概要: AWSの無料利用枠は、初めてAWSを利用する方にとって非常に魅力的な選択肢です。本記事では、12ヶ月無料の基本から、対象サービス、終了後の注意点、さらには再利用の可能性まで、AWS無料枠を徹底的に解説します。賢く活用して、クラウド学習や開発をスタートさせましょう。
AWS無料枠を徹底活用!12ヶ月無料とその後の賢い利用法
クラウドコンピューティングの巨人、AWS(Amazon Web Services)は、その豊富なサービスラインナップと柔軟性で世界中の企業や開発者に利用されています。特に、新規ユーザーが気軽にAWSを体験できるように設けられた「AWS無料利用枠」は、多くの人がクラウドの扉を開くきっかけとなってきました。しかし、この無料枠制度は近年大きな変革を遂げ、かつての「12ヶ月無料枠」は新しいクレジット制のプランへと移行しています。
この記事では、AWSの無料利用枠の基本から、新しい制度の詳細、そして無料枠を最大限に活用するためのテクニックや注意点までを徹底解説します。これからAWSを始める方、すでに利用中の方、どちらにとっても役立つ情報が満載です。
AWS無料利用枠とは?12ヶ月無料の基本
AWSの無料利用枠は、新規ユーザーがAWSのサービスを学び、試用できるように提供される特別な制度です。かつてはアカウント作成から12ヶ月間、主要サービスが無料で利用できる「12ヶ月間無料枠」が中心でしたが、制度の変更により、その内容は大きく変化しています。
無料利用枠の3つの種類
AWS無料利用枠は、クラウドサービスを初めて利用する方や、新しい技術を試したい方のために、特定のAWSサービスを無料で利用できる制度です。この制度はかつて大きく分けて、「12ヶ月間無料枠」、「無期限無料枠(常時無料枠)」、そして「無料トライアル」の3種類がありました。それぞれ異なる特性を持ち、ユーザーの利用目的に合わせて活用されてきました。
「12ヶ月間無料枠」は、AWSアカウント作成から特定の期間(かつては12ヶ月間)にわたって主要サービスを無料で利用できる最も一般的なものでした。一方で、「無期限無料枠」は期間の制限なく、一定の利用量まで無料で使えるサービス群を提供し、AWS LambdaやAmazon DynamoDBなどがこれに該当します。
「無料トライアル」は、Amazon SageMakerのように、初回利用から短期間、特定のサービスを試用できる枠として提供されています。これらの枠を理解することで、AWSをより賢く、かつコストを抑えて利用することが可能になります。(参考情報より)
旧制度:12ヶ月間無料枠の概要
かつてAWSの無料利用枠の主軸であったのが、「12ヶ月間無料枠」です。これは、新規でAWSアカウントを作成したユーザーが、アカウント作成から12ヶ月間、Amazon EC2、Amazon S3、Amazon RDSといった主要なサービスを、設定された利用量の上限内で無料で利用できるという画期的な制度でした。例えば、Amazon EC2ではt2.microまたはt3.microインスタンスを月750時間まで、Amazon S3では5GBの標準ストレージを無料で利用できました。
この制度は、多くの開発者や企業がAWSの強力な機能を気軽に試すための入り口となり、クラウド導入の促進に大きく貢献しました。しかし、この「12ヶ月間無料枠」制度は、2025年7月15日以降、新規アカウント向けには終了しました。既存の12ヶ月間無料枠を利用中のアカウントについては、その期間が終了するまで引き続き適用されますが、これからAWSを始める方は新しい制度の適用となります。この変更により、AWSの無料利用枠の考え方が大きく転換期を迎えています。(参考情報より)
新制度:クレジット制無料プランへの移行
2025年7月15日以降、新規でAWSアカウントを作成するユーザーには、これまでの「12ヶ月間無料枠」に代わり、新しいクレジット制の無料プランが導入されました。この新しい制度では、アカウント作成時に最大200ドル相当のクレジットが付与されます。具体的には、サインアップ時に100ドル、特定のサービスを利用することで追加で100ドルを獲得できる仕組みです。
