エントリーシートの趣味特技で差をつける！魅力的な伝え方

なぜエントリーシートで趣味特技が重要視されるのか？

企業がエントリーシート（ES）に「趣味・特技」欄を設ける意図は、単にプライベートな情報を知りたいからではありません。採用担当者は、限られた情報の中からあなたの多面的な魅力を引き出し、自社との適合性を見極めようとしています。

この欄は、自己PRやガクチカ（学生時代に力を入れたこと）だけでは伝えきれない「あなたらしさ」を示す重要な機会となるのです。

人柄や性格の把握

企業は、ESの趣味・特技欄を通して、応募者の人柄や個性を深く理解しようとしています。あなたがどんなことに興味を持ち、どのように時間を使い、何に喜びを感じるのかは、その人の内面を映し出す鏡だからです。

例えば、チームスポーツを趣味としている人からは協調性やリーダーシップが、個人でコツコツと取り組む趣味（例：読書、プログラミング）からは探求心や集中力が読み取れるでしょう。これらの特性は、仕事におけるあなたの行動パターンや対人関係にも影響を与える可能性があります。採用担当者は、趣味特技を通じて、あなたが組織の中でどのように振る舞い、どんな貢献をしてくれそうかをイメージしているのです。

企業文化や社風との適合性

趣味や特技は、応募者が企業の文化や社風にどれくらいフィットするかを見極める上でも重要な手がかりとなります。例えば、活発で交流の多い社風の企業であれば、社外活動やイベント参加を趣味としている人は親和性が高いと判断されやすいでしょう。

逆に、静かで集中を要する研究開発職であれば、深く物事を追求するような趣味を持つ人が評価されるかもしれません。企業は、応募者が入社後にストレスなく働き、持続的にパフォーマンスを発揮できる環境かどうかを重視します。趣味特技欄は、あなたがその企業の「カラー」に馴染める人物かどうかを判断する、貴重な判断材料となるのです。

仕事への取り組み姿勢と能力

趣味や特技に真剣に取り組む姿勢は、仕事への熱意や継続力、問題解決能力を推測する上で有効な情報です。趣味であっても、目標を設定し、それを達成するために努力し、時には困難に直面しながらも乗り越えてきた経験は、仕事でも応用できるポータブルスキルとなり得ます。

例えば、楽器の練習を継続してきた経験からは粘り強さや集中力が、写真撮影で構図や光を追求してきた経験からは観察力や美的センスが読み取れます。また、面接の序盤で、緊張を和らげるためのアイスブレイクとして趣味特技が活用されることもあります。この時、あなたが楽しそうに話すことで、面接官はあなたのポジティブな側面やコミュニケーション能力を感じ取ることができるでしょう。

具体例で学ぶ！エントリーシートの趣味特技の書き方

趣味特技欄で他の応募者と差をつけるためには、単に活動内容を羅列するだけでなく、具体的なエピソードを交えながら、あなたの個性やスキルを魅力的に伝える工夫が必要です。
ここでは、採用担当者の目を引くための具体的な書き方をご紹介します。

具体的なエピソードと数字の活用

趣味・特技を記述する際は、抽象的な表現を避け、具体的なエピソードや数字を盛り込むことで、説得力と独自性を高めましょう。
例えば、単に「読書」と書くだけでは、あなたの個性は伝わりません。

NG例: 趣味は読書です。

これを具体化すると、以下のようになります。

OK例: 趣味は読書で、特にミステリー小説を好んで月に3冊程度読みます。登場人物の行動原理や伏線を考察することで、論理的思考力と多角的な視点を養っています。

また、スポーツや資格取得など、実績を数値で示せるものは積極的に活用しましょう。
「登山」を例に挙げると、「月に一度は山に登り、自己ベストタイムを30分更新しました」のように、具体的な成果を添えることで、あなたの目標達成意欲や継続力をアピールできます。数字は客観的な指標となり、あなたの努力を明確に伝える効果があります。

