皆さん、マイナンバーカードの有効期限、確認していますか?

オンラインでの手続きが便利になった今、更新を先延ばしにするのはもったいないですよ!

今回は、マイナンバーカードの更新手続きについて、いつからできるのか、オンライン申請のメリット、顔写真の撮り方、さらには期限が切れてしまった場合の対処法まで、皆さんの疑問に答える形で詳しく解説していきます。

この記事を読めば、スムーズに更新手続きが進められるはずです。ぜひ最後までご覧ください!

マイナンバーカードの更新手続き、いつからできる?

有効期限と通知のタイミング

マイナンバーカードの有効期限は、カード本体と、オンラインサービスに必要な電子証明書でそれぞれ異なります。

カード本体の有効期限は、18歳以上の方は発行から10回目の誕生日まで、18歳未満の方は5回目の誕生日までとなっています。

一方、電子証明書の有効期限は、発行から5回目の誕生日までと、カード本体よりも短い期間が設定されている点に注意が必要です。

うっかり期限が切れてしまうと、様々なサービスが利用できなくなる可能性がありますので、早めの確認が大切です。

更新手続きは、有効期限の3ヶ月前から行うことができます。

期限が近づくと、おおよそ有効期限の2~3ヶ月前を目途に、国から「有効期限通知書」がご自宅に郵送されます。

この通知書には更新に必要な情報(交付申請書のQRコードや申請書IDなど)が記載されていますので、届いたら必ず内容を確認し、早めに手続きを進めるようにしましょう。

総務省の発表によると、2025年度には、マイナンバーカード本体または電子証明書の更新が1,000万件超発生すると見込まれており、特に2025年度以降は、マイナポイント事業実施期間に発行されたカードの署名用電子証明書の更新が1,500万枚を超えると予想されています。

全国的に更新が集中する可能性が高いため、通知が届いたらすぐに手続きを始めることで、混雑を避けてスムーズに更新を完了できるでしょう。

電子証明書の期限と更新

マイナンバーカードの利便性の多くは、その中に搭載されている電子証明書によって実現されています。

具体的には、「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」の2種類があり、e-Taxでの確定申告、マイナポータルへのログイン、コンビニでの住民票などの公的証明書発行、健康保険証としての利用など、多岐にわたるオンラインサービスで活用されています。

この電子証明書の有効期限は、カード本体の有効期限よりも短く、発行から5回目の誕生日までと定められています。

たとえマイナンバーカード本体がまだ有効であっても、電子証明書が期限切れになると、これらのオンラインサービスは一切利用できなくなってしまいます。

電子証明書が期限切れになった場合でも、再発行(更新)は可能です。

しかし、重要な注意点として、電子証明書の更新手続きはオンラインではできません。

必ずご本人がマイナンバーカードを持参し、お住まいの市区町村の窓口に出向いて手続きを行う必要があります。

窓口では、簡単な本人確認の後、電子証明書の再発行の手続きを進めます。

手続き自体は比較的短時間で済みますが、窓口の混雑状況によっては待ち時間が発生することもありますので、時間に余裕を持って訪問することをおすすめします。

オンライン申請で便利に済ませられるのはカード本体の更新申請であることを覚えておくと、混同せずに手続きを進められるでしょう。

更新申請の具体的なステップ

マイナンバーカードの更新申請は、主に以下の4つの方法で行うことができます。

  1. オンライン(スマートフォン、パソコン)
  2. 郵便
  3. 証明写真機
  4. 市区町村窓口

この中で、最も手軽で時間や場所に縛られずに手続きができるのがオンライン申請です。

オンライン申請の手順は非常にシンプルです。

まず、ご自宅に届く「有効期限通知書」に記載されている交付申請書のQRコードをスマートフォンで読み取るか、パソコンから申請書ID(23桁)を入力して、マイナンバーカード申請用WEBサイトにアクセスします。

サイトの案内に従って、最新の顔写真データ(規定に沿ったもの)をアップロードし、氏名や生年月日などの必要事項を入力します。

入力内容に誤りがないか最終確認し、申請を完了させます。

申請が受理されると、後日、市区町村から「交付通知書」(新しいカードの準備ができたことを知らせるはがき)が郵送されてきます。

この交付通知書が届いたら、指定された市区町村窓口へ、本人確認書類と現在お持ちのマイナンバーカード(更新対象となるカード)を持参し、新しいカードを受け取りに行きます。