このクレジットは、最大6ヶ月間、またはクレジットを使い切るまでの期間(早い方)有効となり、その期間内でAWSサービスを無料で利用できます。新規アカウント作成時には、「無料プラン」または「有料プラン」を選択するオプションが提示されるようになりました。「無料プラン」を選択した場合、クレジットを使い切るか期間が終了すると、アカウントは自動的に閉鎖される(90日間の猶予期間あり)という点が大きな特徴です。これにより、意図しない課金を避けつつ、一定期間AWSを試すことができるようになりました。対象となるサービスは、無料プランで利用可能な一部のAWSサービスに限定されます。(参考情報より)
AWS無料枠の対象サービスと利用制限
AWSの無料利用枠を賢く活用するためには、どのサービスが対象で、どのような制限があるのかを正確に理解しておくことが重要です。旧制度の「12ヶ月間無料枠」と、常に利用可能な「無期限無料枠」では、その対象と制限が異なります。
旧12ヶ月無料枠の主要サービスと制限
かつての「12ヶ月間無料枠」では、AWSの基盤となる多くのサービスが対象となっていました。これらのサービスは、学習や小規模なプロトタイピングにおいて非常に強力な支援を提供していました。主要な対象サービスとその具体的な利用制限を以下に示します。
- Amazon EC2: t2.micro または t3.micro インスタンスを月750時間まで無料で利用可能でした。複数のインスタンスを同時に動かすと、すぐにこの上限に達する可能性があったため注意が必要でした。
- Amazon S3: 標準ストレージが5GB、GETリクエストが20,000件、PUTリクエストが2,000件まで無料でした。小規模なファイルや静的ウェブサイトのホスティングに十分な量です。
- Amazon RDS: MySQL、PostgreSQL、MariaDBなどを実行するdb.t2.microデータベースを月750時間まで、20GBの汎用SSDストレージと併せて無料で利用できました。
- Amazon CloudFront: 毎月50GBのデータ転送(送信)と2,000,000件のHTTPおよびHTTPSリクエストが無料でした。コンテンツ配信ネットワークの基本機能を試すのに役立ちました。
これらの制限を超過すると、すぐに通常の従量課金が発生しました。そのため、無料枠を利用する際には、常に利用状況を監視し、上限を超えないように注意深く管理することが求められました。(参考情報より)
常時利用可能な無期限無料枠サービス
AWSの無料利用枠には、期間を定めずに常に無料で利用できる「無期限無料枠」も存在します。これは、特定のサービスの基本機能を低コストで試したり、小規模なアプリケーションを運用したりする際に非常に有用です。主な対象サービスと利用制限は以下の通りです。
| サービス名 | 無料利用枠の概要 |
|---|---|
| AWS Lambda | 毎月100万リクエスト、400,000GB秒まで無料。サーバーレスアプリケーションのコアサービスです。 |
| Amazon DynamoDB | 最大25GBのストレージ、毎月2,500万回の読み取り/書き込みリクエストが無料。NoSQLデータベースを手軽に利用できます。 |
| Amazon CloudWatch | 10個のカスタムメトリクス、5GBのログストレージが無料。AWSリソースの監視に不可欠です。 |
| Amazon SNS/SQS | 毎月100万メッセージまで無料。メッセージングサービスを試すのに適しています。 |
| AWS Glue Data Catalog | 1,000テーブル、100万オブジェクトまで無料。データレイクの構築に役立ちます。 |
これらのサービスは、恒久的に無料枠が提供されているため、学習や開発の初期段階で積極的に活用すべきです。ただし、ここにも利用制限があるため、大規模な利用では課金が発生する可能性があることを忘れないでください。(参考情報より)
無料枠を超過しないための注意点
AWS無料利用枠を最大限に活用し、意図しない課金を避けるためには、いくつかの重要な注意点を理解しておく必要があります。最も重要なのは、無料枠は「上限付き」であり、利用時間や容量を超過すると自動的に課金が発生するという事実です。特に、EC2やRDSのようなインスタンスベースのサービスでは、月750時間という制限があるため、複数のインスタンスを同時に起動したり、異なるリージョンで利用したりすると、あっという間に上限に達してしまいます。
