【履歴書】日付・年齢・引越予定の書き方完全ガイド!面接日との関係も解説

履歴書は、あなたの第一印象を左右する重要な書類です。特に、日付、年齢、そしてもし予定があれば引越しに関する情報は、正確かつ適切な方法で記載することが求められます。これらの情報の記入ミスは、あなたの信頼性や細やかな配慮を疑われる原因にもなりかねません。

このガイドでは、採用担当者に好印象を与えるための履歴書作成術として、日付、年齢、引越し予定の正しい書き方について、具体的なケーススタディを交えながら詳しく解説します。あなたの履歴書が、次のステップへ進むための強力なツールとなるよう、一緒に確認していきましょう。

  1. 履歴書の日付:面接日との関係と年号の表記ルール
    1. 提出日を記載する理由と具体的なケース
    2. 和暦・西暦統一と数字の表記ルール
    3. 日付を間違えた場合の対処法と空欄の活用
  2. 履歴書の年齢:「満」とは?正しい満年齢の書き方
    1. 満年齢の定義と計算方法
    2. 早生まれでも変わらない満年齢の数え方
    3. 年齢記入時の注意点と間違いやすいポイント
  3. 履歴書の日付や年齢の使い回しはOK?注意点
    1. 履歴書の使い回しがNGな理由
    2. なぜ日付と年齢を更新する必要があるのか
    3. 古い情報がもたらすリスクと採用への影響
  4. 引越し予定の書き方:部屋番号・マンション名の注意点
    1. 引越し予定がある場合の記載方法
    2. 新住所未確定の場合の賢い伝え方
    3. 住所記入の細かなルールとふりがなの注意点
  5. 履歴書作成でよくある疑問を解決!Q&A
    1. Q1. 提出日が確定していない場合はどうする?
    2. Q2. 履歴書と職務経歴書で年号を揃えるべき?
    3. Q3. 年齢欄がない履歴書はどうすればいい?
  6. まとめ
  7. よくある質問
    1. Q: 履歴書の日付は西暦と和暦、どちらで書くべきですか?
    2. Q: 履歴書に記入する日付は、いつの日にちを書けばいいですか?
    3. Q: 履歴書の年齢欄の「満」とはどういう意味ですか?
    4. Q: 履歴書の日付や年齢を使い回しても問題ありませんか?
    5. Q: 引越し予定がある場合、部屋番号やマンション名をどのように書けばいいですか?

履歴書の日付:面接日との関係と年号の表記ルール

履歴書の日付は、応募書類の「鮮度」を示す大切な情報です。いつ作成された書類なのかを明確にし、企業にあなたの最新情報を伝える役割があります。単に作成した日を記入するのではなく、提出方法に応じて最適な日付を記載することが、採用担当者に良い印象を与えるカギとなります。

提出日を記載する理由と具体的なケース

履歴書の日付は、基本的に「企業に提出する日」を記載するのがルールです。これは、企業が応募者の情報を常に最新の状態で把握したいと考えているためです。作成日が古すぎると、応募意欲の低さや使い回しの印象を与えかねません。具体的な提出方法と日付の記載ルールは以下の通りです。

  • 郵送の場合:郵便ポストに投函する日、または郵便局に持ち込む日を記載します。例えば、5月14日に履歴書を作成し、翌日5月15日に投函する予定であれば、日付は「5月15日」と記入します。
  • メールで送信する場合:メールを送信する日を記載します。デジタルデータであっても、送付日を明確にすることで、情報が最新であることをアピールできます。
  • 面接に持参する場合:面接日当日を記載します。面接直前に日付を確認し、その日の日付を記入するようにしましょう。

これらのルールを守ることで、採用担当者はあなたが「この日のために準備した」という誠実な姿勢を感じ取ることができます。

和暦・西暦統一と数字の表記ルール

履歴書に日付を記入する際は、年号の表記方法にも注意が必要です。和暦(令和、平成など)と西暦(2024年など)のどちらを使用しても構いませんが、履歴書全体で表記を統一することが非常に重要です。