カードの受け取りは、原則として本人による手続きが必要です。

オンライン申請は、窓口に出向く回数を減らし、自分の都合の良い時間に手続きができるため、多忙な方にも非常におすすめの方法です。

オンライン更新のメリットと顔写真の撮り方

オンライン申請の利便性

マイナンバーカードの更新手続きにおいて、オンライン申請は非常に大きなメリットをもたらします。

最大の魅力は、24時間365日、いつでもどこからでも手続きが可能という点です。

役所の開庁時間を気にすることなく、ご自身の都合の良い時間にスマートフォンやパソコンから手軽に申請を進めることができます。

これにより、平日の日中に窓口へ足を運ぶための時間を作る必要がなくなり、仕事や家事で忙しい方にとっては、貴重な時間と手間を大幅に節約できます。

オンライン申請は、ご自宅に届いた交付申請書のQRコードをスマートフォンで読み取るか、申請書ID(23桁)をパソコンから入力するだけで、すぐに申請用WEBサイトにアクセスできます。

画面の指示に従って、顔写真のアップロードや必要事項の入力を行うだけで完了するため、特別な知識や複雑な操作は一切必要ありません。

窓口での長時間にわたる待ち時間や、書類を記入する煩わしさからも解放されます。

このように、オンライン申請は、物理的な制約をなくし、申請者のライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる、非常にユーザーフレンドリーな更新方法と言えるでしょう。

スマートかつ効率的にマイナンバーカードを更新したい方には、オンライン申請が断然おすすめです。

顔写真の撮影規定(重要ポイント)

オンライン申請で最も重要かつ注意が必要なのが、顔写真の準備です。

マイナンバーカードの顔写真は、本人確認の要となるため、パスポート写真と同様に厳格な規定が設けられています。

主な規定は以下の通りです。

  • 撮影時期: 最近6ヶ月以内に撮影されたもの。
  • 向き・背景: 正面、無帽、無背景。
  • 表情: 表情は自然なままで、口は閉じ、目は開けていること。
  • その他: 顔や背景に影がなく、鮮明で傷や汚れがないもの。サングラスなどで顔が隠れていないこと。頭の輪郭が全て写真内に収まっており、小さすぎず、大きすぎないこと。

特にオンライン申請の場合、写真データに関する具体的な規定も細かく定められていますので、必ず確認しましょう。

項目 規定
ファイル形式 JPEG形式
カラー RGBカラー
ファイルサイズ 20KB~7MB
ピクセルサイズ 幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル

さらに重要な点として、顔写真の輪郭から写真の縁まで2~3mm以上の余白があること、背景に模様や影がないことなどが求められます。

これらの規定に一つでも違反していると、写真が不鮮明と判断されたり、本人確認が困難とされたりして、申請が却下される可能性が高まります。

結果として、写真の再提出を求められ、カード発行までの期間が大幅に遅れてしまうことになりかねませんので、細心の注意を払って準備を進めましょう。

失敗しない顔写真のコツ

顔写真の規定は多岐にわたり、完璧な一枚を撮影するのは難しそうに感じるかもしれません。

しかし、いくつかの簡単なコツを押さえれば、自宅でも規定を満たした鮮明な写真を撮影することができます。

まず、撮影場所は自然光が豊富に入り、顔全体に均一な光が当たる明るい場所を選びましょう。

窓際などが理想的ですが、逆光にならないよう注意してください。

部屋の照明だけでは影ができやすいため、可能であれば補助光を使うか、日中に撮影するのがおすすめです。

背景は無地の白い壁が最も適しています。

もし白い壁がない場合は、白いシーツや布などを広げて背景にするのも良い方法です。

背景に模様や物が映り込まないよう、シンプルな環境を整えましょう。

姿勢はまっすぐ、肩の力を抜いてリラックスし、カメラのレンズをしっかり見つめて正面を向きます。

表情は自然な笑顔か真顔で、口は閉じ、目は大きく開けるように意識してください。

メガネをかける場合は、レンズに光が反射したり、フレームが目にかかったりしないよう、角度を調整するか、一時的に外して撮影することをおすすめします。

スマートフォンで撮影する場合は、画質の良いアウトカメラを使用し、手ブレを防ぐために三脚を使ったり、誰かに協力してもらったりすると良いでしょう。

撮影後、ピクセルサイズやファイルサイズを規定内に収めるためのトリミングやリサイズは、スマートフォンの写真編集機能や、オンラインで利用できる無料の画像編集ツールで行うことができます。

アップロード前に、すべての規定を満たしているか最終確認を行うことで、スムーズな申請につながります。

顔写真の変更・更新、スマホでもOK?