仕事への関連性・活かせる点の見つけ方

趣味・特技欄は、あなたの隠れたポテンシャルをアピールする場でもあります。そのため、単なる活動内容に留まらず、その趣味を通して身についたスキルや、仕事で活かせる特性を伝えることが非常に重要です。

例えば、「料理」であれば、他者をもてなすホスピタリティ精神や、限られた食材で工夫する問題解決能力をアピールできます。「登山」であれば、体力だけでなく、目標設定能力や計画性、困難に立ち向かう挑戦する力を伝えることができるでしょう。

特に、推理ゲームで培った論理的思考力や、語学学習で得たコミュニケーションスキル、PCスキル（プログラミング、データ分析など）などは、多くの職種で直接的に役立つため、具体的に記述することで採用担当者の興味を引きやすくなります。あなたの趣味から得られる学びやスキルを言語化し、どのように仕事に貢献できるかを結びつける視点を持つことが肝要です。

継続性・努力、そして自分らしさを伝える

長期間続けている趣味や、上達するために努力した経験は、あなたの粘り強さや熱意、成長意欲をアピールする絶好の材料です。
「楽器演奏」や「スポーツ」のように、習熟度や年数を示せるものは、あなたの継続力をストレートに伝えることができます。

例文: 特技はピアノ演奏です。10年間続けており、昨年は地域の発表会で最優秀賞をいただきました。新しい曲に挑戦する際は、地道な練習を重ね、表現力を高めるために工夫を凝らします。この経験から、目標達成に向けた継続力と、細部にまでこだわる探求心を培いました。

また、趣味特技は、あなた自身の個性や価値観を映し出す鏡です。熱中していることや、その活動から得られた学びを語ることで、あなたならではの魅力を伝えることができます。
もし「オタク性」や「意外性」のある趣味をお持ちであれば、それは他の応募者との差別化につながり、面接官の記憶に残りやすくなるかもしれません。ただし、その場合は、ポジティブな側面や学びをしっかりと伝えるように意識しましょう。

ゲーム、音楽、旅行、筋トレ…人気キーワード別例文集

ここでは、多くの学生が持つ人気のある趣味・特技について、ESで魅力的に伝えるための例文とポイントをご紹介します。
あなたの趣味・特技に合わせて参考にし、具体的なエピソードや学びを加えてカスタマイズしてください。

インドア派の趣味（ゲーム・読書・映画鑑賞など）

インドア系の趣味は、一見すると仕事との関連性が見えにくいと思われがちですが、実は多くのポータブルスキルを培うことができます。重要なのは、その活動から何を学び、何を身につけたかを具体的に説明することです。

• ゲーム（特に戦略・RPG系）:
  「趣味は戦略シミュレーションゲームです。複数の選択肢の中から最善手を見つけ出す論理的思考力や、予期せぬトラブルにも冷静に対応する問題解決能力を養ってきました。特にオンラインでの協力プレイでは、チームメンバーと連携し、それぞれの役割を活かして目標達成を目指す経験を通して、状況分析力と協調性を身につけました。この経験は、仕事で困難な課題に直面した際にも、冷静に状況を分析し、周囲と協力しながら解決策を探る姿勢に繋がると考えています。」
• 読書（ジャンル明記）:
  「趣味は月に5冊程度のビジネス書を読むことです。特にマーケティングや心理学に関する書籍を好んでおり、多様な知識や考え方を吸収することに喜びを感じます。読書を通して得た幅広い知識は、物事を多角的に捉える視点や、新しい情報への好奇心として仕事にも活かせると考えております。最近では、書籍で得た知識を日常生活やアルバイトでの課題解決に応用することで、実践的な学びを深めています。」
• 映画鑑賞（ジャンル明記）:
  「趣味は映画鑑賞で、特にドキュメンタリー映画を年間100本以上鑑賞しています。様々な国の文化や社会問題に触れることで、異文化理解力と多様な価値観を受け入れる柔軟性を培ってきました。また、監督が何を伝えたいのか、登場人物の感情の機微はどこにあるのかを考察することで、物事の本質を見抜く洞察力も養われています。この経験は、顧客のニーズを深く理解し、多様なバックグラウンドを持つ人々と円滑なコミュニケーションを図る上で役立つと信じています。」

