概要: TeraTermを使ったファイル転送について、基本から応用までを解説します。シリアル通信やSSH接続での転送方法、フォルダごと転送、よくあるエラーへの対処法、そしてコマンドを使った効率化についても触れています。
TeraTermとは？基本機能とシリアル通信・SSH接続
TeraTermの役割と人気の理由
TeraTerm（テラターム）は、Windows OSからリモートサーバーやネットワーク機器に接続するための、日本を代表するターミナルエミュレータです。1994年の誕生以来、オープンソースとして開発が続けられており、エンジニアにとっての「必携ツール」としての地位を確立しています。その人気の秘密は、動作の軽快さと圧倒的な信頼性にあります。最新のSSHプロトコルに対応しているだけでなく、日本語の文字化けが少なく、カスタマイズ性に優れている点が、多くの現場で標準採用される理由です。
また、TeraTermは単なる接続ツールにとどまりません。サーバー管理に欠かせないログの自動保存機能や、今回詳しく解説するファイル転送機能、さらには定型業務を自動化する「マクロ機能（TTL）」など、運用の効率を劇的に向上させる仕組みが凝縮されています。初心者からベテランまで、IT業界で長く活躍するためには避けて通れない、基本中の基本となるツールと言えるでしょう。
シリアル通信（RS-232C）の活用シーン
TeraTermの大きな特徴の一つが、ネットワーク経由の接続だけでなく、物理的な「シリアル接続」に対応している点です。主にルーターやスイッチといったネットワーク機器の初期設定、あるいは組み込み基板（ArmadilloやRaspberry Piなど）のデバッグ作業において、このシリアル通信機能が活躍します。PCのUSBポートと機器のコンソールポートを専用のケーブルで繋ぎ、TeraTermを介してコマンドを流し込むことで、まだIPアドレスが割り振られていない状態の機器でも操作が可能になります。
シリアル通信時には、ボーレート（通信速度）やデータビット、パリティといった通信パラメータを正確に合わせる必要がありますが、TeraTermはこれらの設定変更も容易です。特に、ネットワーク障害が発生してリモートからSSH接続ができなくなった際の「最後の命綱」として、シリアル接続によるコンソール操作はインフラエンジニアにとって極めて重要なスキルとなります。
セキュアなSSH接続の重要性
現代のサーバー管理において、最も一般的に利用されるのがSSH（Secure Shell）接続です。かつてのTelnet接続とは異なり、通信内容がすべて暗号化されるため、パスワードやコマンド入力内容を第三者に盗聴されるリスクを大幅に軽減できます。TeraTermは最新のSSH2プロトコルをサポートしており、安全なリモートアクセス環境を瞬時に構築できます。
SSH接続を確立することで、後述するSCP（Secure Copy）機能によるファイル転送も安全に行えるようになります。公開鍵認証方式を用いた接続設定を行えば、パスワード漏洩のリスクをさらに抑えつつ、スムーズなログインが可能になります。セキュリティ要件が厳しい企業環境やクラウドサービス（AWSやGCPなど）の運用において、TeraTermを用いたSSH接続は標準的な作法として定着しています。
【ここがポイント！】
TeraTermは「シリアル接続」と「SSH接続」の両方に対応しており、機器の導入から日常の運用まで一貫して利用できる万能なツールです。
【初心者必見】TeraTermでのファイル転送方法（ZMODEM/SCP）
ドラッグ＆ドロップで簡単！SSH SCP機能の使い方
TeraTermを使ってファイルをサーバーに送る際、最も直感的で簡単なのが「SSH SCP機能」です。SSH接続が完了している状態であれば、特別な設定は一切不要です。最も手軽な方法は、転送したいファイルをTeraTermのウィンドウ上にドラッグ＆ドロップすることです。すると、ダイアログが表示されるので、そこで「SCP」を選択するだけで転送が開始されます。