スマホで顔写真撮影のメリット

マイナンバーカードの更新に必要な顔写真は、スマートフォンを使えば非常に便利に準備することができます。

その最大のメリットは、時間や場所を選ばずに、自分のペースで撮影できる点にあります。

写真館や証明写真機に出向く必要がなく、自宅でリラックスした状態で、納得がいくまで何枚でも撮り直しが可能です。

これにより、証明写真機での撮影のように急いで撮る必要がなく、じっくりと最高の1枚を選ぶことができます。

さらに、証明写真機の利用料金や写真館での撮影費用を節約できるのも大きな魅力です。

撮影した写真はデジタルデータとして手元に残るため、オンライン申請との相性も抜群で、撮影からアップロードまでの一連の流れをスマートフォン一つでスムーズに進められます。

最近のスマートフォンに搭載されているカメラは非常に高性能であり、適切な環境で撮影すれば、プロ仕様のカメラと遜色ない鮮明な写真を撮ることが可能です。

特別な機材がなくても、誰もが簡単に高品質な証明写真を準備できるようになったことは、更新手続きのハードルを大きく下げる要因となっています。

この手軽さを活用して、ぜひスマートフォンでの撮影に挑戦し、よりスマートにカードを更新しましょう。

スマホで撮る際の注意点

スマートフォンでの顔写真撮影は便利ですが、マイナンバーカードの厳格な規定を満たすためには、いくつかの注意点があります。

まず、手ブレを防ぐことが非常に重要です。

三脚を使用するか、壁にもたれるなどしてスマートフォンをしっかりと固定するか、友人や家族に撮影を依頼すると、より鮮明な写真が撮れます。

また、多くのスマートフォンにはインカメラとアウトカメラが搭載されていますが、画質の良いアウトカメラの使用を強く推奨します。

インカメラは画質が劣る場合が多く、自撮りの際に顔がゆがんで見えたり、手ブレが起きやすかったりする傾向があるため、避けるのが賢明です。

フラッシュの使用は、顔に影ができたり、光が反射してしまったりする原因になるため、自然光のもとで撮影するのがベストな方法です。

窓際など、明るく均一な光が当たる場所を選びましょう。

最も重要なのは、顔写真の厳格な規定を遵守することです。

正面、無帽、無背景はもちろんのこと、顔の輪郭から写真の縁までの余白、背景に模様がないことなどをしっかりと確認してください。

背景に生活感のあるもの(家具、電化製品など)が映り込まないように、シンプルな白い壁の前などで撮影することも忘れずに。

必要に応じて、写真のトリミングやサイズ調整ができるスマートフォンアプリを活用するのも有効な手段ですが、その際も規定を逸脱しないよう注意が必要です。

PCからの写真アップロード方法

スマートフォンで撮影した顔写真を、パソコンからオンライン申請サイトにアップロードする手順も簡単です。

まず、スマートフォンで撮影した写真をパソコンに転送します。

転送方法はいくつかあり、ご自身の使いやすい方法を選べます。

  • USBケーブル: スマートフォンとパソコンをUSBケーブルで接続し、写真を直接パソコンのフォルダに転送します。最も確実な方法の一つです。
  • クラウドサービス: Googleドライブ、Dropbox、OneDriveなどのクラウドストレージサービスに写真をアップロードし、パソコンからダウンロードします。複数のデバイス間で写真を共有するのに便利です。
  • メール: 自分のパソコンに写真を添付してメールで送信し、受信したメールからダウンロードします。手軽ですが、ファイルサイズによっては送信できない場合もあります。
  • LINEなどのチャットツール: スマートフォンアプリで自分宛てに送信し、パソコン版のチャットツールからダウンロードすることも可能です。

パソコンに写真が転送できたら、次に画像編集ソフトを使ってサイズ調整を行います。

Windowsの「ペイント」やMacの「プレビュー」といった標準搭載のソフトでも、ピクセルサイズやファイルサイズを規定の範囲内に調整することは十分可能です。

規定の「幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル」および「ファイルサイズ20KB~7MB」に収まっていることを確認しましょう。

調整が完了したら、マイナンバーカード申請用WEBサイトにアクセスし、「顔写真のアップロード」の項目で、保存した写真ファイルを選択してアップロードします。

アップロード前に、すべての規定を満たしているか最終チェックを怠らないようにしてください。

マイナンバーカードが期限切れになったら?再発行は?