無料枠の対象となるサービスや制限は、利用するリージョンによって異なる場合があるため、アカウントを作成したリージョンだけでなく、他のリージョンでリソースをプロビジョニングする際にも注意が必要です。また、無料枠はアカウント作成日ではなく、アクティベーション(支払い方法の登録や電話番号認証など)から12ヶ月間有効であったため、利用開始タイミングも重要でした。(参考情報より)新しいクレジット制でも期間と上限が明確に定められています。常に利用状況を監視し、予算を超えないよう、細心の注意を払ってリソースを管理しましょう。
AWS無料枠終了前に知っておきたいこと:解約と更新
AWSの無料利用枠は期間限定であり、期間が終了すると自動的に有料サービスに移行します。この移行期に戸惑わないよう、事前に知っておくべきこと、そして賢く対処する方法を解説します。
無料期間終了後の自動課金と対策
AWS無料利用枠の期間が終了すると、利用していたサービスは自動的に通常の従量課金制に移行します。これは多くのユーザーが予期せぬ請求に直面する原因となるため、最も注意すべき点の一つです。例えば、12ヶ月間無料枠でEC2インスタンスを稼働させていた場合、期間終了後はそのインスタンスの稼働時間に対して通常の料金が発生し始めます。
この自動課金を防ぐためには、無料期間が終了する前に、継続して利用しないリソースは必ず停止または削除する必要があります。「停止」と「削除」は異なるアクションであり、停止しただけではストレージなどの課金が発生する可能性があるため、完全に不要な場合は「削除」を選択することが重要です。
新制度のクレジット制無料プランでは、クレジットを使い切るか期間が終了するとアカウントが自動的に閉鎖される(90日間の猶予期間あり)ため、旧制度に比べて意図しない課金のリスクは軽減されています。しかし、この期間中に有料プランへ移行した場合や、無料プランで利用できないサービスを利用した場合は、当然ながら課金対象となります。(参考情報より)
不要なリソースの停止・削除の徹底
無料枠終了後の予期せぬ課金を避けるための最も確実な方法は、不要になったAWSリソースを徹底的に停止または削除することです。特に注意すべきは、EC2インスタンス、RDSデータベース、EBSボリューム、S3バケットなど、利用時間やストレージ容量に応じて課金されるサービスです。
例えば、EC2インスタンスを「停止」しただけでは、インスタンスにアタッチされているEBSボリュームのストレージ費用は発生し続けます。完全に費用を発生させたくない場合は、EBSボリュームもスナップショットを作成した上で削除し、IPアドレスなども解放する必要があります。
S3バケットにオブジェクトが残っている場合もストレージ料金が発生しますし、ロードバランサーも稼働させているだけで費用が発生します。AWSコンソールで利用しているすべてのリージョンを確認し、停止しているにも関わらず課金されているリソースがないか、定期的にチェックする習慣をつけましょう。わずかなリソースでも積み重なると、年間で大きな金額になることがあります。(参考情報より)
請求アラートとコスト管理ツールの活用法
AWSの利用状況を把握し、予期せぬ課金を防ぐためには、請求アラートの設定とコスト管理ツールの活用が不可欠です。AWS Billing and Cost Managementコンソールでは、予算(Budgets)を設定し、その予算を超過しそうになったり、実際に超過したりした場合に通知を受け取ることができます。例えば、月額料金が1ドルを超えたら通知する、といったアラートを設定しておけば、無料枠を超えて課金が始まった際にすぐに気づくことができます。
これにより、すぐにリソースの停止・削除といった対応を取ることが可能になります。さらに、AWS Budgetsでは、サービスごとの利用料やタグごとのコストを追跡することもできるため、より詳細なコスト管理が可能です。Cost Explorerなどのツールも活用し、どのサービスでどれくらいの費用が発生しているのかを定期的に確認する習慣をつけましょう。
これらのツールを賢く利用することで、AWS無料枠のメリットを最大限に享受しつつ、安心してクラウド環境を運用することができます。(参考情報より)
AWS無料枠の再利用は可能?2回目以降の利用について
一度無料枠を使い切った後でも、AWSを無料で利用し続けたいと考えるかもしれません。しかし、無料枠の性質を理解し、その利用条件を把握しておくことが重要です。
基本は「1アカウント1回限り」
