1. マイナンバーカードの受け取り・更新!写真や期間、必要なものを解説
  2. マイナンバーカードの受け取り方法と期限について
    1. 申請から交付通知書、受け取りまでの流れ
    2. 交付通知書の内容と期限の重要性
    3. 受け取りに必要な持ち物リスト
  3. マイナンバーカードの更新手続き:5年ごとの更新と写真の準備
    1. カードと電子証明書の有効期限
    2. 更新手続きの開始時期と手数料
    3. 更新時の写真準備:規格と注意点
  4. オンライン申請と受け取りまでの期間について
    1. オンライン申請の利便性と手順
    2. 申請から受け取りまでの標準期間
    3. 更新申請と受け取りの期間短縮の可能性
  5. マイナンバーカード受け取り時の注意点と代理申請
    1. 本人受け取りの原則と例外
    2. 代理申請に必要な書類の詳細
    3. 受け取り場所と持ち物の最終確認
  6. よくある質問(FAQ)
    1. Q1: 受け取り期限を過ぎてしまったらどうなりますか?
    2. Q2: 更新手続きを忘れて期限が切れてしまったらどうなりますか?
    3. Q3: マイナンバーカードの写真は自分で撮影しても良いですか?
  7. まとめ
  8. よくある質問
    1. Q: マイナンバーカードは、いつまでに受け取る必要がありますか?
    2. Q: マイナンバーカードの更新は5年ごとですが、写真も新しく必要ですか?
    3. Q: マイナンバーカードはオンラインで申請できますか?また、いつ届きますか?
    4. Q: マイナンバーカードを受け取る際に必要なものは何ですか?
    5. Q: マイナンバーカードの受け取り時間を教えてください。

マイナンバーカードの受け取り・更新!写真や期間、必要なものを解説

デジタル社会において、マイナンバーカードは私たちの暮らしに欠かせない重要なツールとなりつつあります。

本人確認の身分証明書としてだけでなく、行政サービスのオンライン利用、健康保険証としての活用など、その役割は多岐にわたります。

2025年2月末現在、全国の保有枚数は約9,700万枚に達し、人口の約78%が保有するなど、普及率は着実に伸びています。

しかし、「どうやって受け取るの?」「更新って何が必要?」といった疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。

この記事では、マイナンバーカードの受け取り方法から更新手続き、必要な持ち物、写真の準備まで、皆さんがスムーズに手続きを進められるよう、詳しく解説します。

マイナンバーカードの受け取り方法と期限について

マイナンバーカードの申請を終えたら、次は受け取りの手続きです。
スムーズにカードを手に入れるために、申請から受け取りまでの流れや、期限、必要な持ち物をしっかり確認しておきましょう。

申請から交付通知書、受け取りまでの流れ

マイナンバーカードをオンラインや郵送で申請した後、約1ヶ月を目安に、お住まいの市区町村から「個人番号カード交付通知書」(はがき)が郵送されてきます。

この通知書が届いたら、いよいよカードを受け取ることができます。

交付通知書には、カードを受け取れる場所(多くは市区町村の窓口)と、受け取り期限が記載されています。

指定された場所へ、必要な持ち物を持参し、本人が出向いて受け取るのが原則です。
その場で暗証番号を設定し、カードが交付されます。

交付通知書の内容と期限の重要性

交付通知書に記載されている受け取り期限は、通常、通知書発行から数ヶ月後とされています。

期限内に受け取ることが推奨されていますが、万が一期限を過ぎてしまっても、多くの市区町村では一定期間カードを保管しています。

しかし、市区町村によって対応は異なるため、注意が必要です。

例えば、東京都足立区では、発行から1年間が受取期限と定められています。
期限が迫っている、あるいは過ぎてしまった場合は、速やかに交付通知書に記載されている連絡先へ問い合わせて確認することが重要です。

保管期間を過ぎると、カードが破棄されてしまい、再度申請が必要になる可能性もあります。

受け取りに必要な持ち物リスト

マイナンバーカードを受け取る際には、以下の持ち物が必要です。

  • 交付通知書(はがき):市区町村から送付されたもの
  • 本人確認書類
    • 顔写真付きの公的証明書(運転免許証、パスポートなど)であれば1点
    • 顔写真なしの公的証明書(健康保険証、年金手帳など)であれば2点
  • 通知カード(お持ちの場合):令和2年5月25日以降は廃止されていますが、それ以前に発行されたものでお持ちの方は持参します。
  • 住民基本台帳カード(お持ちの場合):お持ちの方のみ。
  • マイナンバーカード(更新・再交付の場合):現在お持ちのマイナンバーカード。

これらの書類がないとカードを受け取ることができませんので、事前にしっかり準備しておきましょう。

マイナンバーカードの更新手続き:5年ごとの更新と写真の準備

マイナンバーカードには有効期限があり、定期的な更新が必要です。
特に写真の準備は、更新手続きの重要なポイントとなります。
期限切れになる前に、早めに手続きを進めましょう。