期限切れでも再発行は可能

「マイナンバーカードの有効期限が切れてしまった!」と気づいて焦る方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。

マイナンバーカード本体が期限切れになったとしても、再発行は可能です。

ただし、期限が切れた後の手続きは、多くの場合、新規でマイナンバーカードを申請するのと同様の扱いとなります。

このため、通常よりも手続きに時間がかかったり、再度顔写真を用意したり、新しい申請書を作成したりする必要が出てくる可能性があります。

最もスムーズなのは、有効期限が切れる前に更新手続きを行うことです。

有効期限の3ヶ月前から更新手続きが可能であり、2~3ヶ月前には「有効期限通知書」が郵送されますので、この通知を見落とさないように注意しましょう。

参考情報にもある通り、2025年度以降は、マイナポイント事業実施期間に発行されたカードの署名用電子証明書の更新が1,500万枚を超えると予想されており、全国的に更新手続きが殺到する可能性があります。

期限切れで再発行となると、さらに手続きに時間がかかり、カードの受取までに長期間を要する可能性が高まりますので、早めの対応を心がけることが大切です。

もし期限が切れてしまった場合は、速やかに市区町村窓口に相談し、必要な手続きについて具体的な指示を仰ぎましょう。

電子証明書だけが切れた場合

マイナンバーカードの有効期限には、「カード本体の有効期限」と「電子証明書の有効期限」の2種類があることをご存知でしょうか。

カード本体の有効期限は18歳以上で10年間、18歳未満で5年間ですが、電子証明書(署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書)の有効期限は、年齢にかかわらず発行から5回目の誕生日までと定められています。

そのため、カード本体はまだ有効なのに、電子証明書だけが先に期限切れになってしまうケースがよくあります。

電子証明書が期限切れになると、e-Taxでの確定申告、マイナポータルへのログイン、コンビニでの住民票の写しや印鑑登録証明書の発行といった、オンラインサービスが一切利用できなくなります。

しかし、カード本体は有効な状態が続くため、運転免許証などのように、本人確認書類としての利用は可能です。

電子証明書を更新したい場合、オンラインでの手続きはできません。

必ずご本人がマイナンバーカードを持参して、お住まいの市区町村の窓口で手続きを行う必要があります。

手続き自体は比較的短時間で済みますが、窓口の混雑状況によっては待ち時間が発生することもありますので、時間に余裕を持って出向くことをおすすめします。

電子証明書が切れて困らないよう、有効期限が来る前に「有効期限通知書」を確認し、早めに窓口へ足を運びましょう。

期限切れ後の手続きの流れ

万が一、マイナンバーカードが期限切れになってしまった場合でも、慌てずに適切な手続きを踏めば問題なく新しいカードを手にすることができます。

まず、最初に行うべきは、お住まいの市区町村の窓口へ連絡し、現在の状況と今後の手続きについて相談することです。

自治体によって手続きの詳細や必要書類が異なる場合があるため、事前に確認することが非常に重要です。

多くの場合、期限切れ後の再発行は新規申請と同様の扱いとなり、改めて申請書を記入し、規定サイズの顔写真を用意する必要があります。

必要な持ち物としては、本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)、場合によっては住民票の写しなどが求められることがありますので、事前に市区町村の担当部署に問い合わせて確認しておくとスムーズです。

申請後、新しいカードが発行され、準備が整うまでには、通常1ヶ月程度かかります。

交付準備ができた際には「交付通知書」が郵送されますので、それを持参して再度市区町村窓口へ受け取りに行くことになります。

この受け取りも原則として本人による手続きが必要であり、暗証番号の設定も行います。

不明な点が多いと感じたら、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に電話して相談するのも良い方法です。