  • 例えば、履歴書の中で生年月日を「平成元年」と和暦で書いた場合、日付や学歴・職歴欄も「令和〇年」といった和暦で統一しましょう。
  • 逆に、生年月日を「1989年」と西暦で書いた場合は、他の日付も「2024年」と西暦で統一します。

これにより、採用担当者が情報をスムーズに読み進めることができ、書類の整合性が保たれます。また、日付の数字は「1, 2, 3…」といった算用数字で記載するのが一般的です。漢数字(一、二、三…)は避けるようにしましょう。

例:

  • 西暦の場合:2024年5月15日
  • 和暦の場合:令和6年5月15日

どちらも正解ですが、一貫性を持たせることが大切です。

日付を間違えた場合の対処法と空欄の活用

履歴書の日付を間違えてしまった場合、修正テープや修正液は絶対に使用しないでください。履歴書は公的な書類であり、修正跡があると書類の信頼性を損なってしまいます。もし間違えてしまったら、新しい履歴書に書き直すのが原則です。

しかし、中には面接日がまだ確定していない、あるいは変更される可能性があるケースもあるでしょう。そのような場合に備えて、日付欄の活用法があります。

  • 面接日が未定・変更の可能性がある場合:日付欄は空欄のままにしておき、面接当日に持参した際、受付や面接直前にその日の日付を記入することをおすすめします。これにより、常に最新かつ正確な日付で提出することができます。
  • 郵送やメール提出で、期日が迫っている場合:ある程度目星のつく日付を仮で記入しておき、実際に提出する日に合わせて最終調整を行うという方法もあります。しかし、可能な限り提出日直前に記入するのが最も確実です。

いずれにしても、提出直前に必ず日付を確認し、間違いがないように細心の注意を払いましょう。小さなミスですが、採用担当者にとってはあなたの細部への配慮が見られるポイントとなるのです。

履歴書の年齢:「満」とは?正しい満年齢の書き方

履歴書に記載する年齢は、単に「現在の年齢」を記入するのではなく、「満年齢」を正しく計算して記入する必要があります。この「満年齢」の概念を理解していないと、思わぬ記入ミスにつながることも。ここでは、満年齢の正しい定義と計算方法、そして記入時の注意点について詳しく解説します。

満年齢の定義と計算方法

履歴書に記載する年齢は、提出日時点の「満年齢」です。満年齢とは、生まれた日を起点として、誕生日を迎えるごとに1歳加算される数え方で、私たちが普段使用している年齢の数え方と基本的には同じです。日本で年齢に関する法律である「年齢計算ニ関スル法律」によって定められています。

満年齢の計算方法:

  1. 現在の西暦(提出日の年)から、生まれた年の西暦を引きます。
  2. もし提出日までに誕生日を迎えていれば、その数が満年齢です。
  3. もし提出日までに誕生日を迎えていなければ、上記で算出した数から1を引いたものが満年齢となります。

具体例:

  • 例1:1990年6月1日生まれの人が、2024年5月15日に履歴書を提出する場合。
    2024 – 1990 = 34。まだ2024年の誕生日(6月1日)を迎えていないため、34 – 1 = 33歳(満33歳)となります。
  • 例2:1990年6月1日生まれの人が、2024年6月1日に履歴書を提出する場合。
    2024 – 1990 = 34。提出日に誕生日を迎えているため、34歳(満34歳)となります。

履歴書の年齢欄には、「満〇歳」または単に「〇歳」と書かれていても、常に提出日時点の満年齢を記入するようにしましょう。

早生まれでも変わらない満年齢の数え方

「早生まれだから、学年が一つ上だけど年齢は下」といった学齢期特有の年齢感覚から、満年齢の計算に混乱してしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、満年齢の数え方は早生まれかどうかに関わらず、全ての人が同じ基準で計算されます。

  • 早生まれとは、1月1日から4月1日までに生まれた人のことで、この期間に生まれた子どもは、同じ年度の4月2日から12月31日までに生まれた子どもと同じ学年になります。
  • しかし、これは学校教育法に基づく学年の区切りであり、年齢計算の「満年齢」とは直接関係ありません。