カードと電子証明書の有効期限

マイナンバーカードの有効期限は、カード発行時の年齢によって異なります。

具体的には、発行時に18歳以上の方は発行から10年間18歳未満の方は発行から5年間です。
これは、18歳未満の方の容姿の変化が大きいためとされています。

また、カード内に搭載されている電子証明書(署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書)の有効期限は、年齢に関わらず発行から5年間となります。
これらの有効期限が切れると、確定申告(e-Tax)やコンビニでの住民票取得など、電子証明書を利用するサービスが利用できなくなりますので注意が必要です。

更新手続きの開始時期と手数料

マイナンバーカードの更新手続きは、有効期限の3ヶ月前から開始することができます。

有効期限の2~3ヶ月前を目途に、J-LIS(地方公共団体情報システム機構)から「有効期限通知書」が送付されます。
この通知書が届いたら、更新手続きを進めましょう。

マイナンバーカードおよび電子証明書の更新手数料は、原則として無料です。
ただし、紛失や著しい汚損など、ご自身の責任でカードを再発行する場合は、手数料として1,000円程度(カード再交付手数料800円+電子証明書再交付手数料200円)が必要となることがあります。

更新時の写真準備:規格と注意点

マイナンバーカードの更新手続きには、新たな顔写真が必要です。

写真には厳格な規格が定められており、これを満たさない場合は申請が却下される可能性があります。

主な規格は以下の通りです。

  • 撮影時期:申請前6ヶ月以内に撮影されたもの。
  • 撮影方法
    • 正面向き、無帽、無背景。
    • 顔が写真の中心付近にあり、正面を向いていること。
    • 頭の輪郭が全て写っており、写真の縁から顔の輪郭まで2~3mm以上の余白があること。
    • 鮮明に撮影され、傷や汚れがないこと。
    • サングラスなどで顔が隠れていないこと。
    • 顔や背景に影がないこと。
  • サイズ
    • 郵送申請の場合:縦4.5cm × 横3.5cm
    • オンライン申請の場合:ファイル形式はJPEG、カラーモードはRGB、ファイルサイズは20KB~7MB、ピクセルサイズは幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル

宗教上や医療上の理由で頭部を覆う必要がある場合など、やむを得ない事情がある場合は、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に相談してください。

オンライン申請と受け取りまでの期間について

マイナンバーカードの申請方法はいくつかありますが、オンライン申請は特に利便性が高く、手続きをスムーズに進めることができます。
ここでは、オンライン申請のメリットや、申請から受け取りまでの期間について解説します。