メニューから操作する場合は、「ファイル」メニューの「SSH SCP」を選択します。ダイアログの「To:」欄に転送先のパス（例：/tmp/）を入力し、送信ボタンを押せば完了です。GUIベースで操作できるため、Linuxのコマンド操作に慣れていない初心者の方でも、Windowsのエクスプローラーを扱うような感覚で安全にファイルをやり取りできるのが大きなメリットです。
ZMODEMを利用したシリアル転送の手順
SSHが使えないシリアル接続環境において、ファイルを転送するための救世主となるのが「ZMODEM」プロトコルです。これは古い歴史を持つプロトコルですが、現在でも組み込み開発や特殊なコンソール環境で広く利用されています。TeraTermはこのZMODEMを標準でサポートしており、低速なシリアル通信でも確実にファイルを送受信できます。
操作手順は、まずTeraTermの「ファイル」メニューから「転送」→「ZMODEM」→「送信」を選択します。一方、受信側のデバイス（Linuxなど）では、rzコマンドを実行して受信待機状態にする必要があります。逆にデバイスからファイルを取り出す場合は、デバイス側でsz ファイル名を実行し、TeraTerm側で受信操作を行います。このように双方向のやり取りが可能であり、ネットワークがない現場では非常に重宝されます。
送信と受信の具体的な操作フロー
ファイル転送には「送信（Local to Remote）」と「受信（Remote to Local）」の2つの方向があります。それぞれのフローを整理しておきましょう。送信の場合は、前述の通りドラッグ＆ドロップまたはSCPメニューを使用します。受信の場合は、「ファイル」メニューの「SSH SCP」ダイアログの下部にある「Receive」セクションを利用します。「From:」にリモート側のフルパスを書き、「To:」にローカルPCの保存先を指定して実行します。
この際、よくあるミスが「保存先のパス間違い」です。以下の表で、指定方法の基本を確認しておきましょう。
| 項目 | 指定例 | 意味 |
|---|---|---|
| 送信先（To:） | /home/user/ | 指定したディレクトリへ転送 |
| 送信先（空欄） | （空欄） | ログインユーザーのホーム直下 |
【ここがポイント！】
初心者はまず「ドラッグ＆ドロップによるSCP転送」から覚えましょう。これだけでファイル転送作業の8割はカバーできます。
フォルダごと転送！TeraTermファイル転送の応用テクニック
フォルダをまとめて転送するための「事前圧縮」
TeraTermの標準的なSCP機能やZMODEM転送には、実は一つ大きな制限があります。それは、「フォルダ（ディレクトリ）をそのままの形で転送することはできない」という点です。複数のファイルや階層構造を持つフォルダを転送したい場合、ファイルを一つずつ選んでいては時間がかかりますし、作業ミスも誘発します。
これを解決する最も一般的な方法は、ファイルを「アーカイブ（圧縮）」することです。Windows側から送る場合は、標準の「ZIP形式」で固めてから転送し、サーバー側でunzipコマンドを使って展開します。逆にLinuxサーバーからフォルダを持ち出す場合は、tar -cvzf backup.tar.gz /path/to/folderのようにアーカイブ化し、一つのファイルにまとめてからTeraTermで受信しましょう。この「固めて送る」テクニックは、転送効率を上げるための鉄則です。
scpコマンドを使った再帰的転送（-rオプション）
TeraTermのターミナル上で直接コマンドを入力してファイルを転送することも可能です。特に、フォルダ構造を維持したまま転送したい場合に強力なのがscpコマンドです。通常、GUIのSCP機能ではフォルダ転送ができませんが、コマンドライン上で-rオプション（recursive：再帰的）を付けることで、フォルダ内のすべての内容を一度に転送できます。
例えば、ローカルPCからサーバーの特定の場所にフォルダごと送りたい場合は、以下のようなコマンドイメージになります：
scp -r C:\project_folder user@server_ip:/home/user/
（※TeraTermからコマンドを呼び出す設定やパスが通っている必要があります）。これにより、階層が深い複雑なディレクトリ構造も、一発でサーバー側へコピーできます。手間を省きつつ、正確なデータ移行を行いたい場合に非常に有効な手法です。