アウトドア派の趣味（旅行・スポーツ・筋トレなど）

アウトドア系の趣味は、行動力や計画性、体力など、仕事で役立つ具体的なスキルをアピールしやすい特徴があります。
どのような目的で活動し、その結果どうなったのかを明確に伝えましょう。

• 旅行（具体的な目的や経験）:
  「趣味は一人旅で、これまで国内47都道府県を全て訪問しました。事前に綿密な旅程を組み、限られた予算の中で最適な交通手段や宿泊先を選定する計画性と情報収集力が強みです。また、予期せぬトラブルに遭遇した際も、現地の人との交流を通じて解決策を見つけ出す応用力とコミュニケーション能力を養いました。この経験から得られた主体性と臨機応変な対応力は、貴社での業務推進においても貢献できると考えています。」
• スポーツ（チーム・個人競技）:
  「特技は大学から始めたフットサルです。未経験からのスタートでしたが、毎週の練習に加え、筋力トレーニングや戦術研究も自主的に行い、チームのエースストライカーとしてリーグ戦優勝に貢献しました。個人のスキルアップだけでなく、チームメイトと密に連携し、互いの強みを引き出し合うことで目標を達成する喜びを学びました。この目標達成意欲とチームワークを重んじる姿勢は、貴社で協調性を持ちながら成果を出す上で活かせると確信しています。」
• 筋トレ:
  「趣味は週に3回、ジムに通って行う筋力トレーニングです。明確な目標（例：ベンチプレス100kg達成）を設定し、その目標に向けて食事管理やトレーニングメニューを計画的に実行する自己管理能力と継続力を培ってきました。成果がすぐに出なくとも、粘り強く努力を続けることで、最終的には目標を達成できるという自信が付きました。この経験から得た目標設定力と、地道な努力を厭わない精神力は、どんな困難な業務にも前向きに取り組む原動力となると考えています。」

クリエイティブ・学習系趣味（音楽・語学・プログラミングなど）

クリエイティブ系や学習系の趣味は、知的好奇心や向上心、創造性など、ビジネスに直結するスキルをアピールするのに適しています。
どのようなプロセスで学び、何を生み出したのかを具体的に伝えましょう。

• 音楽（楽器演奏・作曲など）:
  「特技はギター演奏と作詞作曲です。高校時代からバンド活動を続け、これまでオリジナル曲を10曲以上制作しました。メンバーと協力して一つの作品を創り上げる過程では、それぞれのアイデアを尊重しつつ、最高の形にまとめ上げる調整力と表現力が求められます。また、ステージで観客を魅了するための練習やパフォーマンスの工夫を通じて、目標達成への強いコミットメントと、人を楽しませる喜びを学びました。この経験は、チームで新しい価値を創造する仕事において活かせると考えています。」
• 語学学習（具体的な目標と成果）:
  「趣味は英語学習です。大学入学時にTOEICスコアが500点でしたが、毎日30分の学習を2年間継続し、現在では850点を取得しました。単にスコアアップを目指すだけでなく、海外のニュース記事を読んだり、オンライン英会話でディスカッションを行ったりすることで、実用的なコミュニケーション能力と異文化への理解を深めています。この向上心と継続力は、常に新しい知識を吸収し、グローバルな視点で業務に取り組む貴社で貢献できると確信しております。」
• プログラミング:
  「趣味はPythonを使ったWebスクレイピングやデータ分析です。独学でプログラミングを学び、最近ではSNSのトレンド分析ツールを自作しました。この活動を通して、複雑な問題を論理的に分解し、最適な解決策をコードで実装する問題解決能力と論理的思考力を養うことができました。エラーに直面しても、諦めずに原因を究明し、改善を繰り返す粘り強さと探求心は、貴社の開発プロジェクトにおいても発揮できると考えております。」