AWSの無料利用枠、特に旧制度の「12ヶ月間無料枠」は、AWSアカウント作成から12ヶ月間という期間制限があり、基本的には1つのアカウントにつき1回限りの提供でした。つまり、一度12ヶ月間が経過して無料枠が終了すると、同じアカウントで再度12ヶ月間無料枠が適用されることはありません。これは、無料枠が新規ユーザーがAWSを体験し、学習するための機会提供という目的を持っているためです。
新しいクレジット制の無料プランにおいても同様に、アカウント作成時に付与されるクレジットは一度限りであり、最大6ヶ月間、またはクレジットを使い切るまで有効です。この期間が終了すれば、そのアカウントで再度クレジットが付与されることはありません。したがって、無料枠を利用して学習や検証を終えた後、継続してAWSを利用する場合は、通常の従量課金モデルに移行することになります。もし再度無料枠に近い形で利用したい場合は、別のAWSアカウントを作成する選択肢も考えられますが、これはAWSの利用規約に抵触する可能性もあるため、注意が必要です。(参考情報より)
AWS Organizations利用時の注意
AWS Organizationsを利用して複数のAWSアカウントを一元管理している企業や開発チームの場合、無料利用枠の適用には特別な注意が必要です。参考情報にもある通り、AWS Organizationsを利用している場合、無料利用枠の対象となるアカウントは1つのみに制限されることがあります。これは、各子アカウントが独立した無料枠を持つわけではなく、Organizationsのマスターアカウントに紐づく形で、組織全体で1つの無料枠が適用されるケースがあるためです。
具体的には、12ヶ月間無料枠の対象サービスが、Organizations内のすべてのアカウントの使用量を合算してカウントされる場合があります。例えば、Organization内で複数のアカウントがEC2 t2.microインスタンスを稼働させている場合、それらの合計時間が月750時間を超えると、組織全体で課金が発生する可能性があります。そのため、Organizationsを導入している場合は、どのサービスが組織全体で共有の無料枠を持つのか、そしてどのアカウントで主に無料枠を利用するのかを事前に計画し、使用状況を厳密に監視することが極めて重要です。AWSの公式ドキュメントで最新のOrganizationsと無料利用枠に関する情報を確認することをお勧めします。(参考情報より)
無料期間終了後の学習・検証の進め方
AWS無料利用枠の期間が終了した後も、学習や検証を継続したいと考える方は多いでしょう。その際にまず活用すべきは、「無期限無料枠」のサービス群です。AWS Lambda、Amazon DynamoDB、Amazon CloudWatchなど、期間の制限なく一定量まで無料で利用できるサービスは、小規模なアプリケーション開発やサーバーレスアーキテクチャの学習に非常に適しています。これらを組み合わせることで、低コストで多くの実験が可能です。
また、有料サービスを利用する場合でも、「スポットインスタンス」や「リザーブドインスタンス」といった料金モデルを活用することで、オンデマンドインスタンスよりも大幅にコストを削減できます。特にスポットインスタンスは、余剰のEC2容量を利用するため、非常に安価に計算リソースを確保できます(ただし中断される可能性あり)。予算を設定し、AWS Budgetsを活用して予算超過を防ぎながら、段階的に有料サービスに移行していくのが賢明なアプローチです。クラウドに関する知識が深まれば深まるほど、コスト最適化の選択肢も広がります。無料枠の終了は終わりではなく、より高度なAWS利用へのステップアップと捉えましょう。(参考情報より)
AWS無料枠を最大限に活用するテクニックと注意点
AWS無料枠は、単なる無料期間というだけでなく、クラウドスキルを磨き、アイディアを形にするための強力なツールです。そのメリットを最大限に引き出すためのテクニックと、陥りがちな落とし穴を避けるための注意点をまとめました。
学習・プロトタイピングに最適化する
AWS無料利用枠の最大の目的は、新規ユーザーがAWSのサービスを学習・体験し、クラウドへの移行や導入を促進すること(参考情報より)です。そのため、個人での学習、小規模なプロトタイピング、新しい技術の検証といった用途に最適化して利用することが、無料枠を最大限に活用する鍵となります。例えば、Webアプリケーションのデプロイ方法を学ぶためにEC2インスタンスを立ち上げたり、サーバーレスAPIを構築するためにLambdaとAPI Gatewayを組み合わせたりする際に、無料枠は非常に強力な味方となります。