TeraTermマクロを利用した自動転送の仕組み
毎日同じファイルを特定の時間にバックアップしたり、大量のサーバーに設定ファイルを配ったりする場合、手動でのファイル転送は苦行でしかありません。そこで活用したいのが、TeraTerm独自のスクリプト言語「TTL（Tera Term Language）」を用いたマクロ機能です。
マクロを使えば、「サーバーにログインし、特定のファイルをSCPで送信し、ログアウトする」という一連の流れを完全に自動化できます。例えばscpsendコマンドをマクロ内で記述することで、ユーザーの操作なしにファイルをバックグラウンドで転送し続けることが可能です。ルーチンワークをマクロに任せることで、オペレーションミスを防ぎ、大幅な工数削減を実現できます。中級者以上のエンジニアを目指すなら、ぜひマスターしておきたい応用テクニックです。
【ここがポイント！】
フォルダをそのまま転送できない制約は「事前圧縮」または「scp -rコマンド」で回避しましょう。マクロを覚えれば定期的な転送も自動化可能です。
ファイル転送ができない？よくあるエラーと解決策（Permission Deniedなど）
「Permission Denied」が発生する原因とパーミッション設定
TeraTermでのファイル転送中に最も頻繁に遭遇するのが、「Permission Denied（アクセス拒否）」というエラーです。これは、ファイルを書き込もうとしているディレクトリに対して、ログインしているユーザーが適切な書き込み権限（パーミッション）を持っていないために発生します。例えば、rootユーザーでないと編集できない/etc/配下などに一般ユーザーでファイルを送ろうとすると、必ずこのエラーに突き当たります。
解決策としては、まず転送先を一時的に/tmp/などの誰でも書き込み可能なディレクトリに指定することです。ファイルを一度/tmp/に送った後、SSHターミナル上でsudo mvコマンドを使って本来の目的地に移動させるという手順が最も安全で確実です。また、転送先のディレクトリの権限をls -ldコマンドで確認し、必要に応じてchmodやchownで権限を調整することも検討してください。
接続エラー（TimeoutやConnection Refused）の切り分け
転送以前の問題として、そもそも接続がうまくいかないケースも多々あります。「Connection Timeout」はパケットが相手に届いていない状態を示し、「Connection Refused」は相手には届いたが接続を拒否された（ポートが閉じている等）状態を示します。これらを解決するには、以下のステップで原因を切り分けるのが定石です。
- PINGでの疎通確認：
ping 相手のIPアドレスを実行し、物理的にネットワークがつながっているか確認する。 - ポートの確認： SSH（22番ポート）がファイアウォールでブロックされていないか、Windows側とサーバー側の両方の設定を確認する。
- サービスの稼働確認： サーバー側でSSHデーモン（sshd）が正しく起動しているか確認する。
特に職場のネットワーク環境では、ルーターやセキュリティソフトが通信を遮断していることが多いため、ネットワーク管理者の協力が必要になる場合もあります。
転送中にフリーズ・失敗する場合のチェックポイント
接続はできているのに、大きなファイルを送ろうとすると途中で止まってしまう、あるいは転送速度が極端に遅いというトラブルも厄介です。この原因の多くは、通信環境の不安定さや、シリアル通信におけるフロー制御の設定ミスにあります。シリアル通信の場合は、TeraTerm側の「シリアルポート設定」で、ハードウェアフロー制御（RTS/CTS）が適切に設定されているか見直してみましょう。
また、SSH SCPを使用している際にフリーズする場合は、サーバー側のディスク容量が一杯（Disk Full）になっていないか、あるいはクォータ制限に達していないかを確認してください。転送が失敗した後に、不完全なファイルが残っていると次回の転送を邪魔することもあるため、一度転送先のゴミファイルを削除してから再試行するのも有効な対策です。