したがって、早生まれの方も、前述の「提出日時点での誕生日を迎えた回数」で満年齢を算出するだけでOKです。学齢期の年齢感覚に引きずられず、提出日時点の正確な満年齢を記入することが重要です。

年齢記入時の注意点と間違いやすいポイント

履歴書の年齢欄は、あなたの情報の中でも特に基本的な部分であるため、間違いは採用担当者に与える印象を大きく左右します。年齢を記入する際の注意点と、よくある間違いやすいポイントを確認しておきましょう。

  • 提出日時点の年齢:繰り返しになりますが、あくまで履歴書を提出する時点での満年齢を記入します。履歴書を複数作成する場合、提出日が異なれば年齢も変わる可能性があるため、都度確認が必要です。
  • 「満年齢」指定:多くの履歴書で「満〇歳」と書かれていますが、もし単に「年齢」とだけ書かれていても、満年齢で記載するのが日本の一般的な慣習です。
  • 計算ミスに注意:簡単な計算のように思えても、提出日と誕生日が近い場合や、複数の履歴書を並行して作成している場合にミスが起こりやすいです。心配であれば、年齢計算サイトなどを利用して正確な数字を確認することをおすすめします。
  • 修正はNG:日付と同様、年齢を間違えてしまった場合も、修正液や修正テープの使用は避けてください。必ず新しい履歴書に書き直しましょう。

年齢は、採用担当者があなたの経験年数やキャリアプランを判断する上で重要な情報です。正確な情報を記入することで、信頼できる応募者であるという印象を与えることができます。

履歴書の日付や年齢の使い回しはOK?注意点

就職活動や転職活動では、複数の企業に応募することが一般的です。しかし、忙しいからといって、一度作成した履歴書を日付や年齢を更新せずにそのまま使い回すのは絶対に避けましょう。使い回しは、企業にマイナスの印象を与え、選考に悪影響を及ぼす可能性があります。

履歴書の使い回しがNGな理由

履歴書を使い回すことがNGとされる最大の理由は、「応募企業への熱意や志望度の低さ」を疑われてしまうからです。採用担当者は、履歴書に記載された情報から、応募者がどれだけ自社に興味を持ち、入社したいと願っているかを見極めようとします。

  • 日付の不一致:提出日よりかなり前の日付が記載されている場合、「この応募者は他社にも応募しているが、日付の更新すら怠っている」と判断されかねません。
  • テンプレート感:志望動機や自己PRの内容が、どの企業にも当てはまるような抽象的な表現になっていると、「使い回し」だと見抜かれやすいです。
  • 情報の古さ:提出日と年齢が更新されていない履歴書は、応募者の最新情報を提供しようとする意識が低いと受け取られます。

これらの状況は、採用担当者に「この応募者は自社への志望度が低い」「入社意欲が感じられない」といったネガティブな印象を与え、選考から外される大きな要因となり得ます。

なぜ日付と年齢を更新する必要があるのか

履歴書の日付と年齢を提出ごとに更新する必要があるのは、「常に最新かつ正確な情報を提供する」という応募者の基本的なマナーだからです。企業は、あなたの「今」を知りたいと思っています。

  • 日付:提出日は、書類の有効期限を示すものとして機能します。古い日付の書類は、情報が古く、現在の状況と乖離している可能性を示唆します。また、企業側はいつ書類を受け取ったかを記録するため、その日付と履歴書の日付が一致していることが望ましいです。
  • 年齢:履歴書の年齢は、提出日時点の満年齢を記載するのがルールです。誕生日を迎えていれば年齢は変わりますし、企業があなたの経験年数やキャリアパスを評価する上で重要な要素となります。過去の応募時の年齢のままでは、企業が誤った情報であなたを評価してしまうことになります。

これらの情報を正確に更新することは、応募企業に対する誠実さを示すだけでなく、あなた自身が提供する情報に責任を持つことの表れでもあります。常に最新の状態で履歴書を提出することを心がけましょう。