オンライン申請の利便性と手順

オンライン申請は、スマートフォンやパソコン、証明写真機から手軽に行えるのが最大のメリットです。

特に、有効期限通知書に記載されているQRコードを活用することで、申請書IDの入力が不要となり、より簡単に手続きを進めることができます。

スマートフォンからであれば、送られてきた有効期限通知書のQRコードを読み込み、必要事項を入力し、その場で撮影した顔写真を添付して送信するだけです。

24時間いつでもどこからでも申請できるため、忙しい方や、窓口に出向くのが難しい方にとって非常に便利な方法と言えるでしょう。

写真データも規格に沿って準備すれば、自宅で全て完結可能です。

申請から受け取りまでの標準期間

マイナンバーカードをオンライン申請した場合も、郵送申請の場合も、申請からカードの受け取りまではおおよそ同じくらいの期間がかかります。

一般的に、申請後約1ヶ月で、お住まいの市区町村から「交付通知書」(はがき)が郵送されてきます。

この交付通知書が届いたら、指定された交付場所へ本人確認書類などを持って受け取りに行くことになります。

ゴールデンウィークや年末年始など、行政機関が混み合う時期や、申請が集中する時期には、通常よりも発行に時間がかかる場合があります。

余裕を持って申請することをおすすめします。

更新申請と受け取りの期間短縮の可能性

更新申請の場合も、新規申請と同様に申請から受け取りまで約1ヶ月が目安となります。

オンライン申請を利用することで、郵送にかかる時間や申請書の記入ミスによる差し戻しのリスクを減らし、よりスムーズに手続きを進めることが期待できます

ただし、申請書類の不備があったり、提出された写真が規格を満たしていなかったりすると、審査に時間がかかったり、再提出を求められたりする場合があります。

そのため、申請時には必要事項を正確に入力し、写真規格をしっかり守ることが、期間短縮につながる重要なポイントです。

早めに手続きを完了させたい場合は、オンライン申請で必要事項と写真をしっかり確認して申請するのがおすすめです。

マイナンバーカード受け取り時の注意点と代理申請

マイナンバーカードの受け取りは、原則として本人が行う必要がありますが、やむを得ない事情がある場合は代理人に委任することも可能です。

ここでは、受け取り時の注意点と、代理申請に必要な書類について詳しく解説します。

本人受け取りの原則と例外

マイナンバーカードは、セキュリティの観点から、交付通知書に記載された本人が、指定された交付場所に出向き、厳格な本人確認を経て受け取ることが原則とされています。

これは、カードに搭載される個人情報や電子証明書の重要性に鑑みたものです。

しかし、病気や身体の障がい、施設入所、未就学児であることなど、やむを得ない理由により本人が来庁できない場合に限り、代理人による受け取りが認められています。

単に「仕事が忙しい」といった理由では代理人による受け取りはできませんので、注意が必要です。

代理申請に必要な書類の詳細

代理人による受け取りを申請する場合、通常よりも多くの書類が必要となります。

これは、代理人が本人になりすましてカードを受け取ることを防ぐための措置です。

代理申請に必要な主な書類は以下の通りです。

  • 交付通知書(はがき):本人が署名・押印したもの
  • 本人の本人確認書類:顔写真付き1点+顔写真なし2点、または顔写真なし3点(原本)
  • 代理人の本人確認書類:顔写真付き1点+顔写真なし1点、または顔写真なし2点(原本)
  • 代理権の確認書類
    • 法定代理人の場合:戸籍謄本、成年後見登記事項証明書など
    • 任意代理人の場合:交付通知書下部の委任状欄に本人が記入・署名したもの
  • 本人の来庁が困難であることを証する書類
    • 診断書、入院証明書(病気・障がいの場合)
    • 障がい者手帳
    • 施設入所証明書
    • 未就学児の場合:母子手帳など
  • 通知カード、住民基本台帳カード、現在のマイナンバーカード(お持ちの場合)

これらの書類は市区町村によって異なる場合があるため、事前に必ず窓口に確認し、不備がないように準備することが重要です。

受け取り場所と持ち物の最終確認

交付通知書が届いたら、まずは受け取り場所指定された受け取り期限をしっかり確認しましょう。

多くの場合は市区町村の窓口ですが、支所や特定の施設が指定されることもあります。

また、本人確認書類は顔写真付きのものがあるかどうかで必要枚数が変わるため、自身の状況に合わせて正確に準備してください。

特に代理申請の場合は、上記のように多くの書類が必要となり、一つでも欠けているとカードを受け取ることができません。

持ち物の準備は余裕をもって行い、不明な点があれば必ず事前に市区町村の窓口に問い合わせて確認するようにしましょう。

スムーズな受け取りのためにも、事前の準備と確認が何よりも重要です。

よくある質問(FAQ)

マイナンバーカードの受け取りや更新に関する疑問は多く寄せられます。
ここでは、特に多い質問とその回答をまとめました。

Q1: 受け取り期限を過ぎてしまったらどうなりますか?

A: 交付通知書に記載された受け取り期限を過ぎてしまっても、ほとんどの市区町村では、カードを一定期間保管しています。

例えば、東京都足立区では発行から1年間が受取期限とされています。

しかし、保管期間は自治体によって異なり、それを過ぎるとカードが廃棄されてしまう可能性があります。

期限を過ぎてしまった場合は、速やかに交付通知書に記載されている連絡先(お住まいの市区町村窓口)に問い合わせて、カードがまだ保管されているか、受け取りが可能かを確認してください。

もし廃棄されてしまっていた場合は、再度新規申請が必要となり、時間がかかってしまいます。

Q2: 更新手続きを忘れて期限が切れてしまったらどうなりますか?

A: マイナンバーカードの有効期限が切れてしまった場合でも、更新手数料は無料です。

期限が切れたからといって、カードが使えなくなるわけではありませんが、本人確認書類として利用できなくなったり、電子証明書が失効したりするなどの不便が生じます。

この場合、新たにカードを申請するのと同様の手続きが必要となりますが、更新申請扱いとなるため、手数料はかかりません

有効期限通知書が手元にある場合は、そこに記載された申請書IDやQRコードを利用してオンライン申請を行うのが便利です。

通知書がない場合でも、市区町村の窓口で申請書を受け取り、郵送または窓口で申請することができます。

なるべく早く手続きを進めるようにしましょう。

Q3: マイナンバーカードの写真は自分で撮影しても良いですか?

A: はい、自分で撮影した写真でも、マイナンバーカードの顔写真の規格をすべて満たしていれば使用可能です。

特にスマートフォンでのオンライン申請では、自分で撮影した写真をその場でアップロードできるため、非常に便利です。

ただし、写真には以下のような厳格な規格がありますので、これらすべてを満たしているか十分に確認してください。

  • 申請前6ヶ月以内に撮影されたもの
  • 正面、無帽、無背景
  • 顔が写真の中心にあり、正面を向いていること
  • 頭の輪郭が全て写っており、写真の縁から顔の輪郭まで2~3mm以上の余白があること
  • 鮮明に撮影され、傷や汚れがないこと
  • サングラスなどで顔が隠れていないこと、影がないこと
  • オンライン申請の場合は、ファイル形式やサイズ、ピクセル数の指定もあります

規格外の写真を提出すると、申請が却下され、手続きに時間がかかってしまう可能性があります。

不安な場合は、証明写真機や写真館での撮影を検討するのも良いでしょう。