【トラブル回避のコツ】
エラーが出たら「どこで止まっているか」を冷静に判断しましょう。権限不足なら /tmp/ を経由するのが一番の近道です。
TeraTermコマンド活用！ファイル転送を効率化する方法
ターミナルから直接scpコマンドを叩くメリット
TeraTermのGUIメニューを使った転送は便利ですが、コマンドライン（CLI）からのscpコマンドを併用することで、作業スピードはさらに加速します。最大のリスク回避メリットは、「操作ログが残る」という点です。どのファイルを、どこから、どこへ送ったのかがターミナルのログとして記録されるため、後から作業の正当性を証明したり、ミスを特定したりするのが容易になります。
また、CLIであればワイルドカード（例：*.log）を使って複数のファイルを一括指定して転送することも可能です。さらに、他のLinuxコマンドと組み合わせることで、「特定の条件に合致するファイルだけを抽出して転送する」といった高度な操作も自由自在です。GUIの「手軽さ」と、CLIの「柔軟性・確実性」を状況に応じて使い分けることが、プロのエンジニアへの第一歩です。
設定ファイル（TERATERM.INI）のカスタマイズ
TeraTermを自分好みに、より使いやすくするためには、設定ファイルであるTERATERM.INIの編集が欠かせません。このファイルをカスタマイズすることで、ファイル転送に関するデフォルトの挙動を変更できます。例えば、FTHideDialog=onに設定すると、ファイル送信時に毎回表示される転送状況のダイアログを非表示にでき、作業のテンポを阻害されなくなります。
また、FileSendFilterを設定すれば、送信ダイアログを開いたときに表示される「ファイルの種類」の初期値を、自分がよく使う拡張子（.txtや.confなど）に変更できます。些細なことのように思えますが、一日に何度もファイル転送を行うエンジニアにとって、こうした細かな「時短設定」の積み重ねが、大きな疲労軽減と生産性向上につながります。
効率を劇的に上げるファイル名自動リネーム機能
同じ名前のファイルを何度も送受信する場合に便利なのが、AutoFileRename=onという設定項目です。これを有効にしておくと、受信側に同名のファイルが存在した場合、上書きするのではなく「file_1.txt」「file_2.txt」のように、自動的にファイル名を変更して保存してくれます。これにより、誤って古い設定ファイルを上書きして消去してしまう事故を防ぐことができます。
特にログファイルを繰り返し取得するデバッグ作業などでは、ファイル名に自動的に枝番が振られることで、履歴管理が非常にスムーズになります。このように、TeraTermの奥深くにある設定を一つずつ紐解いていくことで、あなたのファイル転送作業はより安全で、かつ効率的なものへと進化していくはずです。
【効率化のアドバイス】
TERATERM.INI を自分専用に育てていきましょう。自動リネーム設定一つで、データの誤消去リスクは劇的に下げられます。
TeraTermファイル転送の「困った」をAI秘書が解決！
TeraTermでのファイル転送は、基本操作から応用まで、慣れないうちは戸惑うことも少なくありません。特に、コマンドを使った効率化や、予期せぬエラーに遭遇した際には、その解決策を探すのに時間を取られがちです。そこで、AIを「ファイル転送の秘書」として活用することで、これらの課題をスムーズに乗り越え、より生産的に作業を進めることができます。AIは、複雑な情報を整理し、具体的なアクションプランのたたき台を提供してくれる頼もしいパートナーとなります。
【思考の整理】記事のテーマをAIで整理・優先順位付けするコツ
TeraTermでのファイル転送について、まずはAIに全体像を整理してもらいましょう。例えば、「TeraTerm ファイル転送 効率化」といったキーワードでAIに質問を投げかけることで、基本操作、SSH接続、フォルダ転送、エラー対処、コマンド活用といった主要なトピックを洗い出してもらえます。これにより、自分がどこから学び始めれば良いのか、あるいはどの部分に重点を置くべきなのか、といった優先順位付けが容易になります。AIは、網羅的に情報を提示してくれるため、学習のロードマップ作成に役立ちます。