古い情報がもたらすリスクと採用への影響

古い日付や誤った年齢が記載された履歴書を提出することは、採用選考においてさまざまなリスクと悪影響をもたらします。

  • 信頼性の低下:日付や年齢といった基本的な情報すら正確に記載できない応募者に対し、企業は「他の情報も本当に正しいのか?」「仕事も大雑把なのではないか?」と疑念を抱く可能性があります。これは、応募者への信頼感を大きく損ねる要因となります。
  • 応募意欲の低評価:「この応募者は、複数社に同じ内容の履歴書を提出しているのだろう」と判断され、自社への入社意欲が低いと評価されてしまいます。結果として、いくらスキルや経験が豊富でも、選考で不利になることがあります。
  • 選考プロセスの混乱:例えば、年齢が間違っていると、経験年数の計算が狂い、適切なポジションであるかの判断が難しくなることがあります。また、連絡先に誤りがあれば、面接案内などの重要な連絡が届かなくなる可能性も出てきます。

これらのリスクを避けるためにも、履歴書を提出する直前には、日付、氏名、年齢、連絡先などの基本情報がすべて最新かつ正確であるかを必ず確認する習慣をつけましょう。細部への配慮が、あなたの真剣さを企業に伝える重要なメッセージとなるのです。

引越し予定の書き方:部屋番号・マンション名の注意点

もし近い将来、引越しの予定がある場合は、履歴書にその情報を記載することが望ましいです。企業は、通勤時間や勤務地の決定、将来的には転勤の可能性なども含めて、あなたの住所情報を考慮することがあります。適切な形で引越し予定を伝えることで、企業側も安心して選考を進めることができます。

引越し予定がある場合の記載方法

引越し予定があり、すでに新住所が確定している場合は、履歴書に現住所と新住所の両方を記載し、引越し予定日を明記するのが最も丁寧な方法です。これにより、企業はあなたの現時点での居住地と、将来の居住地を同時に把握することができます。

記載例:

現住所:〒XXX-XXXX 東京都〇〇区△△1-2-3-405
新住所:〒YYY-YYYY 神奈川県□□市◇◇4-5-6 パークハイツB棟201号室(○月○日引っ越し予定)

この際、引越し予定日を具体的に記載することで、企業はあなたの通勤経路や勤務地への適合性をより正確に判断できるようになります。特に、勤務地が遠方であったり、転勤の可能性がある求人の場合、この情報は非常に重要です。

もし選考中に引越しが完了し、住所が変更になった場合は、速やかに応募企業に連絡し、最新の住所を伝えるようにしましょう。

新住所未確定の場合の賢い伝え方

引越しを検討しているものの、まだ新住所が確定していない場合でも、履歴書にその旨を伝えておくことは大切です。特に、応募する企業の勤務地が現在の住所から遠い場合や、募集職種が転居を伴う可能性がある場合などは、事前に意向を伝えておくことで、企業側も選考を進めやすくなります。

この場合は、履歴書の「本人希望欄」を活用するのが一般的です。

記載例:

  • 「○月頃に、貴社(〇〇支店)勤務地近郊への転居を予定しております。」
  • 「全国転勤可能な求人につき、配属先決定後、転居を考えております。」
  • 「現在、都内への転居を検討中でございます。引越しが決定次第、改めてご連絡差し上げます。」

このように、具体的な時期や転居の意思を伝えることで、企業はあなたが転居に対して前向きであること、そして勤務地への適応意欲があることを理解できます。ただし、具体的な情報が何もない状態で「引越し予定」とだけ書くのは避け、可能な範囲で情報を提供するように心がけましょう。

住所記入の細かなルールとふりがなの注意点

住所を記入する際には、いくつかの細かなルールがあります。正確に記入することは、企業があなたへの連絡をスムーズに行う上で非常に重要です。

  • 番地・部屋番号の正式名称:住所の番地などは、ハイフン(-)で省略せず、「〇丁目〇番地〇号」のように正式名称で記載するのが望ましいです。ただし、履歴書の書式によってはハイフンが一般的な場合もありますので、その場合は履歴書のフォーマットに従いましょう。
  • マンション名・アパート名の省略禁止:建物名がある場合は、マンション名やアパート名、そして部屋番号も省略せずに正確に記載してください。特に集合住宅に住んでいる場合、建物名や部屋番号がないと郵便物が届かない可能性があります。
  • ふりがなのルール:住所欄のふりがなは、都道府県名から町名まで振ります。番地や建物名、部屋番号にはふりがなは不要です。例えば、「東京都千代田区丸の内1-2-3 〇〇マンション101号室」であれば、「とうきょうとちよだくまるのうち」までふりがなを振ります。