趣味特技をアピールする際の注意点とNG例

エントリーシートの趣味特技欄はあなたの個性をアピールする場ですが、書き方を間違えると逆効果になることもあります。
ここでは、採用担当者にネガティブな印象を与えないための注意点と、避けるべきNG例を解説します。

避けるべき内容はコレ！

一部の趣味や特技は、一般的に社会人としてふさわしくないと判断されたり、採用担当者に誤解を与えたりする可能性があります。
以下に挙げるような内容は、記載を避けるのが賢明です。

たとえ個人的な趣味であっても、企業の採用担当者がどのような評価をするか、客観的な視点を持って判断することが重要です。
ポジティブな側面が見出しにくい内容は、無理に記載せず、他のアピールポイントを探しましょう。

抽象的な表現では伝わらない！

「読書」「散歩」「映画鑑賞」といった、誰にでも当てはまるような当たり障りのない趣味は、それ自体が悪いわけではありません。
しかし、具体的なエピソードやそこから得られた学びがなければ、他の応募者との差別化が難しく、採用担当者の印象には残りにくいでしょう。

NG例: 趣味は読書です。様々なジャンルを読みます。

これでは、あなたの個性や深みが全く伝わりません。
「なぜその趣味をしているのか」「その趣味から何を得ているのか」「どのように仕事に活かせるのか」といった深掘りが欠けているため、採用担当者はあなたがどのような人物か具体的にイメージできないのです。
抽象的な表現は、関心の浅さや自己分析不足と捉えられてしまう可能性もあります。
常に「なぜ？」という問いを自分に投げかけ、具体的なエピソードや学びを見つける努力をしましょう。

文字数と推敲の重要性

趣味・特技欄の文字数は、一般的に100〜150字程度でまとめるのが良いとされています。
ただし、企業によっては指定文字数が異なる場合もあるため、必ず募集要項を確認し、それに合わせて調整することが重要です。

文字数が短いからといって、内容を薄くしたり、箇条書きだけで済ませたりするのは避けましょう。
限られた文字数の中で、最も伝えたいポイントを厳選し、簡潔かつ魅力的に表現する工夫が必要です。

ポイント:

1. 指定文字数を厳守する: 少なすぎず、多すぎないように調整。
2. 簡潔な文章を心がける: 余分な装飾語を省き、要点を明確に。
3. 声に出して読んでみる: 自然な流れで読みやすいか確認。
4. 誤字脱字のチェック: 細かいミスで評価を下げないように徹底する。
5. 第三者に確認してもらう: 客観的な視点からアドバイスをもらう。

書き終えたら、必ず読み直し、誤字脱字がないか、内容がきちんと伝わるかを確認しましょう。また、友人やキャリアセンターの職員など、第三者に読んでもらうことで、より客観的な視点からのフィードバックを得られ、文章をブラッシュアップすることができます。

面接官を惹きつける！趣味特技の深掘り方法

エントリーシートに書いた趣味や特技は、面接でさらに深掘りされる可能性があります。
面接官を惹きつけ、あなたの魅力を最大限に伝えるためには、表面的な内容だけでなく、その背景にある「なぜ」や「学び」をしっかりと準備しておくことが重要です。

「なぜ？」を繰り返す自己分析

自分の趣味や特技について、単に「好きだから」という理由で終わらせていませんか？
面接官は、あなたがその活動にどのような意味を見出し、どんな価値観を持って取り組んでいるのかを知りたいと思っています。
そのため、自己分析では「なぜ？」という問いを繰り返し、深掘りしていくことが大切です。

