

さらに、複数の要素を並列で示す場合や、強調したいポイントをまとめる際には、<ul>タグを用いた箇条書きが非常に効果的です。例えば、あなたの強みを複数挙げたり、具体的な行動ステップを説明したりする際に活用すると良いでしょう。特に伝えたいキーワードや重要な結論には、<strong>タグを用いて太字にすることで、読み手の注意を引きつけ、メッセージを際立たせることができます。句読点の適切な使用も、読みやすいリズムを作るために不可欠です。

ストーリーテリングで惹きつけるES

ESは単なる実績や経験の羅列ではありません。あなたの人間性や潜在能力を企業に伝えるためには、「ストーリーテリング」の手法を用いることが非常に有効です。具体的には、「目標・課題」→「取った行動・工夫」→「結果・成果」→「学び・成長」という一連のストーリー(STARメソッドとも呼ばれる)で記述することで、読者はあなたの経験に共感し、深く理解することができます。

例えば、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の項目では、どのような目標を設定し、それに向けたあなたの努力や直面した困難、そしてそれをどのように乗り越えたのかを具体的に記述します。そして、最終的な結果やそこから得られた学びを明確に伝えることで、あなたの成長過程を示すことができます。

「自己PR」においても、単に「私の強みは〇〇です」と述べるだけでなく、その強みがどのような状況で発揮され、どのような課題を解決し、どのような成果に繋がったのかを具体的なエピソードで裏付けましょう。このストーリーを通じて得られた学びや経験が、入社後にどのように活かせるのか、企業の求める人物像や事業内容と結びつけて示すことで、採用担当者にあなたが企業に貢献できる人材であるという具体的なイメージを与えることができるでしょう。困難や挫折を乗り越えた経験は、あなたの人間性やレジリエンス(回復力)を示す良い機会にもなります。

「だ・である」調?「存じます」は使える?ビジネス文書の基本

ESにおける敬語表現の正しい使い方

エントリーシートは、企業に提出する正式なビジネス文書であるため、適切な敬語表現を用いることが不可欠です。基本は「です・ます」調で統一するのが鉄則ですが、それに加えて尊敬語、謙譲語、丁寧語を正しく使い分けることで、より洗練された印象を与えられます。

企業や採用担当者に対しては尊敬語(例:「貴社が」「おっしゃる」)を、自分自身の行動や考えを述べる際には謙譲語(例:「拝見しました」「参ります」)を使用します。例えば、「貴社の事業は素晴らしいと思う」ではなく、「貴社の事業は大変素晴らしいと存じます」と表現することで、相手への敬意が伝わります。

ただし、過剰な敬語や二重敬語(例:「ご覧になられる」)はかえって不自然な印象を与えるため避けましょう。また、「恐れ入りますが」「差し支えなければ」といったクッション言葉を効果的に使うことで、依頼や質問をより丁寧に伝えることができます。ES全体で敬語表現に一貫性を持たせ、自然で丁寧な文章を心がけることが、あなたの誠実さや社会人としてのマナーを示す重要なポイントとなります。

「だ・である」調はNG!ビジネス文書としてのES

エントリーシートは、企業への応募というビジネスシーンにおける正式な提出書類です。そのため、学術論文やレポートなどで用いられる「だ・である」調ではなく、「です・ます」調で統一することが絶対的なルールとなります。

「だ・である」調で書かれたESは、採用担当者に「常識がない」「マナーが欠如している」といったネガティブな印象を与えかねません。あなたの能力や熱意を伝える以前に、書類としての評価を下げてしまうリスクがあります。企業はESを通じて、応募者の基本的な社会人スキルやビジネスリテラシーも評価しているため、言葉遣いは非常に重要な判断基準となります。

同様に、「バイト」「ゼミ」といった略語や、「〜っす」「やばい」のような話し言葉も、ESには不適切です。必ず「アルバイト」「ゼミナール(または正式名称)」「〜です」といった正式名称や丁寧な言葉遣いを心がけましょう。文章全体を通じて、一貫して丁寧な言葉遣いを保つことで、採用担当者に好印象を与え、あなたの真剣な姿勢を伝えることができるでしょう。

適切な敬語で「存じます」の活用法

「存じます」という表現は、「思う」や「知っている」の謙譲語であり、自分の考えや知識をへりくだって伝える際に用いる、非常に丁寧な言葉です。ビジネスシーンでは頻繁に用いられ、エントリーシートにおいてもあなたの意見や意欲を丁寧に伝える効果的な表現として活用できます。

例えば、志望動機で「貴社の理念に共感し、ぜひ貢献したいと存じます」と述べることで、単に「〜と思います」と書くよりも、あなたの強い意欲と企業への敬意を深く伝えることができます。また、自分の専門知識について「〇〇の知識がございますため、この業務に活かせると存じます」のように使うことで、自信を持ちつつも謙虚な姿勢を示すことが可能です。