履歴書はあなたの信頼性を測る書類の一つです。細かな部分まで正確に記入することで、あなたの丁寧さや真剣な姿勢を伝えることができます。記入後は必ず郵便番号、住所、建物名、部屋番号まで、再度確認する習慣をつけましょう。

履歴書作成でよくある疑問を解決!Q&A

履歴書を作成する際、多くの人が抱える共通の疑問や不安があります。ここでは、日付や年齢に関するよくある質問をQ&A形式で解説し、あなたの履歴書作成をサポートします。これらの疑問を解消し、自信を持って応募書類を提出しましょう。

Q1. 提出日が確定していない場合はどうする?

A. 履歴書を面接に持参する場合と、郵送・メールで送る場合で対応が変わります。

  • 面接に持参する場合:日付欄は空欄のまま持参し、面接当日にその日の日付を記入するのが最も確実で安全な方法です。面接直前に確認して記入すれば、最新かつ正確な日付を記載できます。万が一、面接日が変更になっても、書き直しは不要です。
  • 郵送やメールで送る場合:提出日が確定していない場合は、とりあえず応募予定の日付や、提出可能と思われる最も早い日付を記入しておいても良いでしょう。しかし、最終的には実際に提出する日付に修正する必要があります。例えば、金曜日に作成したが、郵便局に持ち込むのが月曜日であれば、月曜日の日付に直します。メールの場合も同様に、送信日を記入します。
  • 注意点:「日付を空欄にして送ってしまう」のは、不完全な書類と見なされるため避けるべきです。必ず提出方法に応じた正確な日付を記入するようにしましょう。

応募企業への配慮として、常に最新の情報を伝える意識を持つことが大切です。

Q2. 履歴書と職務経歴書で年号を揃えるべき?

A. はい、履歴書と職務経歴書、そしてエントリーシートなど、全ての応募書類で年号の表記(和暦・西暦)を統一するのが基本ルールです。

  • 統一の重要性:採用担当者は、応募書類の複数のページを読み進めながらあなたの情報を把握します。和暦と西暦が混在していると、担当者が年代を把握する際に混乱を招き、読みにくさを感じさせてしまいます。これは、細かい部分ではありますが、応募書類の「読みやすさ」や「整理整頓」といった印象に関わる重要なポイントです。
  • 例:もし履歴書で生年月日を「平成〇年」と和暦で記載した場合、職務経歴書に記載する職務経験の期間なども「令和〇年〇月~」のように和暦で統一しましょう。逆に、履歴書が「19XX年」と西暦であれば、職務経歴書も西暦で統一します。

どちらの表記が正解ということはありませんが、統一感を意識することで、採用担当者にとって読みやすく、丁寧な印象を与えることができます。

Q3. 年齢欄がない履歴書はどうすればいい?

A. 年齢欄が設けられていない履歴書フォーマットの場合、基本的に年齢の記載は不要です。

  • 生年月日は必須:年齢欄がない履歴書でも、通常は「生年月日」の欄は存在します。生年月日を正確に記載していれば、企業はそれをもとにあなたの満年齢を計算できますので、別途年齢を書き加える必要はありません。
  • 余計な記載は避ける:自己PR欄や備考欄などに、わざわざ「現在〇歳です」といった形で年齢を記載するのは避けましょう。指示されていない情報を追加することは、かえって書類の意図を理解していないと受け取られる可能性があります。

近年では、年齢による差別をなくすという観点から、年齢欄を設けない履歴書フォーマットも増えてきています。履歴書の指示に従い、必要な情報を正確に記入することが最も重要です。