さらに、AIには具体的な疑問点をぶつけて、深掘りすることも可能です。「SSH接続でのファイル転送で、鍵認証がうまくいかない場合の一般的な原因と対処法は？」のように質問すれば、記事の内容を補完する形で、より実践的な情報や、想定されるシナリオに基づいたアドバイスを得られます。このように、AIを壁打ち相手のように活用することで、自身の理解を深め、学習の効率を格段に向上させることができます。
【実践の下書き】そのまま使えるプロンプト例（ を使用）
AIに具体的な作業を依頼する際には、明確な指示を出すことが重要です。以下のプロンプトは、TeraTermでのファイル転送に関する疑問を、AIに整理・提示させるための例です。このプロンプトを使うことで、AIは記事のサマリーにあるキーワードを網羅しつつ、読者が抱きがちな疑問点に対する回答のたたき台を作成してくれます。
TeraTermでSSH接続を利用してファイルを転送する際に、よくあるエラーとその具体的な解決策を、ステップバイステップで分かりやすく解説してください。特に、接続拒否、認証失敗、ファイルが見つからないといった状況に焦点を当て、それぞれの原因と、コマンドラインでの確認方法を含めてください。読者がすぐに理解し、実践できるような形式でお願いします。このプロンプトでは、「SSH接続」「ファイル転送」「よくあるエラー」「解決策」「ステップバイステップ」「コマンドライン」といった具体的な要素を指定しています。これにより、AIは網羅的かつ実践的な回答を生成しやすくなります。生成された内容は、あくまでAIが提示する「たたき台」として捉え、ご自身の環境や状況に合わせて適宜修正・加筆していくことが、より質の高い結果を得るための鍵となります。
【品質の担保】AIの限界を伝え、人がどう微調整すべきかの知恵
AIは確かに強力なアシスタントですが、万能ではありません。特に、実際のネットワーク環境やサーバーの設定は千差万別であり、AIが生成した情報が常に100%正確であるとは限りません。生成されたエラー対処法が、ご自身の環境には当てはまらない可能性も十分に考えられます。そのため、AIが提示する解決策は、あくまで「可能性の一つ」として捉え、鵜呑みにしないことが肝要です。
AIの出力結果は、必ずご自身の目で確認し、理解することが重要です。もしAIの回答で不明な点があれば、さらに質問を重ねるか、関連する公式ドキュメントや信頼できる情報源を参照して、知識を補強してください。最終的な判断や、具体的なコマンドの実行については、ご自身の責任において慎重に行ってください。AIを「補助ツール」として賢く使いこなし、最終的な品質はご自身の知識と経験で担保していくことが、安全かつ効率的なファイル転送の実現につながります。
まとめ
よくある質問
Q: TeraTermでファイル転送する主な方法は何ですか？
A: TeraTermでは、ZMODEMプロトコルを使用したファイル転送や、SCP（Secure Copy Protocol）を使用したSSH経由でのファイル転送が一般的です。
Q: TeraTermでフォルダをまとめて転送できますか？
A: TeraTerm単体でフォルダを直接転送する機能はありませんが、ZIPなどでフォルダを圧縮してから転送し、転送先で解凍するなどの方法で実現できます。
Q: TeraTermで「Permission denied」と表示されるのはなぜですか？
A: これは、ファイルやフォルダに対する書き込み権限がない場合に発生します。転送元・転送先のサーバーやPCでの権限設定を確認してください。
Q: TeraTermでシリアル通信を使ってファイル転送するには？
A: TeraTermでシリアルポートを設定し、ZMODEMなどのプロトコルを利用してファイル転送を行います。相手側も同様の設定が必要です。
Q: TeraTermのファイル転送をコマンドで自動化できますか？
A: TeraTerm自体に直接的なコマンドラインインターフェースはありませんが、一部の自動化ツールと連携したり、スクリプトを作成してTeraTermの操作を模倣することで、ファイル転送の自動化に近いことを実現できる場合があります。