S3を使って静的ウェブサイトをホスティングしたり、RDSでデータベースの基本的な操作を試したりすることも可能です。ただし、本番環境レベルの負荷テストや大規模なデータ処理には向いていません。無料枠はあくまで「お試し」期間と割り切り、実際にサービスを稼働させる前段階でのスキルアップやアイディア検証に集中しましょう。目的を明確にし、その目的達成のために必要なリソースだけを最小限で利用する意識が重要です。
賢いリソース管理でコストを抑える
AWS無料利用枠を効率的に活用し、そして無料期間終了後もコストを抑えてAWSを利用し続けるためには、賢いリソース管理が不可欠です。最も基本的なのは、「不要になったリソースは速やかに停止または削除する」という原則です。(参考情報より)特にインスタンス系のサービス(EC2、RDSなど)は、起動しているだけで時間課金が発生するため、使わない時は必ず停止しましょう。
また、スナップショットやAMIなどもストレージ料金が発生するため、不要なものは定期的に削除することが重要です。リージョンを意識した管理も大切です。例えば、リソースを作成する際に、意図せず複数のリージョンに散らばって作成してしまい、それぞれのリージョンで課金が発生しているケースがあります。定期的にAWSコンソールですべてのリージョンを確認し、見落としているリソースがないかをチェックする習慣をつけましょう。また、AWS BudgetsやCost Explorerといったコスト管理ツールを積極的に活用し、自身の利用状況を可視化することで、無駄な出費を防ぐことができます。(参考情報より)
常に最新情報をチェックする重要性
AWSのサービスや料金体系、そして無料利用枠の制度は、常に変更される可能性があります。(参考情報より)現に、2025年7月15日以降の新しいクレジット制無料プランへの移行は、その最たる例です。そのため、AWSを継続的に利用する上で、AWSの公式ドキュメントや発表を定期的に確認することが極めて重要です。
無料利用枠の対象サービスが追加されたり、既存のサービスの無料利用枠の制限が変更されたりすることがあります。また、新しいサービスが発表され、期間限定の無料トライアルが提供される場合もあります。これらの最新情報をキャッチアップすることで、自身の学習や開発に役立つ新たな機会を見つけたり、予期せぬ課金を未然に防いだりすることが可能になります。SNSやAWSブログ、公式ニュースレターなどを購読し、常に情報感度を高く保つようにしましょう。これにより、変化の速いクラウドの世界で、常に最適かつコスト効率の良い利用方法を維持することができます。
まとめ
よくある質問
Q: AWSの無料利用枠で12ヶ月間、具体的にどのようなサービスが無料で使えますか?
A: EC2(仮想サーバー)、S3(オブジェクトストレージ)、RDS(データベース)など、数多くの主要サービスが無料利用枠の対象となっています。ただし、各サービスには利用上限が設定されています。
Q: 12ヶ月の無料期間が終了したら、自動的に課金されますか?
A: はい、無料利用期間が終了すると、利用状況によっては自動的に課金が開始されます。意図しない課金を避けるためには、事前に利用状況を確認し、不要なリソースは削除するか、有料プランへの移行を検討する必要があります。
Q: AWS無料枠を一度利用した場合、再度利用することはできますか?
A: 原則として、AWS無料利用枠は、新規にAWSアカウントを作成したユーザーが対象です。過去に無料利用枠を利用したことがあるアカウントでは、通常、再度の無料枠適用はありません。ただし、キャンペーンなどで一時的に再受験無料などの機会が設けられることがあります。
Q: AWSの無料枠は、従量課金制の300USD無料クレジットと併用できますか?
A: はい、AWSの無料利用枠と、新規アカウント作成時に付与される300USDの無料クレジットは併用可能です。無料利用枠の対象サービスで、無料枠の上限を超えた場合、この300USDのクレジットが利用される形になります。
Q: AWSの再受験無料キャンペーンは、いつ開催されますか?
A: AWSの再受験無料キャンペーンの開催時期は、事前に告知されることが一般的です。過去の例では、特定の時期(例: 2023年、2024年)に開催された実績がありますが、将来の開催時期についてはAWSからの公式発表をご確認ください。