期限切れにならないのが一番ですが、もしそうなってしまっても適切な手順を踏めば、新しいカードを手にすることができますので、ご安心ください。

区役所での手続きと知っておきたい交付申請書について

区役所窓口での手続きの準備

オンライン申請が苦手な方、あるいは電子証明書の更新など、特定の手続きが必要な場合は、区役所や市役所の窓口で手続きを行うことになります。

窓口での手続きをスムーズに進めるためには、事前の準備が非常に重要です。

まず、必要な持ち物を確認しましょう。一般的には、以下のものが必要となります。

  • 有効期限通知書: ご自宅に郵送されてきたもの(お持ちの場合)。
  • マイナンバーカード: 更新対象となる現在お持ちのカード。
  • 本人確認書類: 運転免許証やパスポートなどの顔写真付きの公的身分証明書が1点、または健康保険証や年金手帳などの顔写真なしの公的身分証明書が2点。
  • 交付申請書: 郵送されてきたもの(お持ちの場合)。紛失していても窓口で再発行可能です。
  • 顔写真: 縦4.5cm×横3.5cmの証明写真(最近6ヶ月以内に撮影、無帽、無背景)。

これらの書類を事前に揃えておくことで、窓口での手間を省くことができます。

また、窓口の混雑状況は時間帯や曜日によって大きく異なります。

特に週明けや午前中は混み合う傾向があるため、可能であれば平日の中日や午後の遅い時間帯を狙って訪問すると、待ち時間を短縮できるかもしれません。

事前に各市区町村のウェブサイトで、窓口の受付時間や混雑状況、必要書類の最新情報を確認しておくことを強くおすすめします。

スムーズな手続きのためには、事前の情報収集と準備が成功の鍵となります。

交付申請書の役割と記入

マイナンバーカードの交付申請書は、更新手続きにおいて非常に重要な役割を果たす書類です。

この申請書は、オンライン申請、郵便申請、窓口申請のいずれの方法においても、申請者の身元情報や申請意思を明確にするための基本書類となります。

ご自宅に郵送されてくる「有効期限通知書」には、QRコード付きの交付申請書が同封されていることがほとんどです。

このQRコードをスマートフォンで読み取れば、手軽にオンライン申請へスムーズに移行できますし、申請書ID(23桁)をパソコンに入力してオンライン申請することも可能です。

郵便で申請する場合は、申請書に氏名、住所、生年月日などの必要事項を正確に記入し、規定サイズの顔写真を貼り付けて送付します。

窓口で申請する場合も、この申請書を提出することになりますが、窓口で新しい申請書を入手し、その場で記入することも可能です。

もし交付申請書を紛失してしまった場合や、手元に古い申請書しかない場合は、お住まいの市区町村の窓口で再発行してもらうことができます。

その際は、本人確認書類が必要となるため、忘れずに持参しましょう。

申請書への記入は、間違いがないように丁寧に行うことが大切です。

特に氏名や住所、生年月日などの個人情報に誤りがあると、手続きが滞る原因となりますので、提出前には必ず内容を再確認してください。

代理人による手続きと注意点

マイナンバーカードの更新手続きは、原則として本人が行うこととされています。

しかし、病気や身体の障害、長期の海外出張など、やむを得ない事情がある場合に限り、代理人による手続きが認められることがあります。

代理人による手続きを検討している場合は、まず、お住まいの市区町村の窓口に事前に連絡し、相談することが不可欠です。

代理人による手続きには、通常、本人からの委任を示す書類や、やむを得ない事情を証明する書類など、追加の書類が必要となります。

一般的に必要となる書類は以下の通りです。

  • 委任状: 本人直筆で代理人に手続きを委任する旨を記載し、本人の署名・押印があるもの。
  • 代理人の本人確認書類: 運転免許証やパスポートなど。
  • 本人の本人確認書類: 代理人が持参する必要があります。
  • 診断書など、やむを得ない事情を証明する書類(市区町村によっては必要)。

これらの必要書類や手続きの詳細は、各市区町村によって異なる場合があるため、必ず事前に確認し、不足がないように準備しましょう。

不明な点があれば、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に電話して確認するのも良い方法です。

また、マイナンバーカードは非常に重要な個人情報が含まれるため、代理人による手続きにおいては、個人情報の取り扱いに最大限の注意を払い、信頼できる人に依頼するようにしてください。

不正な代理申請は法的な問題を引き起こす可能性があるため、細心の注意が必要です。

いかがでしたでしょうか?

マイナンバーカードの更新手続きは、オンラインを活用すれば、とても手軽に済ませることができます。

顔写真の規定を守り、期限切れになる前に余裕を持って手続きを進めることが大切です。

ぜひ、この記事を参考に、スムーズな更新手続きを行ってくださいね!