ただし、どんなに丁寧な言葉でも、多用しすぎると文章が堅苦しくなり、かえって読みにくくなる可能性があります。自然な文章の流れを意識し、特に強調したい意見や企業への強い思いを伝える場面で効果的に使用するのが良いでしょう。適切に「存じます」を活用することで、あなたの真剣さや社会人としての品格をアピールし、採用担当者に好印象を与えるESを作成することができます。

エントリーシートを「びっしり」埋めるコツと注意点

「空欄NG」!余白を残さない徹底術

エントリーシートの記入欄に空欄を残すことは、企業への意欲が低い、あるいは書く内容がないと判断されかねないため、避けるべきです。文字数制限がある設問であっても、上限に近い文字数を埋めることが理想的とされています。これは、あなたがその企業のためにどれだけ時間と労力を割いてESを作成したか、その熱意を示す重要な指標となるからです。

文字数が足りないと感じる場合でも、諦める必要はありません。経験が少ないと感じる場合でも、一つの経験に対して深く掘り下げて具体的に記述することで、文章量を増やすことができます。「なぜその行動を取ったのか」「その時何を考えたのか」「困難にどう対処したのか」「そこから何を学んだのか」といった思考プロセスを詳細に記述することで、内容に深みが増し、自然と文字数も埋まっていきます。

抽象的な表現に終始せず、具体的な行動や思考、結果、学びを盛り込むことを意識しましょう。これにより、内容が豊かになり、読み応えのあるESになります。また、結論ファーストの原則を守りつつ、各要素(背景、課題、行動、結果、学び)をバランス良く配置する構成を心がけることで、情報量を増やしつつも読みやすい文章を作成することが可能です。

具体的なエピソードで内容を肉付け

エントリーシートを「びっしり」埋めるためには、単なる抽象的な記述ではなく、具体的なエピソードで内容を肉付けすることが不可欠です。採用担当者は、あなたの言葉から実際の行動や結果をイメージしたがっています。そのためには、「いつ (When)、どこで (Where)、何を (What)、なぜ (Why)、どのように (How)」という5W1Hを明確に記述することを心がけましょう。

例えば、「リーダーシップを発揮しました」と書くだけでなく、「大学3年時に、〇〇サークルで部長を務め、部員のモチベーション低下という課題に対し、週に一度の個人面談を実施しました。その結果、部員の練習参加率が20%向上し、目標としていた全国大会出場を達成できました」のように、具体的な数字や固有名詞、具体的な行動を盛り込むことで、話に説得力が増し、信憑性が高まります。

特に、どのような課題に直面し、それに対してどのような工夫や努力をし、最終的にどのような成果を出したのかを具体的に示すことが重要です。そして、その経験から得られた学びやスキルが、応募する企業でどのように活かせるのか、具体的な業務内容と結びつけて説明することで、入社後の活躍イメージを提示し、企業への貢献意欲を示すことができるでしょう。

誤字脱字チェックと第三者添削の重要性

どんなに内容が素晴らしいエントリーシートであっても、誤字脱字があれば、あなたの評価は大きく下がってしまう可能性があります。誤字脱字は、注意力不足、丁寧さに欠ける、あるいは企業への熱意が低いと受け取られることがあるため、徹底的なチェックが不可欠です。

ESが完成したら、すぐに提出するのではなく、時間を置いてから改めて読み返したり、音読したりすることで、自分では気づきにくいミスを発見しやすくなります。Web提出の場合は、コピー&ペーストによる書式崩れがないかも細かく確認しましょう。しかし、自分だけのチェックでは限界があるため、客観的な視点を持つ第三者に添削してもらうことが非常に有効です。

例えば、大学のキャリアセンターでは、ES作成の専門家が無料で相談に乗ってくれ、内容や表現、誤字脱字まで細かくアドバイスしてくれます。また、就活エージェントは、業界や企業に特化した専門的な視点から、より効果的なES作成のアドバイスを提供してくれます。友人や先輩に頼むのも良いでしょう。身近な視点から、分かりにくい表現や説得力に欠ける点を指摘してもらえることがあります。

提出前の最終確認として、以下のリストを活用しましょう。

  • 誤字脱字がないか?
  • 文字数制限を厳守しているか?
  • 記入欄はすべて埋まっているか?
  • 手書きの場合は文字を丁寧に記入できているか?
  • 指定されたフォーマットやルール(西暦か和暦かなど)に従っているか?
  • 企業に合わせた内容になっているか?

これらの点を丁寧に確認し、自信を持ってエントリーシートを提出してください。