深掘りの例:

• なぜその趣味を始めたのですか？（きっかけ）
• その趣味のどんな点に一番魅力を感じていますか？（動機）
• その趣味をしている時、どんな感情になりますか？（感情）
• 困難に直面したことはありますか？どう乗り越えましたか？（課題解決）
• その趣味を通して、具体的に何を学びましたか？（学び）
• その趣味が、あなたの人生観や性格にどのような影響を与えましたか？（価値観）

このように自問自答を繰り返すことで、あなたの内面にある動機や価値観、培ってきたスキルが明確になります。
ES作成時に「書くことがない」と感じる場合でも、このプロセスを通じて、無意識のうちに楽しんでいる活動や、過去の経験から得られた学びを発見できることがあります。例えば、「スマホを見る時間が長い」という人も、それが「最新情報を収集している」ことだと気づけば、情報収集力やトレンドへの関心としてアピールできるでしょう。

活動から得られた学びを言語化する

趣味や特技を通じて得られた「学び」を具体的に言語化することは、面接官にあなたの成長意欲や応用力を伝える上で非常に重要です。
単に「楽しい」で終わらせるのではなく、その活動がどのようにあなたを成長させ、どのようなスキルを身につけさせたのかを明確にしましょう。

学びを言語化するヒント:

• スキル: 計画性、集中力、論理的思考力、協調性、コミュニケーション能力、問題解決能力、情報収集力など
• 経験: 目標達成の喜び、失敗からの学び、新しい挑戦、チームでの協業など
• 考え方・価値観: 諦めない粘り強さ、探求心、向上心、多様性を受け入れる姿勢、人を笑顔にしたいというホスピタリティなど

あなたの長所や強みと関連する活動を趣味や特技として捉え、そこから得られた学びを結びつけることで、説得力が増します。
例えば、子供の頃から続けていることや、学生時代に熱中したこと、あるいは途中で辞めてしまった経験でさえも、そこから得られた学びや価値観を伝えることで、あなたの個性や深みを示すことができます。

面接での効果的な伝え方

面接で趣味や特技について聞かれた際は、ESに書いた内容をただ繰り返すだけでなく、話すトーンや表情、熱意を通じて、あなたの個性をより鮮明に伝えるチャンスです。
面接官がさらに興味を持つような、具体的で魅力的な話し方を心がけましょう。

面接での伝え方ポイント:

1. 楽しそうに話す: あなたが本当にその趣味を楽しんでいることが伝わるように、明るい声のトーンと笑顔で話しましょう。熱意は言葉以上に伝わります。
2. 具体的なエピソードを短く添える: ESで書ききれなかった、あるいは面接官の反応を見て話せるような、短くて印象的なエピソードを用意しておくと良いでしょう。
3. 仕事との関連性をさりげなく示唆する: 直接的に「仕事に活かせます」と言い切るのではなく、「この経験から培った〇〇は、貴社での業務でも役立つと考えています」のように、あくまで可能性として伝えることで、より自然な印象を与えます。
4. 面接官の反応を見る: 面接官が興味を示しているようであれば、もう少し詳しく話す。そうでなければ、簡潔にまとめるなど、相手の反応を見ながら調整しましょう。
5. 逆質問に活用する: もし面接官が自身の趣味について話す機会があれば、そこから企業の社風や働き方に繋がる質問をすることも有効です。例えば「社員の方々は、仕事とプライベートのバランスをどのように取っていらっしゃいますか？」といった質問で、企業の文化に興味があることを示せます。

また、周囲の友人や家族に「あなたの〇〇なところは、どんな趣味や特技から来ていると思う？」と聞いてみるのも、自分では気づかない意外な強みや魅力を見つける上で有効な方法です。
面接はコミュニケーションの場ですから、一方的に話すのではなく、対話を意識して臨むことが成功の鍵となります。